夢の中。
よるくまとぼく。
よるくまのお母さんを探しに。
お母さんを探して心細くて寂しくて・・泣いてしまうよるくま。
そのよるくまをかわいそうに思って、いっしょに探すぼく。
そのぼく・・眠っているぼくを温かく見守るお母さん。
そしてよるくまのためにと魚を釣っていたよるくまお母さん。
みんな、みんな、温かい。
背景の色と光と影の表現が、気持ちの色となって。
まっくらな中にビューンとひとすじの流れ星が流れるページ、効果的です。
4歳の我が子も、この「ぼく」と同じ柄のパジャマでクマのぬいぐるみと寝ています。
そして「ママ あのねあのね」と一生懸命話しかけてくるところも
一緒。すごく重なるところが多くて、切ない愛しさでいっぱいになりました。
ちなみに息子は「よるくま クリスマスのまえのよるに」も大好き。
(友人のお子さん・女の子は「よるくま」を「一番大好きな絵本!」と云ってました)