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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい 幻想的で不思議な物語  投稿日:2008/02/10
まさ夢いちじく
まさ夢いちじく 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
カルデコット賞を受賞しているオールズバーグの作品です。

「まさ夢いちじく」とは文字通り、見た夢が現実のものになるというもの。
それだけ聞くと、欲しいと誰しも思うものの、この本を読んだら逆の意見を持つかも知れません。

「まさ夢いちじく」を手に入れた主人公の数奇な運命を描いていますが、こういうラストかという驚きがあると思います。
そして読み終えた後のその底知れぬ余韻は、いつものオールズバーグ作品と同じでした。

オールズバーグのセピア色した限りなく美しい絵と、幻想的で不思議な物語がジャストフィットして、素晴らしい作品になっています。
読み応え十分ですが、小学生くらいだと少し難解と思えるかも知れません。
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なかなかよいと思う ほのぼの感が良い  投稿日:2008/02/09
バルボンさんのおさんぽ
バルボンさんのおさんぽ 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
ワニのバルボンさんシリーズの第5段。
長男に読んでやったときは、そんなに面白いとは感じなかった記憶がありますが、今回次男に読み聞かせしたら全く違う印象でした。

恐らく、以前はシリーズの背景を知らなかったせいかと思いますが、やはりバルボンシリーズは面白い。

今回は、勤務先の動物園が休みで、雨のお散歩のお話です。
そしたら、ナントさくらさんと結婚していて、更に二人の子供にまで恵まれているではありませんか?
第四段で、大きな変化があったようですね。
次男ともども、4巻が読みたくて堪らなくなりました。

さりげない一日を描いているのですが、幸せってこういう飾りのない日常にあると考えさせられました。
子供は、バルボンさんの仕草に共感を覚えることしきりです。
シリーズで、登場人物の成長が楽しめるので、是非一巻から通読して欲しい絵本です。
ほのぼのさせてくれるおすすめの一冊です。
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なかなかよいと思う 二人のやり取りは羨ましい  投稿日:2008/02/09
クリスマスよ、ブルーカンガルー!
クリスマスよ、ブルーカンガルー! 作・絵: エマ・チチェスター・クラーク
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
我家で大人気のブルーカンガルーシリーズのクリスマスバージョンです。

いつもは、主人公のリリーの行動を心配ばかりするブルーカンガルーですが、今回は設定が違いました。
リリーは、とても良い子で、逆にブルーカンガルーがリリーに何かしてあげたいという視点で描かれています。

他のシリーズのようにハラハラドキドキのシーンがないのは残念ですが、ブルーカンガルーのリリーを想う気持ちがヒシヒシと伝わってるので、ジーンときました。
人とヌイグルミのこんな関係って、子供の頃憧れたものですよね。

ブルーカンガルーの想いは、サンタクロースによって叶うのですが、是非クリスマスシーズンに読む一冊に加えて欲しい絵本です。
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なかなかよいと思う 古典的な冒険活劇  投稿日:2008/02/09
キャプテンうみへいく
キャプテンうみへいく 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: ひがし はるみ

出版社: 徳間書店
マーガレット・ワイズ・ブラウンの作品なので読んでみました。
作品は、1953年の初版でアメリカでは人気絵本のようです。

今まで読んできたブラウンの作品と比較すると、正直別物の趣さえあります。
唯一ブラウンらしい点と言えば、最終頁の「船乗り犬の歌」ぐらいでしょうか。

お話は、キャプテンという犬が、どうやって船乗りになる夢を叶えたかというものです。
ガース・ウィリアムが絵を描いているのですが、明るい色調なので、話にはピッタリな出来栄えになっていると思います。

冒険活劇として読まれるのであれば、十分楽しめる一冊ですが、ブラウンらしい文章の美しさとか心に響くものを求めると期待はずれに終わるかも知れません。
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自信を持っておすすめしたい レトロ感も良い  投稿日:2008/02/09
はじめてのおつかい
はじめてのおつかい 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
「はじめてのおつかい」というTV番組は、いつも高視聴率ですが、原点はこの絵本なのでしょうか?

