子供を置いての長期の出張を思い出す。出掛ける前に行くべきか行かぬべきかと散々悩み、そして出掛ける。子供との生活の年月が長くなってくると尚更は離れずらくなる。よるくまちゃんみたいに母親を探そうと自分の気持ちを表現できる子供ならまだ救われる。しかし、子供ながらに自分の気持ちを抑え、我慢をする子供だったら、留守を守って子守りをしているほうは、余計に不憫でならないような気がする。親を慕う気持ちは、幼ければ幼いほど、ストレートに届く。よるくまちゃんのママは、生活の支えるべくとる行動に、子供が親を恋しがっている気持ちを目の当たりにしたとき、親としての充実感を深く感じるのではないでしょうか。よるくまちゃんのママとよるくまちゃんを通して、何時も側にいなくても、親と子の見えない絆はつながっていると確信するのであります。