女の子の子猫との交流と気持ちの変化が描かれています。
ひなちゃんは、母猫が置いて行った子猫を手放しでは歓迎しませんでしたが、世話をするうちに少しずつ愛おしさを感じるようになります。
母が出かけ、子猫の姿が見えなくなった時に、自分が迷子になって、母と離れた時の不安な気持ちを思い出します。
そして母猫の代わりに自分が子猫を守ると改めて心に誓うのです。
グレーや薄い茶色、肌色がベースで、ひなちゃんの服や猫をくるむ
ブランケットの水色やピンクがきれいです。
猫のきれいな青い目は宝石のよう。
秋の夕暮れのそらがもの寂しく、いなくなった猫のことを案じるひなちゃんの気持ちが伝わります。