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遊び心がメキメキ目覚める本!
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投稿日:2009/11/15 |
私が一目惚れして、どうぶつランドと揃えて2冊即買い。
ああ、でももっと小さい子向けかなぁ…ドキドキ。
遊んでくれなかったらもったいないなぁ…
でも、思いっきり杞憂でした。
年長の息子は、まず、どうぶつランドをぐるりめぐらしたサークルの真ん中に座り、
恐竜並べてジュラシックパークを作ってひとりで延々遊び、
お友達が来た時には、どうぶつランドと2冊つなげてうずまきにして、
「めいろ〜〜〜〜〜!!!」と言ってグルグル駆け回りました。
小学校低学年の娘のお友達は、本を見るなり、
「おみせやさんごっこする〜〜〜〜!!!」と叫んで駆けより、
赤ちゃん時代のおままごとや積木、算数セットのおはじきにレゴ、
ポケモンのフィギュアなど総動員して、
画用紙でクーポンや割引券を作って、3時間近くひたすらこれだけで遊んでました。
普段、どんな遊びも長続きしないで、すぐ飽きてしまう娘たちが、
こんなに集中して遊んでいるのを見て、
ひらめけばこんなにも遊びが広がるんだなぁ…と
感動しながら見ていました。
とにかく次から次へと新しい遊び方ができそうです。
エネルギーを秘めた本です。
五味さんの絵の力と、
あれだけ大型でしっかり作ってくれた出版社の企画力に、感謝です♪
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ディズニープリンセスにはない手作りの魅力
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投稿日:2006/10/30 |
おんなのこが、なんのイメージにも頼らず、
自分の手で生み出した、世界にただひとりのおひめさま。
そのことがまず、感動的だなぁ、と思います。
たとえば、ディズニーのプリンセスは素敵だし、
自分がこどもの時にも、確かに夢中になったのだけれど、
これだけ圧倒的な流通力で世の中に出回られてしまうと、
こどもには、完成されたものの魅力ばかりに慣れてほしくない…
そう思いながら、5歳の娘にそっと差し出してみました。
とても気に入ってくれました。
細やかに描きこまれたディテールにもしっかり目をやって、
「わたしならこのおうちに住む!」などと
本筋とはちがった冒険をも楽しんでいたようです。
お話が終わってから、巻末のおひめさまの型紙で、しっかりお姫様を作りました。
想像力をいたく刺激する一冊だと思います。
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消防絵本を読み飽きた人へおすすめ!
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投稿日:2006/01/19 |
消防自動車の出てくる絵本は、大まかに
@小さくても役に立つ=子どもが自己投影しやすいもの
(「しょうぼうじどうしゃじぷた」「それいけはしごしゃせいのびくん」「ちいさなしょうぼうじどうしゃウータくん」など)
A出動→鎮火→消防署へ帰るまでの流れを追ったもの
(「かじだしゅつどう」「ちいさいしょうぼうじどうしゃ」など)
のどちらかに二分されると思っているのですが、
この絵本は、もう少し長いお話を楽しめるようになった、
消防車好きの子どもたちにうってつけです。
主人公はいたずら好きの猫、ピックルズ。
毎日が退屈で、近所の猫に悪さするしか能がないけれど、
いつかは素敵なことをしてみたいと思っている野良猫が、
高い木から助けてくれた消防士のジョーになついて、消防署に住み込むように。
そこで初めて、やりたいことを見つけ、
地元の猫に頼られる立派なしょうぼうねこへと成長していきます。
ピックルズを見守る近所のおばさんや、消防士さんがとても魅力的です。
絵も訳もとても洒落ています。
主人公が「車」ではなく、「ひと(猫)」で、
物語が出動一連の「流れ」ではなく、主人公のドラマになっている点が、
聞き手にとっても読み手にとっても新鮮です。
ただ、短編3つ、60ページほどあるにもかかわらず、
4歳と2歳の子どもが夢中で、一気に読まされるので、
読み手にとっては長くて大変なのが難点かもしれません(笑)
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おさるのジョージは2歳男子そっくり!
