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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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コルク

その他の方・30代・埼玉県

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自己紹介
お母さんでもなく、保育士さんでもなく、ただの絵本好きな27歳(女)。

昔大好きだった絵本を読み直したり、新たなお友達(絵本)と出逢ったり…とそんな毎日を楽しんでいます。
小さな頃の「私」の感情を思い出しつつ、大人になった「私」だから感じられる事と一緒にレビューを残せたらと思います。

コルクさんの声

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自信を持っておすすめしたい 私色+あなた色=2人色  投稿日:2006/09/16
あおくんときいろちゃん
あおくんときいろちゃん 作: レオ・レオーニ
訳: 藤田 圭雄

出版社: 至光社
めずらしく色だけで表現されている絵本。
キャラに顔がないので表情は読み取れないのですが。
不思議と彼らの感情が感じ取れるんです。

嬉しすぎて嬉しすぎて、あおくんときいろちゃんはついにはみどりという一つの新しい色になってしまう。
この本のポイントって「嬉しくて」色が混ざってしまった。というところだと思います。
喜びを分かち合い、互いに相手を強く求めた結果、ひとつになれる。
とても素晴らしいことではないのでしょうか。
この本が出版された年、アメリカでは
「Let’s be green(みどりになろうよ)」
が愛の言葉として、若い人達の間で流行ったらしいです。
もしこれを日本で言ったら、セクハラだと訴えられかねません(笑)

好きになったり愛することは、相手を自分の色に染め上げたり、相手の色に染まったりすることではなくて、まずはお互いの色を尊重し合わなければならないのではないでしょうか。
そして「私がこの色」で「あなたがその色」だから作ることの出来る素敵な「二人の色」を共有できたら、と思います。
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なかなかよいと思う おもしろい!それだけでいい  投稿日:2006/09/02
ぶたのたね
ぶたのたね 作: 佐々木 マキ
出版社: 絵本館
走るのが遅いオオカミの話。
どれだけ遅いかって、ブタより遅い。つまり追いつけない。
つまりブタを食べたことがない。
なのでこれまで野菜と木の実しか食べたことがない。
オオカミって肉食じゃん!死んじゃう、死んじゃう。
出だしからかなりおもしろいです。
そこでキツネ博士から、ぶたの木の種をもらいます。
でも都合悪く、木にぶたがなった日はゾウ達のマラソン大会!
実ったぶたはボトボトと落ちて逃げてしまった。
このときのオオカミの表情は最高ですね!
おまけに、唯一残ったぶたにも逃げられてしまい、自分のしっぽは焼けてしまう。
そして今度こそはと、再び種を植える・・・

なんだかギャグマンガを見ているようです。
本来恐いはずのオオカミが、四苦八苦している様子は笑ってしまいます。
好感すら持てますね。
ラクして利益を得ようとするなんて甘いんですよ。
ってことを言いたかったのかなぁ。とか考えてしまいますが、すぐに理由や意味を付けたがるのは、大人の悪いところですね。
この絵本は教訓なんか忘れて、単純に楽しむべきだと思います☆
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自信を持っておすすめしたい 動物園に行った気分☆  投稿日:2006/09/02
どうぶつえんガイド
どうぶつえんガイド 作・絵: あべ 弘士
出版社: 福音館書店
大好きで、細かいところまで何回も読み返していました!
動物や動物園が、特別好きって言うわけではないのですが、それでもこの絵本はおもしろいです!
今もなお私の中に残っている動物のトリビアは、ほとんどこの本から得たものであります。
一番覚えていたのが、ワニに追われたらどう逃げるか。
私の人生において、絶対にありえないシチュエーションにも関わらず、「ジグザグに逃げれば大丈夫なんだ!」とか真剣に考えていました・笑

こんな小ネタも魅力なんですが、動物ごとの絵もステキです!
動物達が個性的かつ生き生きと描かれているし、技法やらタッチやらが異なっていて、画集としても眺めていられると思います。

作者のあべさんは動物園に勤めていたみたいなんですが、この絵本からも、本当に動物が好きなんだなあっていうのが、ひしひしと伝わってきます!

これ一冊で動物園にいるような楽しさが味わえます!
ぜひ親子で楽しんでください☆
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自信を持っておすすめしたい 優しい時間が流れる絵本  投稿日:2006/09/02
だいじょうぶだいじょうぶ
だいじょうぶだいじょうぶ 作・絵: いとう ひろし
出版社: 講談社
独特のゆったりとした、優しくて温かい時間の流れる絵本です。
これは本当にステキです。
高齢化社会に素晴らしい光を与えてくれるような本だと思います。
私は小さい時に両祖父が亡くなってしまったので、この本の男の子のような思い出というのがほとんどありません。
なので、この子がとてもうらやましいです。

「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
この言葉は、人生を長く生きたおじいちゃんが言うことで、大きな意味を持つのでしょう。
この子は本当にステキなおまじないを手に入れたんだと思います。
きっと大きくなっても、唱え続けるでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 大好きなぬいぐるみ  投稿日:2006/08/16
こんとあき
こんとあき 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
おばあちゃんから、赤ちゃんのおもりをするよ作り出された、ぬいぐるみの「こん」。
そして大好きな「あき」。
ずっと一緒にいたため、古くなってしまったこんを、おばあちゃんのところに行って直してもらおう!
こんとあきの長い冒険が始まります。

最初のピンチである、お弁当のシーンからダメでした。
お弁当を買いに行って、帰ってこなかったこん。
あきが心配で見に行くと、ドアに挟まってしまっていた!
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。おべんとう、まだあったかいよ」と、こん。
そういうことじゃないだろー!(泣)
大好きなあきを心配させないために「だいじょうぶ」といい続けるこんは、けなげで可愛すぎる!
数々の困難を乗り越えて、無事おばあちゃんのところへ辿り着けた時は、本当にほっとしました。
(けっこう悲しいラストも覚悟していたので…)

