表紙絵が車いすです。手のひらサイズの小さ目な作品です。
中身も、登場するのは車いすだけです。
でもこの車いすが、この作品に描かれている作者の心の動きに合わせて、いろんな表情を見せてくれます。
その表情が半端ありません。
幼いころに小児マヒになったせいで、現在も手足に障害を持ち、車いすなしでは生活できない作者が、その心の内を素直に語ってくれています。
がんばれ、がんばれ!と、応援したくなります。
幼いお子さんには伝わりにくいと思いますが、中学生・高校生くらいのお子さんたちに、ぜひ紹介したいなと思いました。