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なんだか、ほのぼの〜
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投稿日:2006/11/12 |
昭和のほんわかとした雰囲気が漂っていて、ほのぼのとした絵本でした。
日曜日に家族でジョギングに行って、帰ってくるというお話ですが、先が読める楽しさと、そんなことってあり?という展開の楽しさと両方楽しめます。
1年生の次男は、一人ずつ脱落していく順番を当てるのが楽しいらしく、「次は○○がいなくなるんじゃない?」と予想しては、思ったとおりの展開に「ほらね」と嬉しそうでした。
主人公に同化はしなかったらしく、「そんなことって、ある?」という叫びには、どうしてそんなこと言うのかな?という反応でした。
近所の囲碁友だちとか、スーパーの日曜日の午前中の大売出しとか、生活感に溢れているところがたくさんあり、そんなところも楽しめる絵本でした。
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男の子の世界
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投稿日:2006/11/12 |
本屋さんで、ティラノサウルスシリーズに見慣れないタイトルを発見。
自分の目当ての本の場所に連れて行こうと、手を引っ張る息子二人を蹴散らかして、立ち読みしました。
このシリーズは、感動8割、ちょっと語りすぎてるかもと感じるところ2割という感じで、私にとっては微妙な位置にあるシリーズです。
子ども達の反応も、感動したり、無反応だったり、恐竜の子ども達の仕草に喜んだりといろいろです。
今回もちょっとストレートすぎるかもと思いながら、でも、考えてしまいました。
「力が強い者が一番偉い」というのは、まさに、幼稚園から小学校中学年までの男の子たちの暗黙の基準なのです。
その真っ只中にいる我が家の息子二人も、この世界で日々悪戦苦闘しています。
ある時期、「力が強い者が一番偉い」というのは、まかり通る理論かもしれません。
でも、最終的には、どれだけ人を愛することが出来るのか、愛を伝えることができるかということが大きな意味を持ち、次世代に引き継がれていくのではないでしょうか。
そんなことを、この本を読んで、つらつらと考えてしまいました。
そして、是非3年生の朝読書でよんでみたい、今回は、かえってストレートすぎる表現が、子ども達には理解しやすくていいかもしれないと思いました。
そして、力だけじゃないよ、優しさも大きな強さなんだよということを中学年の男の子たちに感じて欲しいと思います。
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ママと子どもの愛情が溢れている本
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投稿日:2006/11/12 |
全ページに明るい花柄が出てくる温かいお話です。
ほとんどのページで「うちのママって○○なの」とママの素敵さを挙げていて、ママと子どもの愛情が、溢れんばかりに謳われている作品です。
子どもよりお母さんの方が感激してしまう本かもしれません。
我が家の子ども達は、失礼にも、「ママはすご〜いコックさんで」とか「はなつくりの まじゅつし」というところは、「ウチはちょっと違うな」などと言い、「せかいいちの ちからもち」とか「サイみたいに がんじょう」とか「あたしを わらわせてくれる、うんと」というのには、「そうそう!」と大声を出しました。
アンソニー・ブラウンの描くママは、きれいというよりたくましい感じなので、そのママが妖精になったり、バレリーナになっている絵は、ちょっと笑えます。
子どもと一緒に読むと、とてもほっくりとした気持ちになれる本です。
最後には、子どもを、ぎゅっ!としたくなってしまいますよ。
私も子ども達を ぎゅっ!としました。三人一緒だとかなりシンドイのですけれどね。
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この巻も面白さギッシリ
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投稿日:2006/11/12 |
大型絵本の『西遊記』もこれが最後の巻です。
今回は、牛魔王、羅刹女のお話です。
果たして、孫悟空は無事に芭蕉扇を手に入れることができるのかどうか、この二人と孫悟空のやり取りが楽しめます。
お話の面白さもさることながら、絵が物凄くきれいなので、炎がメラメラしているところなど、大迫力の中にも、うっとりしてしまいます。
牛魔王は、ちょっと可愛らしい感じで、イメージが違っていました。もう少し迫力のある獰猛な獣風だと良かったのですが。
この『西遊記』は全三巻ですので、なんとか完結に持っていくということで、最後に西天にたどり着いたエピソードも載っています。
駆け足で進むので、三蔵法師、猪八戒、沙悟浄の活躍がまったくありません。
簡潔にまとめるためには、孫悟空だけに焦点を絞った方が話が明解なので、このやり方で正解なのですが、心情的には、せっかく魅力的な登場人物なので、もう少し出てくると嬉しかったです。
作者には、この三巻だけでも大変な労力だったと思うのですが、読者としては、もっといろいろなエピソードを入れて、ずっと長く続けて欲しかったというのが本当のところです。
これで終わってしまうのが惜しい、とても素晴らしい絵本でした。
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面白さギッシリ
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投稿日:2006/11/12 |
『西遊記(一)』を子ども達が熱心に聞いたので、続きを借りてきました。
すると、久しぶりに長男までが、「読んで、読んで」のリクエスト。
大喜びで、子ども達と4人で輪になって読みました。
この第二巻は、金角、銀角の話です。
我が家の子どもたちは、ドラえもんの西遊記モチーフの映画のビデオをよく見ていたので、金角、銀角の登場には、「待ってましたっ!」という感じでした。
ひょうたんをめぐっての、孫悟空と銀角との駆け引きも面白く、呼ばれて返事をするところなど、固唾を呑んで見守りました。
絵もとてもきれいなので、ぐいぐい引き込まれてしまいます。
内容はかなり端折ってありますので、『西遊記』をきちんと読んだお父さん、お母さんはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
でも、面白さは少しも損なわれていませんので、『西遊記』に初めて触れるお子さんには、今後の『西遊記』入門としても、十分お薦めです。
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こんな絵本、見たことない!
