絵の感じがとても優しく、私は好きです。
まだ小さな娘にはどうかな?とは思いましたが(目をひく色合いのものの方がが喜ぶので・・・)、何度もみせているうちに、本を持ってくるだけですごく喜ぶようになりました。
主人公のくもくんが、いろんな形に変身しながらも、はじめ自分に決まった形がないことに悲しむ姿が、なんだか切なかったです。
けれど、「かたちがないことが僕のかたちなんだ」ときづいたくもくんに、私は心がすごくすっきりしたのを覚えています。
この本を見て、雲が大好きになりました。空を見ては、娘と「くもさん、いるよ」と、お話しています。