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日本語で作られたこういうのがほしい
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投稿日:2010/08/20 |
以前どこかで、欧米ではアルファベットをテーマにした絵本が発達しているけど、日本にはいいものがないと書かれているのを読んだことがありました。
この絵本を見て、なるほどと思いました。私が知らないだけかもしれませんが、あいうえおを題材にした絵本はよくありますが、単にその文字で始まる物の絵が描かれていて、他の文字との間に関連性がないものばかりだと思います。
それに対して、こちらは、Aでアメリカワニが登場して以降、一貫してそれが主人公となっています。しかも、名詞ばかりでなく、動詞など他の品詞もあります。ただ、上述の本には、欧米の優れた絵本では、AからZまででストーリーになっているものもあると書かれていたように記憶していますが、この絵本はそうではないようです。
息子には、各ページで、「あ、ワニさんが風船持ってる!、鏡見てる!、車に乗ってるよ!」と興味を示していました。これが、単に風船、鏡、車の絵だったら、ちっとも面白くなかったと思います。
当然息子はこれがABCの絵本であることなど全くわかっていません。こんな絵本があいうえおでもあればいいなと思いました。息子は言葉は早いほうですが少々滑舌が悪いので、さ行、は行など苦手な音を意識して発音できる絵本があったら刺激になると思います。
この絵本は、外国人にとっての英語の勉強には向かないと思います。確かに出てくる単語は子供にも身近な語でしょうが、文字と音、アルファベットの配列などに興味を抱かせることを目的としてつくられており、単語を覚えることは意図されていないと思います。つまり、この手の絵本は母国語でつくられたものを読んではじめて意味があると思います(もし英語をよく知っているなら英語で読むべきものだと考えます)。
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「はい」と言わせたい!
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投稿日:2010/08/20 |
「ぼく、しらない!」としか言わないピエールの話です。
英語だと「しらない」と言うんですかね。日本語だと「いやだ」などのほうがしっくりくるような気がしました。
息子のお気に入りは、おいしゃさんがライオンをさかさにし、ピエールがでてくるところです。ここで、本当に飲み込まれたことを確認しているようです。でも、話を理解するのにはまだ少し早い気がしました。
私が気に入っているのは、おとうさんが、「たのむから『わかった!』といっとくれ」と言う場面と、ライオンが「ぼく、しらない」と言う場面です。前者は、いかにも父親の対応という感じでおかしいですし、後者はそのことで両親が「おなかのなかだ」と気付くというのがセンスいいです。
4冊セットの中では『ジョニーのかぞえうた』とこれが良かったです。翻訳でも違和感なく楽しめる絵本だと思いました。
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原語であれば買いたい!
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投稿日:2010/08/20 |
絵本ナビのフェアで小さいサイズのセットが出ていることを知り、近所の図書館で探してみるとあったので借りてみました。
大きいほうの版でも、じゅうぶん小さいと思うのですが、こちらはさらにかなり小さくてかわいいです。
ただ、『アメリカワニです、こんにちは』と『チキンスープ・ライスいり』は翻訳ではあまり楽しめない絵本のような気がしました。セットの中では『ジョニーのかぞえうた』と『ピエールとライオン』が良かったです。この2冊は翻訳でも違和感なく楽しめる絵本だと思いました。なので、セット買いはしないかなというのが正直な感想です。
私たちが英語が母語だったら、即セットで買うと思います。
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おかゆとかおにぎりみたいなもの?
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投稿日:2010/08/20 |
英語には興味がなかったのですが、12の月を扱っているのが面白そうだったので、借りてきました。
スープ類が好きな息子は、「チキンスープ・ライスいり」のリズムのよい音に魅せられたようで、絵を見ながら「これスープ?スープのんでる?」と気になって仕方ない様子でした。
チキンスープはアメリカでは基本的な食事なんでしょうか。風邪をひいたらチキンスープという話を聞いたことがあります。日本だったら、おかゆとか、おにぎりとかですかね。おかゆを毎日食べたい子供はいないかもしれないけど、おにぎりだったらありかな?と想像してみました。
訳文もリズミカルで読んでいて楽しいですが、原語だときっともっと楽しめる絵本だと思います。
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翻訳でこれはすごい!
