様々なレビューで好評な作品ですが、私にはちょっと気がかりな作品です。
お父さんと一緒の帰り道、手をつなぎながら、お父さんは携帯電話でほかのだれかと話してます。
寂しそうな女の子は、気を紛らわせるように、街に咲く花を摘んで歩きます。
死んだ小鳥にお花を上げるシーンが印象的。
無関心な父親と、やさしさいっぱいの女の子。
女の子は摘んだ花を、いろんな人にあげていきます。
次第に町が色づいていくのがいいですね。
きっと街にさりげなく咲く花が、幸福を呼ぶのかもしれません。
でも、女の子は幸せなのかな?
とてもメンタルな作品です。
とても哲学的な作品です。