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投稿日:2006/11/12 |
『3びきのかわいいオオカミ』、『三びきのコブタのほんとうの話』と、3匹のこぶたのパロディー版を学校のお話し会でやったので、3匹のこぶた関連の本を集めてブックトークするのも面白いかと思い、この本を借りました。
ところが、想像していたのとは大違い。
3匹のこぶたのパロディー版という枠になんてとても納まらない、「なんじゃ、こりゃ!」という本だったのです。
本の中に、別の世界があり、登場人物たちは本から脱出し、別の本に顔を出したりする・・・ね、何のことかさっぱりわからないでしょう?
一読ではさっぱりわけがわからず、再度読んでなるほどと思い、さらにもう一度読んでその楽しさを堪能するという絵本です。
6年生の娘も、「なんだ、これ?」と言いながら読み、次には「なるほど」と言い、今度は「なんか面白い」と言いながら読んでいました。
ただ、小さいお子さんには、わけがわからないままかもしれません。
本当になんとも奇妙な絵本です。でも、その奇妙さに何度も読んでしまう不思議な本です。
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中国の太郎系昔話
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投稿日:2006/11/12 |
絵本版『西遊記』が好評だったので、同じ作者のこの本もまた読みたくなり、図書館で借りてきました。
前に読んだ時は気づかなかったのですが、このお話、『封神演義』の一節だったのですね。
さて、この絵本、やはり『西遊記』と同じように絵が素晴らしいのです。
ダイナミックで、海の荒々しさなどが力強く伝わってきますし、敵役の竜王なども大迫力です。
お話は、日本の太郎系昔話(桃太郎、ちからたろう等)に似ています。
ちょっと不思議な生まれの、強い力と優しい心を持った子どもが、人々の生活を脅かす敵と戦い、幸せをもたらすというお話です。
これに、仙人や不思議な武器が加わって、よりファンタジックな雰囲気が出ています。
絵に迫力がある上に、お話の展開も手に汗を握るものなので、1年生の次男は飽きることなく、食い入るように見ていました。
絵が多く、文章は割と少ないので、小さいお子さんにも読みやすくなっています。
日本やヨーロッパの昔話だけでなく、アジアの昔話も味があってとても楽しいものですよ。
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丁寧に描かれた本
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投稿日:2006/11/09 |
最近、ビネッテ・シュレーダーの作品をよく見ています。
この本も、彼女が絵を描いているからという理由で借りたのですが、内容もとても詳しく書いてあり、大当たりでした。
娘の父である商人が、大金持ちから一文無しになってしまうところや、旅の帰りに、娘へのお土産のバラを折ったことが野獣と知り合うきっかけになったことなど、とても詳しく書かれています。
また、二人の姉の心の動きや、最後に彼女達がたどる運命まできちんと描いてあります。
結構これがキーポイントになっていて、ただ娘と野獣の恋物語だけでなく、いろいろな伏線が織り成していて深みのある物語になっています。
かなり文章量も多く、挿絵がわずかしかないページもありますので、低学年に読むにはちょっと難しいかもしれません。
物語としてはとても面白いので、小学校4年生くらいからなら、時々絵を見せながら朗読するという形でも、十分対応できると思います。
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ガイドブックにもなりそうなきれいな絵本
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投稿日:2006/11/08 |
いつもと違う図書館に行き、このシリーズを見つけました。荷物になるので一冊だけ借りようと思い、いろいろ迷って、特徴が際立っているかなと、このヴェニズ版を選びました。
実際に読んでみると、結構長いのですが、嬉しいことに、普段あまり寄ってこない長男が、最後までかぶりつきで見ていました。
ガイドブックにもなりそうな、丁寧に描かれた本で、ひとつひとつの説明もとても親切です。
途中で加わった次男が、運河の絵を見て「これ、知ってる」と叫びました。聞くと、「世界の風景30」とかいう番組で見たそうです。
写真ではないのに、しっかりときちんと描いてあるので、自分が見た映像と同じことがわかり、嬉しかったのでしょう。
「ヴェニスを勉強しよう」と勢い込むのではなく、「ヴェニスってどんなところかな?」くらいの軽い気持ちで入っていくと、思いがけない収穫がたくさんありますよ。
大人にも子どもにも、楽しめる素敵な絵本です。
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一風変わった数え歌
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投稿日:2006/11/08 |
前々から目をつけていたこの本、やっと借りることが出来ました。
1から10までをいろいろなパターンで数え歌にした、言葉遊びの本です。
文もいろいろなパターンがあるなら、絵も、ドロドロねっとりとした絵、異国情緒漂う絵、切り絵など様々で、あっという間に読み終わってしまう短い本であるにも係わらず、十分に楽しめます。
一筋縄ではいかない数え歌がどっさりあって、他の数え歌とはちょっと違っています。
「ひのたま かぞえうた」など、ちょっと不気味な声色を使って読むと、読んでいる方も聞いている方も楽しいですよ。
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