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投稿日:2005/12/27 |
私自身が子どものころ読んだ時には
「いたずらが面白いなぁ、ジョージ、かわいいなぁ」程度の
印象しかない絵本だったのですが…
男の子の親になってみて読み直して、初めてわかりました。
おさるのジョージは、2歳児レベルの男子がモデルだと断言します(笑)
とにかく、やっていることのしょうもなさと
憎めなさがそっくりです。
子どもたちも大好きですが、4歳の娘より、
2歳の息子の方が、リピーター率が高いです。
自分にも思い当たる節のあるいたずらを、
親しみのある、かわいいおさるがやってのけるからこそ、
この本は、単なるキャラクターブックであることを超えて、
長く長く愛され続けているのだなぁ…と思います。
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物語と体験、どっちが先か・・・
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投稿日:2005/12/27 |
幼い子どもに絵本を読んでやるときに、
まだ少ししか生きていない子どもに、
どこまで物語と出会わせていいのか、
考えてしまう時があります。
先回りして、物語を与えることは、
子どもから感動を奪うことにつながらないだろうか…と。
「ルラルさんのほんだな」を読んで、うれしかったのは、
「自分にも共感できるような体験があればこそ、
物語をより楽しめる」ことを、
ルラルさんのお友達のどうぶつたちが、
このシリーズならではのマイペースで(笑)
身をもって示してくれることです。
話の展開が理屈っぽいかなぁ…と思う所もありましたが、
4歳、2歳のこどもたちは、とても楽しんでいたようで、
「また図書館で借りてねぇ」と言っています。
度重なるようなら、購入する予定です。
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読めば読むほど、味が出る。
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投稿日:2005/10/23 |
こどもたちがふたりしてはまりました。
その様子を見ていて私もはまってしまいました。
出てくるキャラクターがみんなして、
しみじみと、ほのぼのと、とぼけたいい味出してます。
読んでいて、自然にリズムが取りたくなります。
歌に節をつけて歌いたくなります。
何度せがまれて、何度読んでも、
楽しいというのはすごいことです。
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ヒッチコックの「裏窓」!?
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投稿日:2005/06/21 |
子どもが病気で寝ています。
今日いちにちはベッドで過ごさなくてはなりません。
さぁて、どうするか。
子どもはベッドルームの窓から見える景色を
一日中眺め続けます。
いつもと同じ、だけどいつもならきっと気がつかない、
いくつもの人間模様が繰り広げられます。
「裏窓」みたいに殺人事件が起こるわけではありませんが(笑)
窓からの景色にフレームが限定されているために、
何に注目して、どんなドラマを拾えるかは、
筋として提示されている物語の文があるとはいえ、
読む人の自由に任されています。
それがとても面白いと思いました。
子どもたちにとっても、発見が多かったのか、
図書館から借りた2週間の間に、何度もリクエストされた本です。
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ぶらり途中下車しながら・・・
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投稿日:2004/12/01 |
でんしゃでいったりかえったりするたびに、冬から春へ、山から海へ。
この鮮やかなコントラストと描写の細やかさで、親子ともに
何度読んでも飽きを感じることのない絵本です。
トンネルの中では、お客さんの人間模様に、
トンネルを抜けると、つい車窓の景色に見とれ、
動物を見つけては子どもたちと童謡を歌ったりしてしまうので、
どちらから読んでも簡単に終点にはたどり着けない、
ぶらりと途中下車したくなる魅力満載!です。
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五感で味わう絵本
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投稿日:2004/12/01 |
娘が2歳になってすぐの頃、こればかりもってくる時期がありました。
食べたものの色がお腹に映って、どんどんからだが大きくなって、
挙句せっけん食べて真っ白になるだなんて、
大人から見れば突拍子もないのだけれど、
子どもにはすごく説得力があるのですね。
そして、娘の様子を見て突然思い出したのは、
私は子どもだったころ、きれいな色の絵本を読むと、
その色に、想像の味や香りを重ね合わせていたということ。
子どもは視覚と聴覚だけでなく、
そこにはないはずの味覚や嗅覚も総動員して
絵本を楽しんでいるのだ…ということを、
自分の遠い記憶で再認識させられた一作です。
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最初にボロボロになった絵本です
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投稿日:2004/05/30 |
童謡歌手の独特な歌い方は恥ずかしくて苦手だけれど、
自分で歌を歌うのは大好きだから我が子に歌ってやりたい。
でも、いざ歌うとなると覚えてない…
そんな私にとって、この本は救世主でした。
本を見せながら、どんなに歌ったことでしょう。
やがて気恥ずかしさも消え、
童謡のCDをかけながら歌うようになったのですが、
何より驚いたのは、イントロが流れるだけで、
娘はその歌が載っている「うたえほん」のページを
ちゃんと探し当てるようになっていたのです。
しかもシリーズで2冊持っていたのに!
絵のイメージと歌とが、見事につながっていたのです。
本当に感動しました。1歳過ぎてすぐの頃のことでした。
そんなわけで、我が家で最初に
製本がボロボロになってしまった絵本です。
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