【あらすじ】
雪の降る日、少年が園に向かう途中、池にダイオウイカのいかたろうが凍っているのを発見する。
いかたろうが海へ帰れるように、イカしたアイデアを出して、園の先生や仲間たちを協力して大きなポットをもっていくが…
ファンキーないかたろうと、元気いっぱな幼稚園児の楽しいお話。
【感想】
展開がファンキーすぎて笑える。絵も独特の華やかな素敵な雰囲気。どこの国だかわからない感じで、絵をあちこち見ているだけでも楽しめる。
夢中になって踊っていたら、海から川をさかのぼり、池で凍ってしまった…そんな風に、夢中になれるものがあるなんて、いかたろうは幸せ者である。と、同時に困ったちゃんでもある。
しかし、いかたろうを救出する事で、幼稚園の(これが月謝が高そうな幼稚園なのだ)みんなの結束が強まり、日ごろの運動不足も解消し、楽しく遊べたからいいのだろうか。アーティストも世の中の役に、特に、子どもの役に立つのだ。改めて、アーティストに感謝した。
さておき、眺めているだけで楽しい気分になれる一冊です。
どうでもいいけど、やけに盛り上がる、ユーモアたっぷりで、心が潤います。
イカ踊りの詳しいやり方も公開しているので、実際にやってみてください!でも、夢中になりすぎないようにね。