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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい 大爆笑の絵本  投稿日:2008/04/20
どうぶつにふくをきせてはいけません
どうぶつにふくをきせてはいけません 作: ジュディ・バレット
絵: ロン・バレット
訳: ふしみみさを

出版社: 朔北社
1970年のアメリカの作品でロングセラーの人気絵本。
日本では、2005年の初版です。

動物に服を着せたらというテーマで、次々と動物達が服を着て登場するのですが、一目見ただけで大爆笑間違いなし。
「にわとりはややこしいことになるし」なんてページは、必見。

子供だけでなく大人も笑わずにはいられない、ユーモアたっぷりの絵本だと思います。
著書のコメントで
「余程寒い日に犬がコートを着る以外は、断固として、動物に服を着せてはいけないと思っている」とありましたが、納得ですよね。
それにしても、今でこそ日本でも犬に服を着せているのを見かけますが、アメリカではおよそ40年も前に、こんなことを考えさせられる状況だったとは驚きです。
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自信を持っておすすめしたい おもてなしの気持ち  投稿日:2008/04/20
くだもの
くだもの 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
1981年初版で既に103万部を発刊しているベストセラー。

見開きの左頁に果物、右頁にそれを剥いてお皿に盛りつけた絵が、写実的に描かれています。
そして、そこには「さあ、どうぞ」としか書かれていません。
その繰り返しなのですが、小気味良いテンポで読み聞かせできるので、楽しい会話が子供と出来ること受けあいです。

果物を覚えてもらうというより、その優しい言葉の響きと、それを差し出す手の温もりを感じてもらえば良いと思います。
やはり、現物にかなうものはなく、この絵本の素晴らしさは果物を差し出すときの「さあ どうぞ」という心の持ち方にあると思うからです。
食育に相応しい絵本だと思いますので、1歳くらいになったら是非読んで欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 仕掛け絵本の傑作  投稿日:2008/04/20
パパ、お月さまとって!
パパ、お月さまとって! 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
原題は、「Papa Please Get the Moon for Me」

娘のサースティンが3歳か4歳のとき、窓から夜空のお月さまを見つけると、こう言ったのです。
「パパ、あのお月さまとって!」
次の日、月の本をいくつか描いてみました。
ところで最近、28の娘からこんな手紙を受け取りました。
「ここのところ、毎日とても憂鬱なのでパパの月の本のスケッチを見ていました。
するとあの長いはしごを、私の気持ちがどんどん昇っていってね・・・今ではどても気分爽快です。」
それで私は、訪ねてきた出版社の人に相談し、それを沢山の娘たちに見てもらえる絵本にしたのです。

月の絵本が生まれた秘密として、エリック=カールが巻末に書いた文章です。
父娘の写真もありますが、本当に素敵な関係ですよね。
こうして生まれた絵本ですから、素晴らしくないはずがありません。

仕掛け絵本なのですが、その仕掛けたるや、半端ではありません。
特に、パパがはしごを担ぐ場面と月と会話する場面は、正に仕掛け絵本の醍醐味というべきもの。
破れる位に読まされることでしょう。
実際に、図書館にあったこの絵本はボロボロでした。

そして、月の満ち欠けを利用したお話も、心に響くものがあります。
是非、パパにそれも2歳くらいになったら、読み聞かせして欲しい一冊です。
2歳というのがポイントで、遅すぎたらパパがヒーローになりそこねてしまうかも知れません。
プレゼントにも最高の絵本だと思います。
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なかなかよいと思う しかけが楽しい  投稿日:2008/04/20
ふらふらみつばち
ふらふらみつばち 作: うえきまさのぶ
絵: かとうようこ

出版社: ひさかたチャイルド
2008年3月の新刊本です。
元は、月刊絵本の「チャイルド・アップル」2006年度11月号に掲載されていたもの。

お話は、都会に引っ越ししてきたみつばちが、なかなか花に巡り合えず苦労してやっと花屋さんで食事にありつけたというもの。

簡単な仕掛けがある絵本です。
開いたページの元のページとの変化が大きいので、結構子供には受けることでしょう。
特徴的なのは色鮮やかな絵で、はっきりと描かえているのでとても親しみ易いと思います。

花や木をもっと植えて下さいというメッセージもあって、子供と対話するにも良い絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 韓国の絵本  投稿日:2008/04/19
蚊とうし
蚊とうし 作: ヒョン・ドンヨム
絵: イ オクベ
訳: おおたけ きよみ

出版社: アートン
韓国の代表的児童雑誌「オリニ(子供)」誌の1949年5月号に発表されたヒョン・ドンヨムの寓話に、イ・オクベが絵を描いた2003年の作品です。

登場するのは、牛と蚊と蝿。
毎日遊んで暮らしながら、黙々と働く牛の血を吸って生きる蚊と蝿ですが、牛のことを愚鈍だと馬鹿にしています。
ずにのった蚊は、いわずもがなの結果になるのですが、物語だけを読むとまるでイソップ童話のような錯覚を覚えてしまいました。
自分の身の程を知るという教訓がひしひしと伝わってくる作品です。

