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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

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おるがん

ママ・40代・愛知県

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おるがんさんの声

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自信を持っておすすめしたい みんなに愛される存在  投稿日:2012/12/18
おじいちゃんとおばあちゃん
おじいちゃんとおばあちゃん 作: E・H・ミナリック
絵: モーリス・センダック
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
このシリーズで一番すきな本です。
おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、みんなに愛されて、くまくんは本当に幸せですね。

これを読む子どもたちも、周りのおおぜいの人からこうやって愛されていると感じてもらいたいです。
子どもが子どもらしくいられるのは、子どもにとってとても大事な事です。

2年生のおはなし会のおまけに、「小人のゴブリン」を読みました。
数年前から小人が流行っていますから、題名をいうと大喜びでした。
小人の後を何かが付いてきて、それが何か分からず緊張します。
そして小人がそれが何かのぞこうとしますが、子どもたちは「のぞかないで!」と怖がっていました。
でも、ちゃんと正解が解る子も数人いました。
小人と一緒にどきどきしてくれました。

シリーズ5冊を全部読んでもらいたいです。そう勧めると「怖い話はいやだ」という男の子が。。
他には面白いお話ばかりだよと言うと安心していました。
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自信を持っておすすめしたい 自分の居場所  投稿日:2012/11/09
祈祷師の娘 
祈祷師の娘  著: 中脇 初枝 卯月みゆき
出版社: 福音館書店
福音館創作童話シリーズの一冊です。
主人公は中学生の女の子、春永です。とても複雑な境遇で、血のつながりのない家族、祈祷師家族と暮らしています。
 
自分の居場所を必死で作ろうと葛藤しています。自分と重なって胸が締め付けられるようでした。
自分も祈祷師になりたくてもがいている姿が切なくて、抱きしめてあげたくなります。

ずっと自分の感情を抑えて、家でも学校でも周りの人たちの顔色を窺いながら暮らしていますが、一番分かってもらいたい相手が分かってくれていたと知ります。
それがきっかけで、春永は大きく変る事ができました。
周りの大人の声かけや態度がどんなに大事か、あらためて感じます。

小学生高学年から大人まで読めるお話です。
読み終わって、しばらく余韻に浸っていられる感動があります。
ぜひ、思春期のお子さんがいらっしゃる方、読まれてみてはいかがでしょう。
その頃の葛藤を思い出させてくれる本です。
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なかなかよいと思う あきらめない!  投稿日:2012/11/08
ティリーのクリスマス
ティリーのクリスマス 作: フェイス・ジェイクス
訳: 小林 いづみ

出版社: こぐま社
クリスマスの物語というより、冒険と友情のお話です。
前作を読んでいないので、ティリーとエドワードの関係が分かりませんが、大切な友だちのようです。

ティリーがエドワードを探しにいくところは、はらはらします。きっと男の子も引き込まれると思います。
ティリーの勇敢さと知恵は、昔話に出てくる主人公のようです。

丁寧に細部まで描かれた絵は楽しみの一つです。
外国の生活が見えてきます。
クリスマスのお話会で読みたいと思いましたが、残念ながら小さな絵があるので断念しました。

「ティリーのねがい」もぜひ読みたいです。(←こちらから読まれるのをおすすめします)
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自信を持っておすすめしたい 文字も絵の一部  投稿日:2012/11/08
こりゃ まてまて
こりゃ まてまて 作: 中脇 初枝
絵: 酒井 駒子

出版社: 福音館書店
「こら」ではなく、「こりゃ」なところが、追いかけるものへの愛情を感じさせますね。
わが子の幼いときを思い出します。。

文字に工夫をされていて、「まてまて」と追いかける子のおぼつかない足取りや、逃げていくものの動作を想像させます。

なんといっても、幼い子の描き方がずっと見ていても飽きないくらいかわいいのです。
男の子か女の子かどちらにでもみえるところもいいです。

裏表紙の親子の絵がとてもあたたかくて大好きです。
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なかなかよいと思う わたしはだれ?  投稿日:2012/11/07
あかいくま
あかいくま 作: 中脇 初枝
絵: 布川 愛子

出版社: 講談社
表紙の絵にひかれました。
中にも可愛い絵でいっぱいです。
深く重い話をこの絵がバランスを取ってくれています。

主人公のりかちゃんの遊び相手は、あかいくまのぬいぐるみです。
りかちゃんが心から自分でいられる相手です。
だから、自分もあかいくまだと思い込んでいます。
学校に行く事になり、自分があかいくま以外の人とかかわれるのか、新しい環境への不安から、鏡にうつった自分があかいくまにしか見えません。

自分探しの旅にでますが、そこで出会った動物には、りかちゃんが自分と同じ動物に見えると言われます。
関わった相手から見ると、それぞれ違って見られるということでしょうか。
自分にはいろいろな面があるのだと知っていきます。

ちょっと難しい内容ですが、読み終わったとき自分のなかでもやもやしていたことが、少し解消されそうです。
絵が女の子向けですが、男の子にもおすすめの内容です。
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なかなかよいと思う 世代を越えて  投稿日:2012/10/31
おじいちゃんのSLアルバム
おじいちゃんのSLアルバム 文: 小風 さち
写真・原案: 佐竹 保雄

