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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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てんぐざる

ママ・50代・埼玉県、女の子24歳

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自己紹介
てんぐざるは、小学生の頃のあだ名です。(誰が心当たりのある方はご連絡くださると嬉しいです)

子どもたちに素敵な本やお話を届けるために、出来ることにはいろいろなことにチャレンジしていきたいなぁと、思っています。
好きなもの
本(特に物語)と、お芝居と、子どもたち。
ひとこと
今は、2016年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』にハマってます。
知れば知るほど、知らなかったことが多くて、情けなくなります。
この機会にたくさんの中高生に紹介したいです。

てんぐざるさんの声

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自信を持っておすすめしたい どこからが夢で、どこまでが現実なのか  投稿日:2019/12/14
シノダ!(11) 夢の森のティーパーティー
シノダ!(11) 夢の森のティーパーティー 作: 富安 陽子
絵: 大庭 賢哉

出版社: 偕成社
シノダ!シリーズ11巻が、とうとう出ました。
今回も信田家の子どもたちを振り回すのは、ママの弟夜叉丸おじさんでした。

どこからが夢で、どこまでが現実なのか、
出だしのシーンからワクワクドキドキさせる物語の展開で、
さすが富安さんだなぁと、感心しながら読みました。
今回のおはなしのベースにはどこかの地方に伝わる伝説(この伝説も富安さんお創作なのかもせれませんが)や、有名どころの昔話(「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずきんちゃん」、「花さかじいさん」など)や絵本がふんだんに織り込まれていて、本好きの子どもたちにならあっという間に虜になってしまいそうです。

もちろん、あまり本に親しんでいない子どもたちが読んでも、このきょうだいの楽しいやり取りを聞いているうちに、いつの間にか引き込まれしまうのではないでしょうか。

個人的には、ちょっと能天気、でお調子者の信田家の長男タクミが毎回どんなアクションを起こしてくれるのか、楽しみにしています。
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自信を持っておすすめしたい 読んでいると食欲をそそります。  投稿日:2019/12/14
くだもの ぱくっ
くだもの ぱくっ 作: 彦坂 有紀 もりと いずみ
出版社: 講談社
これもいいですね〜。
彦坂有紀さん×もりといずみさんの作品はどれも登場する食べ物がリアルでおいしそうで、読んでいると食欲をそそります。
これは「くだもの」バージョンなので、それぞれの果物に合った切り方むき方で描かれています。
特に表紙絵にもなっているリンゴは皮の筋の入れ方といい、かぶりついたときの歯形の感じといい、とてもリアルでした。

一つ気になったのは、マンゴーを入れていたこと。
マンゴージュースなど、商品としてはよく出回ってきた果物ですが、生を見る小さいお子さんはなかなか少ないかなと、思いました。
作者のどちらかがお好きなのかもしれませんね。
「スープ」や「パン」はよくお話会で使っていました。これからはこの「くだもの」も仲間入りさせます。
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自信を持っておすすめしたい 「ほうすけのひよこ」がなにを意味するのか。  投稿日:2019/12/14
ほうすけのひよこ
ほうすけのひよこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 梶山 俊夫

出版社: 解放出版社
谷川俊太郎さんの創作物語ですが、昔話のような雰囲気があるのは、梶山敏夫さんの挿し絵の影響も大きいかもしれません。

村の人たちは、「ほうすけ」はどこから来たのか、誰も知らない。いつからいるのか、だれも知らない。それがこの物語の主人公「ほうすけ」でした。
この冒頭を読んだだけでも、先に気になってしまいます。
おまけに、詩人の谷川さんだからこそでしょうか。
言葉の響きがとてもリズミカルできれいなので、声に出して読むと、よりこの物語を感じることが出来る印象を受けました。

お墓のシーンで始まって、お墓のシーンで終わる、とても珍しい作品だなと思いました。
「ほうすけのひよこ」がなにを意味するのか、谷川さんが読者になにを届けたかったのか、
この切ない終わり方にどのような意図があったのか、とても考えさせられてしまいました。
でも、心に残ります。ぜひ読み聞かせなどで子どもたちにも伝えていきたいです。
小学校高学年から、中学生・高校生のお子さんたちにいかがでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい 日本には1万1千89人もの天神様が祀ってあるんですって。  投稿日:2019/12/14
なんででんねん天満はん 天神祭
なんででんねん天満はん 天神祭 作: 今江 祥智
絵: 長 新太

出版社: 童心社
ビックなお二人による「天神祭り」の絵本です。
今江さんはこの作品への思いを後書きに書いていらっしゃいますので、ぜひ、この作品を手にしたら、後書きまで読んでほしいです。

語り手は今江さんご本人です。
「天神様」は元々は「菅原道真」と知っていましたが、いろんな場所に1万1千89人もの天神様が祀ってあることは知りませんでした。

テキストは語り言葉の関西弁で、「天神様」や「天神祭り」について解説してくれています。やや長めです。
絵は長新太さんなので、遠目も利きます。
読み聞かせも小学校高学年や中高生などにお薦めできますが、関西圏でない方は事前によく練習することをお薦めします。
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自信を持っておすすめしたい リンゴがおいしい季節にいかがですか。  投稿日:2019/12/14
おほしさまの ちいさなおうち
おほしさまの ちいさなおうち 文: 渡辺 鉄太
絵: 加藤チャコ

出版社: 瑞雲舎
後書きを読まずに読んで、昔話みたいなお話だなと思っていたら、後書きに、英語圏ではストーリーテリングでよく聞く話だと、書かれていて、納得しました。
最後のオチもとっても暖かで素敵ですよね。