労働階級への風刺も込められているようですが、その精緻な絵を見るだけでも、価値ある絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 探し物は近くにあるもの  投稿日:2008/04/19
こうさぎジャック しっぽはどこ?
こうさぎジャック しっぽはどこ? 作・絵: バーナデット・ワッツ
訳: 角野 栄子

出版社: 小学館
こうさぎのジャックは、友達のボブの尻尾を見て、自分も欲しいと尻尾探しの旅が始まります。
羊の毛玉、綿草、キノコと似たものは見つかりますが、お目当てのものはありません。
この繰り返しが子供にはたまらないでしょう。
良く見ると、ジャックの絵は必ずお尻が隠れているので、本当に尻尾がないこうさぎなのかと思って読んでいました。
でも、やっぱりジャックには尻尾があったんですよね。

おとうさんの「探し物っていうのはね 案外近くに あるものだよ。」というさり気無い一言が、心の琴線に触れました。

バーナデッド・ワッツの絵は、特にうさぎと花木が優しい色遣いなので、見る者を暖かい気持ちにさせてくれます。
幼稚園ぐらいに相応しい絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 壮大なストーリー  投稿日:2008/04/19
ことりをすきになった山
ことりをすきになった山 作: アリス・マクレーラ
絵: エリック・カール
訳: ゆあさ ふみえ

出版社: 偕成社
文は、文化人類学者のアリス・マクラーレンによるもの。

「永い年月がもたらす変化の凄さとか、ひとつの命に託された何かが時間を超えて、受け継がれていく素晴らしさに魅せられて、一人類学者としての夢を描いてみました」
とのコメントがありますが、この絵本の素晴らしさを正に表現しています。

山と小鳥の壮大な物語です。
永遠に近い生命を有する山に対し、小鳥はその子供に同じジョイという名前を継承することで、物語は展開していきます。
山が流す涙が、大きなドラマとなって山の想いが結実する最終ページに感動せずにはいられないことでしょう。

気が遠くなるような長い時間をかけたラブストーリーで、そこには愛の普遍性といったテーマにも取り組んでいるように思えます。

文章が長いので、読み聞かせよりは、自分で読める年代になったら読んで欲しい一冊です。
美しい文と、エリック・カールのコラージュが見事に溶け合った作品なので、大人の絵本としても心に響くものがあります。
また、贈り物としても、喜ばれること受けあいの絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 雪国の生活が体感できます  投稿日:2008/04/19
14ひきのさむいふゆ
14ひきのさむいふゆ 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?

今回のお話しは雪が積る冬の家の中が中心です。
外が吹雪いていて、一日中外に出れない一家の団欒風景を暖かい色調で描いています。
ストーブやろうそくがあって、暖色で描かれた絵は寒さを感じさせません。
そりやゲームの創作を家族でするのは、何もかも金銭で手に入れられる現代にあっては貴重な体験になるはず。
こうしたことって本当に大事な教育に繋がりますよね。

我家は、長男が生まれた年に旭川に転勤になって、正にこのような環境でしたので、とても懐かしく読むことが出来ました。
あの時、この絵本を長男に読み聞かせしてあげられたら、妻も含めて我家の生活が一変した気さえしています。

雪で外に出れない生活を次男は全く理解できないようですが、やはり体験しないと難しいのかも知れません。
雪国の方には、ピッタリの絵本ではないでしょうか。
家族の暖かさを多いに感じられるオススメの一冊です。
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なかなかよいと思う 文字がない絵本  投稿日:2008/04/13
ぞうのボタン─字のない絵本─
ぞうのボタン─字のない絵本─ 作・絵: うえののりこ
出版社: 冨山房
「ねずみくんのチョッキ」の絵を描いている上野 紀子 さんの作品。
「ねずみくんのチョッキ」が1974年8月初版で、この作品は1975年3月初版で、登場する動物はほぼ同じです。
ねずみくんシリーズの別バージョンというところでしょうか。
※最初は、アメリカで1973年に出版されたようです。

この作品に文字はなく、ぞうさんのおなかにボタンがついていて、脱ぐと別の動物がどんどん現れるという物語。
次の登場する動物が全く予想がつかないので、かなり楽しめます。
最後に現れる動物も、こうきたかという感じす。

読み手が、自分なりにボタンの外す音を考えて読んであげると、効果的だと思います。
ねずみくんシリーズにはまっている子供には、是非読んであげて欲しい一冊。
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自信を持っておすすめしたい ほのぼのさせられます  投稿日:2008/04/13
バルボンさんとさくらさん
バルボンさんとさくらさん 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
ワニのバルボンシリーズの第4弾。
第5弾で、いきなり子供と散歩していたので、どうしても読みたかった一冊です。

今回で結婚するのかと思って読んだら、既に結婚していて表札も変わっていました。
(細かいですよね)
そんなバルボンさんとさくらさんの新婚生活のさりげない一日を描いているので、とてもほのぼのとした気持ちにさせららます。

バスに乗っている時に、吊り輪を口で咥えているシーンは大笑いだし、さくらさんのおひるねのシーンは楽しめます。

小学校1年の次男の間で流行っているのも頷ける一冊です。
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