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投稿日:2010/08/20 |
1から10の数え歌ですが、10から1に戻ってくるところがポイントです。数がきちんと数えられるようになったら、面白みがわかる絵本だと思います。
2歳の息子は、「1、2、3、4、6、8」と数える?段階なので、まだこの絵本の本当の面白さはわからないようでしたが、動物がどんどん増えて、今度はどんどん減るのを楽しそうに聞いていました。
最初のページでは殺風景な壁の白さが目立ちますが、10に満ちるころには紙面はいっぱいになります。絵だけ見ていても数の増減を感じることができる楽しい絵本だと思いました。
翻訳でこんなにうまく文章にしている訳者はすごいです。
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涙なしには読めません
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投稿日:2010/08/19 |
瀬田さんご自身の『絵本論』の中で紹介されていたので興味を持って借りてきました。
2歳の息子にはまだ早いのはわかっていました。絵に対して文章がやや多いですし、1文がまた長いのです。内容も「ほ乳類」など、小学生にならないと理解できない点もあります。
でも、ストーリー自体はそれほど複雑ではありませんし、小さな子にも理解できる流れだと思います。長い文章も、とても詩的で美しく、難しいかもしれないけど、子供に触れて欲しいと思うような文体でした。実際に、息子は結構よく聞いていました。
くじらとねずみの友情には自然と涙が流れてきます。大人もじゅうぶん楽しめる絵本だと思いました。
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おおきな悪魔がお気に入り
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投稿日:2010/08/19 |
2歳の息子が図書館で、「あ、がらがらどんだ!」と言って取り出した絵本でした。確かに裏表紙の絵がそっくりです。リトアニアのお話なので、がらがらどんの故郷とは、森の様子が似ているのでしょうね。
息子は悪魔が何なのかとか、おわびをするとか、そういうことは分かっていないのですが、とにかく悪魔がお気に入りです。それも主人公の小さな悪魔ではなく、たくさんの大きな悪魔がでてくるページが一番気に入っています。結構長い話なのによく読みたがります。
大人からみると、最後はいじわるな地主が死に、まじめでやさしい木こりが幸せになってすっきりします。ちいさな悪魔の知恵もすばらしいです。
大きくなるまで楽しめる絵本だと思っています。
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身近な昔話
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投稿日:2010/08/19 |
最近息子が教えてもいないのに何故か「おじぞうさん!」と言う言葉を度々発するので(たぶん保育園で覚えてくるのですが)、おじぞうさんならこれだろうと思い、読んでやりました。
老夫婦の貧しさ、正月の用意もないことなど、息子には想像もできなかったと思いますが、おじいさんがおじぞうさんに傘をかぶせたことは、良いこととしてちゃんと理解していました。完全に理解できるようになってからではなく、今のような段階からこんな絵本を読み聞かせることも必要かもしれないと感じました。
信仰心を描くという側面も強いかもしれませんが、優しい心を育む話であるように思います。
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怖いですね〜
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投稿日:2010/08/19 |
その昔、年の離れた弟が持っていて、よく読んでやって絵本です。懐かしくて図書館で借りてきました。
弟に読んでやっていたころは私はそこそこ大きい子供でしたので、「へ〜、小さな子ってこういうの、信じるんだ〜」くらいに思っていたのですが、今見ると、結構怖くて、はらはらさせられる話ですね。私自身、もっと小さい時に読んでいればよかったのかも。
息子は頭から口が見えている絵を見て、ぎょっとしていました。「こわ〜い」と途中から聞いていませんでした。
少し前に、ロシアの昔話の『マーシャと白い鳥』という絵本を読んだのですが、一生懸命逃げ帰る時にあちこちで身を守ってもらうところがよく似ています。どこの国にもあるお話のパターンなんでしょうかね。
普段外国の絵本の翻訳ばかり読んでいるので、こんな日本の絵本ももっと読もうと思いました。
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お祭りの場面が好きです
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投稿日:2010/08/19 |
2歳8ヶ月の息子が、保育園で読んでもらったのか、「『さんびきのこぶた』読みたい」と言うので、図書館に借りに行きました。有名なお話で、何種類も絵本が見つかったので、読み比べてみようと童話館のとこちらを借りて来ました。
こちらは何と言っても日本語が美しいです(瀬田貞二さんのファンです)。ただ、絵はどちらも素晴らしいと感じるのですが、こちらの方がページが少なく、展開ごとに絵がちゃんとあるわけではないので、小さな子供にはついていけないこともあるかもしれません。でも、こちらの絵本の、3匹目の子豚がお祭りに出掛けてメリーゴーラウンドに乗っている場面は親子でとても気に入りました。息子はここで狼を一生懸命探しています(いや、いないんだって!と毎回教えているのですが・・・)
話の内容ですが、私が子供の頃読んだ物は、後半の3匹目の子豚と狼の知恵比べはありませんでした。こんな続きがあったのかと驚きました。しかも、3匹の子豚は、偶然出会った人がゆずってくれた建築材料によって運命が変わったのですね(私が昔読んだ絵本では、それぞれが自らの意思で材料を選んだように描かれており、れんがでなかなか完成しない家を建てている末弟を他の2匹が馬鹿にしたりしていました)。今までずっと、こつこつ頑張った者が最後に勝ち残る話だと思っていたのに、びっくりです。生き残るには運や(悪?)知恵も必要だったんですね。(今更ながら納得!)
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