子供って、寝る時に布団でいろんなお話しますよね。
この絵本も、ちいさな男の子が寝る前にお母さんとお話をして、お母さんのぬくもりを感じながら眠る...というとても暖かみのあるえほんです。
おかあさんと男の子の会話調になっている文はとても読みやすく、また子供にも聞き取りやすいです。
男の子と一緒におかあさんを探しにでかけた「よるくま」くん、なかなかおかあさんが見つからなくて泣いちゃいます。でも男の子も一緒に探してあげてるからさみしくないよ、読んでるボクも一緒だよ、だから泣かないで..と絵本と同化してしまいます。
やっとおかあさんが見つかった時のあの安心感、なんとも言えません。
読んでいる私も、ふと母の胸のあたたかさを懐かしく思い出しました。