こんが本当にかわいいです。ぎゅっとしたくなります。
ぜひ一匹欲しい!笑
図書館に、こんのぬいぐるみが置いてあるのですが、その前を通るたびに頭なでたりしちゃってます☆

小さい頃は、大好きなぬいぐるみには本当は命が宿っていると信じていました。
生きていないものにあんなに愛情を持てるって、素敵なことだったんだな。なんて。
そんな純な(笑)気持ちを思い出させてくれた絵本です!
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 眠る前に読みたい本!  投稿日:2006/08/15
かぜはどこへいくの
かぜはどこへいくの 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: ノッツ・ハワード
訳: 松岡 享子

出版社: 偕成社
おしまいになってしまうものは なにもないの。

これがこの本から学んだことです。
太陽も、月も、風も、葉も、波も、そして季節も。
すべては巡り、姿を変え、また別の場所で存在し続けている。
世界は繋がっているんだということ。
明日も素晴らしい一日が待っているだ、と心から思える本です。
寝る前の読み聞かせにおススメです!
これを読んだ後は、何の不安もなく眠りにつくことができる。
そんな気がします☆
表紙意外はモノクロなのですが、色は読者にゆだねている感じがします。
(カラーならまた別のステキな絵本に仕上がったと思いますが)
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自信を持っておすすめしたい 一人と一匹の悲しい結末  投稿日:2006/08/05
ごんぎつね
ごんぎつね 作: 新美 南吉
絵: 黒井 健

出版社: 偕成社
結末知ってるのに、涙が出てしまう本です。
有名な話なので、皆さん内容は知っていると思いますが。

この話の中で、誰が一番可哀想かって、ごんを撃ってしまった兵十だと思います。
母親が死んで悲しみに暮れている中、自分を思ってくれている者を自分の手で殺してしまうのだから。
お互い一人ぼっちで、そのうち分かり合えたかもしれないと思うと、辛くてたまりません。
兵十は、これまで以上の虚無感に包まれて生きていかなければならないでしょう。
黒井健さんの美しく日本的な絵も、この絵本の魅力ですね。

子どもも大人も胸を打つ、素晴らしい本だと思います!
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい おかあさんは陽だまり☆  投稿日:2006/08/03
おかあさんになるってどんなこと
おかあさんになるってどんなこと 作: 内田 麟太郎
絵: 中村 悦子

出版社: PHP研究所
かわいいです!絵がすんごくかわいいです。
フワフワしていて、柔らかくて、ぎゅーっとしたくなりました☆
このなんちゃってピーターラビット感がたまりません・笑

「おかあさんになる」
うーん、むずかしいテーマですね。
妊娠して、子どもを産んだらお母さんになる。
それは正しいですが、それだけのことではないような気がします。
産むって言うのは物質的な話で、お母さんになるって言うのはもっと精神的なもののようです。
そんななか、ミミちゃんとターくんが辿り着いた「おかあさん」とは…
「しんぱいして おもわずぎゅっとだきしめて おもわずなみだがでることよ」
らしいです。なんか納得です。
母親にぎゅっとされて、安心そうな2匹の子ウサギ。
なんで母親ってだけで、抱きしめられるとこうも安心するんでしょうね☆
人間もウサギも一緒です(^^)
この絵本の中の陽だまりのような温かさが、おかあさんにはあるのかもしれません。

これからお母さんになる方にはもちろん、ミミちゃんのように「お母さんになりたい」って思っている女の子にもお勧めの絵本です!
参考になりました。 0人

ふつうだと思う ブ…ブラック!  投稿日:2006/08/03
100まんびきのねこ
100まんびきのねこ 作・絵: ワンダ・ガアグ
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
ちょっとブラックです。
100万匹の猫達が、家の周りでたべっこ(おばあさん談)してるんですよ。
たべっこなんて可愛らしいもんじゃないですよ!
もしもその描写がされていたらどうしようかと思いました。
それじゃグロすぎて、絵本にならないですよね。

100万匹の中で、争いに参加せず草の間に残っていた1匹のやせた猫が助かって、この子を飼うことに決めたおじいさんとおばあさん。
これは謙虚に生きろってことなんでしょうか。
まさにシンデレラ・キャットです、この子。

個人的には猫大好きなので、100万匹もいたら嬉しすぎて発狂しちゃいそうです!
でもその前にアレルギー出ちゃって、それどころじゃないかも…笑

大人でも黒いな、と思ってしまうので、子どもは…どうなんでしょうか。
たくさんの猫に喜ぶか、結末の悲しさが嫌っていう子に分かれてしまいそうです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい かわいい哲学者  投稿日:2006/08/03
ふくろうくん
ふくろうくん 作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
言葉が悪いのですが…
おバカさんと天才は紙一重なんだなと、つくづく思う本です・笑
誰も考えないようなことに真剣に取り組んでみたり、興味のないような物を深く考え込んでみたり。
この絵本のふくろう君はまさにその典型です。

ちょっと間抜けかな?って思うけど、この純粋さがかわいい!
彼の行動には心から笑顔になれるし、「何でそんなことにこだわるの?」ってことに熱心になる姿は、実は羨ましかったりします。
このとぼけた(フクロウだから、目がぎょろっとしている)顔もすごく愛らしいです。

アーノルド・ローベルさんは、がまくんとかえるくんシリーズが有名ですが、こちらもおススメです☆
参考になりました。 0人

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