正確には何歳ごろだったか分かりませんが、繰り返し読んだ記憶があります。
いつも図書館のこどものコーナーに行くと手にとっていました。
なぜかとても好きだったんです。
たぶんネリロの切なさに同調してしまい、でも最後に報われる感じが好きだったのではないでしょうか。
なんの動物だか分からないのとか、絵も良かったのかもしれません。
そんなに教訓とか気にしてなかったのだと思います。子供ですから。
ただ好きでした。
今思えば、たぶん、どんでん返しが好きだったのではないかと。
あと、子供ながらに外されることへの恐怖があったのかもしれませんね。
コンプレックスもすでにあったのかもしれません。(コンプレックスの多い子供でした。4歳ぐらいなので無意識でしょうけど)
私は次女でしたが、母と姉に置いていかれる夢を何回も見た記憶があります。
でもこのお話では、最後に救いがありますから、安心できたのではないかと。
そんな気がします。
ただ理由もわからず、読むと気持ちよくて、他の絵本を読んでも、結局またこの絵本を手にとっていたのを覚えています。