出版社: 福音館書店
SLといえば、動く姿は映像でしか見たことがない、しかも大昔のモロクロの映像を思い出します。

近くの線路を特別にSLが復活するイベントがあり、生で汽笛を聞くことができました。
昔からあるものはとても魅力的なデザインをしていると思います。
だからこそ、年代を越えてファンが多いのだと思いました。

この絵本はSLを通じて、祖父と孫の手紙のやり取りが書かれています。
遠く離れていても、年齢の差があっても、同じものが好きだと仲良くなれます。
おじいちゃんは、孫が自分と同じものに興味を持ってくれた喜びが手紙に表れています。

おじいさんの撮った写真はどれも、素敵です。SLへの愛が感じられます。
将来、孫ができたら、同じ話題で話がしたいものですね。
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自信を持っておすすめしたい 小学校の実像  投稿日:2012/10/17
だいじょうぶ3組
だいじょうぶ3組 作: 乙武 洋匡
出版社: 講談社
子どもたちの将来の夢に、学校の先生がランクインしなくなりました。
先生があまりにも管理されて、自分の思うようにはできないため、子どもたちとの関係も昔のように深くないからかもしれないです。

民間企業と比べて、学校の中は驚くようなことばかりです。
本当に子どものためなのかと、疑いたくなるような管理がされています。
この本は、乙武さんがほぼ本当のことだと言われています。
この本に書けないもっと大変なこともあったのだろうと想像ができます。
乙武さんが学校の組織に負けず、子どもたちとの絆を強めていかれる姿に、本当に感動しました。

しかし、学校のなかでは、理想ばかり追ってはいけないものです。
青柳先生のような、あらゆる事を考えて慎重になることも必要です。
赤尾先生の考えの甘いところも正直に書いてありました。

先生になりたいと思っている人にぜひおすすめしたいです。
乙武さんだからできたこともたくさんありますが、参考になると思います。
乙武さんの子どもとの寄り添い方や、自分に正直なところや、子どもたちを一人一人認めて尊敬しているところは今の学校に足りないのかなと思いました。
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なかなかよいと思う 絵と文章がマッチしてます  投稿日:2012/10/06
まえむきよこむきうしろむき
まえむきよこむきうしろむき 作・絵: いのうえようすけ
出版社: 福音館書店
ボランティアの方が、1年生のおはなし会で読まれていました。
プログラムの最後にちょっと笑えてほっとするおまけにぴったりだと思いました。
身近なものでも、角度を変えたら発見があります。
ぶらんこや自転車や電車など、動くものは見る方向で動きが違うのですね。
当たり前なことも、絵にして見せてもらうと、なるほどと思えます。

卵だけは、どこから見てもおんなじ。子どもたちもつっこんでました(笑)
自分の好きなものは、どこから見ても好きなんですね。
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なかなかよいと思う 心優しいはりねずみ  投稿日:2012/10/06
きりのなかのはりねずみ
きりのなかのはりねずみ 作: ノルシュテイン コズロフ
絵: ヤルブーソヴァ
訳: こじま ひろこ

出版社: 福音館書店
宮崎駿さんも影響を受けたという、有名なアニメーション作家の作品を、絵本にしたものです。
アニメーションのほうは、霧が神秘的で未知の世界のようで、その中に足を踏み入れることがいかに勇気がいるか、霧の中で出会う動物や大きな木が不気味で、はりねずみの不安が伝わるのですが、絵本ではポンポンと場面が途切れるような感じでとても残念でした。
こぐまがはりねずみをとても心配している気持ちも、アニメーションでは伝わってきますが、絵本ではそれほどでもないです。
白い馬を思うはりねずみの心情も、アニメーションでは丁寧に描かれていました。
絵は素晴らしく美しいので、手にとってじっくりと見たい絵本です。
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なかなかよいと思う 自由奔放さにひかれて  投稿日:2012/09/19
ぼくのうちに波がきた
ぼくのうちに波がきた 作: キャサリン・コーワン
絵: マーク・ブエナー
訳: 中村 邦生

出版社: 岩波書店
海水浴で波と友だちになって、家へ連れて帰ります。
波の奔放さにひかれて、ぼくは波と遊ぶことに夢中になります。
時間の経つのも忘れて、波とダンスしたり抱きしめたり。。

しかしそんな楽しい日々が続きませんでした。
波は荒々しくなり、部屋のおもちゃを壊すほどになります。
ぼくは、なんとかなだめようとがんばります。
しかし、波はどんどん手に負えなくなり、とうとう波を海に返すことにしました。

メキシコの詩人の短編集だそうで、表現の美しい文です。
そして絵もきれいで、3Dのように迫力もあります。
どちらもじっくりと楽しめる絵本です。

さて、波がいなくなってさみしいぼくは、今度は雲を連れて来たいと思っています。
最後のページで、それも簡単ではないことをあらわしています。
自然の脅威も忘れてはいけないし、何にでも良い面悪い面があるということでしょうね。
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