ちょっぴりファンタジックなつくりだったので、風もおしゃべりするのかと思ったのですが、風は言葉で話すことはしないで、
男の子の周りを吹きぬけたり、仲良しの印に葉っぱを落としてくれたりという動作(?)で語りかけてくれるんです。そこがかえって印象的でした。

リンゴがおいしい季節に、小学校2,3年生くらいから中学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 姿を変えさせられるのは王子が多いです。  投稿日:2019/12/14
ゆきしろとばらあか
ゆきしろとばらあか 絵: 北見 葉胡
訳: 那須田 淳

出版社: 岩崎書店
グリムの昔話を那須田淳さんが読みやすく邦訳してくれました。
グリムの昔話には、妖精や魔女に呪いをかけられ醜い姿にされてしまった王子を助ける話がいくつかあります。
こういう話の時、決まって、姿を変えさせられているのは王子なんですよね。
たまに娘のこともありますが、娘の時は小鳥に変えられることが多かった気がします。

同じようなことが3回繰り返すところも、昔話にありがちです。
このお話では嫌味な妖精が、ゆきしろとばらあかの前に3回登場します。
個人的には、この妖精の役どころは面白くていいなと思いました。
北見葉胡さんのイラストが見応えがありました。
特に、くまが家を去っていくシーンと、ゆきしろとばらあかが魚から助けてやった妖精が近くの洞穴に去っていこうとするシーンが好きです。
たいへん面白いお話です。少し長いですが、遠目も利きます。
高学年などの読み聞かせにお薦めします。
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自信を持っておすすめしたい 情報量は多すぎず少なすぎず、親しみやすくわかりやすい。  投稿日:2019/12/14
かこさとし からだの本 (8) ほねはおれますくだけます
かこさとし からだの本 (8) ほねはおれますくだけます 作・絵: かこ さとし
出版社: 童心社
科学絵本なのに、食育の作品でもあって、道徳の内容でもありました。
ここまでかみ砕いて、「骨」の大切さや「骨」の働きをやさしく語ってくれるかこさんって、本当にすごい方なんだなぁと、改めて感じました。

もし、
わたしたちの からだの そとがわが、
かたい からだったら、
おおきくなるごとに、
ぬいだり はがしたり 
たいへんな こどでしょう。

というシーンには、普通に笑ってしまいましたし、骨が血液を作り出している。という説明のシーンは説明文も挿し絵もすごく分かりやすくて、とても納得しました。

1ページ1ページの情報量は多すぎず、少なすぎず、教科書の様なのに、難しくなく、かこさんの明るい絵で親しみを持って、いろいろなことを理解することが出来ました。
ぜひ、たくさんのお子さんたちに紹介したいです。
読み聞かせに使うなら、小学校低学年から中学生くらいまで、お薦めしたいです。
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なかなかよいと思う 青い顔のきのこが不気味でした。  投稿日:2019/12/11
おもいのたけ
おもいのたけ 文: きむら ゆういち
絵: 田島 征三

出版社: えほんの杜
田島征三さんの描くきのこは青くて、洞窟の中ということもあって、とても不気味に見えました。
特に洞窟から飛び出してきたときのきのこにはいくつも顔が描かれていて、気持ち悪かったです。
なにか悪いことでも企んでいるきのこなのかと思いきや、
「心の中の思いを吐き出した」動物たちの心を浄化し、最後はたぶん胞子を飛ばすために、きれいな花火(?)を見せてくれただけでした。
お話自体は面白かったのですが、洞窟の中の話だメインなので、少し離れると絵がよく見えません。

意外とページ数があります。
「心の中の思い」(おもいのたけ)を聞く物語なので、あまり年齢が低い意味が分からないかもしれません。
読み聞かせに使うなら、4年生以上にお薦めします。
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自信を持っておすすめしたい 次の年の春に登場したのが、かえるでないのに驚きました。  投稿日:2019/12/11
まちのいぬといなかのかえる
まちのいぬといなかのかえる 作: モー・ウィレムズ
絵: ジョン・J・ミュース
訳: さくま ゆみこ

出版社: 岩波書店
タイトルからして、読む前は勝手に「田舎のねずみと町のねずみのパロディだと思い込んでいました。
全然違いました。
いぬとかえるの1年を通した素敵な友情物語でした。
犬は犬らしく,かえるはかえるらしく特別なことをするわけでもないのですが、四季折々、泳いだり、棒を投げで遊んだり二匹でまったり話し込んだりしている姿が見ていて可愛く、微笑ましかったです。

それぞれの季節をとても美しく描いてくれているので、犬とかえるの動きだけでなく、周りの風景も見て楽しめました。
かえるは冬眠する生き物なので、また春に出てくるかと思いましたが、次の年の春に登場したのがかえるでないのに驚きました。

テキストも大きく読みやすいですし、各ページの絵も遠目がきくので、読み聞かせには最適だと思います。
小学校2年生くらいからいかがでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 人間の知恵って、すごいです。  投稿日:2019/12/11
地下鉄のできるまで
地下鉄のできるまで 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
さすが、加古さんの作品だなと、思いました。
一番初めのページを開けると、「開削工法」の話から始まっていて、「へ〜」っと、思ったらもう、引き込まれていました。
更に読み進むと、今度は「シールド工法」というのが登場!
(たぶん、最近の地下鉄はこちらの方法で作られているのだと思います)
それ以外にも地形や地上に立っている建物の関係でいろいろなトンネルの掘り方がありました。
人間の知恵ってすごいです。
そして、こんなことを丁寧に描いて教えてくれる加古さんも、すごいと思いました。
解説は丁寧につけてくれていますが、本文のテキストは簡潔でわかりやすいです。
この本を読んだことで、地下鉄をただ移動するための手段の乗り物ではなくなりました。
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