1977年初版で、何と180万部の発行部数を誇るミリオンブックです。

お話は、みいちゃんに、ママがお使いを頼むところから始まります。
みいちゃんは5歳で、あかちゃんのために牛乳を買いにいくことになります。
恐らく近所なのでしょうが、みいちゃんの心理描写がみごとで、読む人がみいちゃんと一体化してしまいます。
買いに行ったお店は万屋。
今はコンビニにとって代わられていますが、本当に懐かしいです。
走る車もコロナハードトップだし、レトロな感覚で同じ世代の方には懐かしくてたまらないこと受けあいです。

こうした成功体験が、子供を大きく大きく変えていくのでしょう。
我家の次男は、すでに7歳になりましたが、興味津津で聞いていたようです。

良書は読み続けられるということの見本のような絵本ですので、一度は読み聞かせして欲しいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 大型版なので絵が楽しめます  投稿日:2008/02/09
リサとサンタクロース
リサとサンタクロース 作: アン・グットマン
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社
リサとガスパールのシリーズの一般的な大きさでない、珍しい大型版。
リサがサンタさんに会ったという話がどんどん展開します。
サンタさんのおもちゃ工場のシーンは、なかなか見もの。
これなら、子供たちは大喜びすること受け合いです。
大型本なので、眺めるだけでとても楽しいはずです。
ただ、我家の小学校1年の次男は、既にサンタの存在自体を完全否定しているので、ほどほどの喜びでしたが。

クリスマスの時期に、読むと空想が広がって、親子の会話が楽しめると思います。
最後の頁のプレゼントの山も、空想をかき立てられることでしょう。
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なかなかよいと思う おおきなかぶと並ぶロシアのベストセラー  投稿日:2008/02/03
てぶくろ
てぶくろ 作: (ウクライナ民話)
絵: エウゲーニー・M・ラチョフ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
1965年初版の259万部という超ベストセラーです。
親子2代に亘って読まれることも多いと思います。

ウクライナ民話ということで、その衣装が独特です。
お話は、雪のうえに落ちていた手袋にねずみが住み込むところから始まります。
そして、次々に動物がやってきては入れてもらうのですが、その度に手袋が変化していきます。
膨れるのは勿論のこと、階段がついたり窓だできたり。
そして、しまいには熊までが・・・。

ロシア民話の「おおきなかぶ」と同じで、だんだん増えていくというストーリーです。
手袋で、皆で暖をとる姿が微笑ましいです。
絵自体は、結構リアルなので怖い感じがするのですが、小学校1年の次男でも馴染めたようです。

ただ、我家の次男は超現実的なので、オオカミとウサギが同じ場所にいたら食べられてしまうとか、手袋に窓がある訳ないとか、あまり評価しませんでした。

3歳〜4歳くらいからが、丁度良い対象かも知れません。
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なかなかよいと思う 自然の素晴らしさを満喫  投稿日:2008/02/03
14ひきのとんぼいけ
14ひきのとんぼいけ 作: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語です。
今回のテーマは夏の池で、その名もとんぼいけ。

昼飯後に、兄弟10ぴきでとんぼいけに繰り出します。
そして、イカダを作って漕ぎだします。

さすがにとんぼいけというだけあって、沢山の種類のとんぼが登場します。
いもり、かえる、げんごろうとかのその他の生き物も出てくるので、自然を大いに感じることが出来るでしょう。

帰り道の夕焼けは、あかとんぼとの色合いが美しくて気持ちをゆったりとさせてくれること受けあいです。
北海道の旭川に勤務時代、現在中学2年の長男が2歳〜3歳ごろでしたが、あかとんぼがそれは沢山いました。
良く踏みつけていたことが懐かしく思い出されました。

他の14ひきシリーズに比べると、若干物足りない気がしますが、やはり期待が大きいことの裏返しかと思います。
自然を感じさせるには、良い絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 絵本ならではの楽しさ  投稿日:2008/02/02
おやすみゴリラくん
おやすみゴリラくん 作・絵: ペギー・ラスマン
訳: いとう ひろし

出版社: 徳間書店
「たいへんたいへん、あかちゃん、まって!」の絵がとても気に入っているので、読んでみました。

お話は、動物園の警備員さんが、最後の見回りをして帰るところから始まります。
そこで、ゴリラくんは警備員さんの腰にさげてある檻の鍵を取って、動物達を檻から出してしまうのです。
その動物達は、真っ直ぐに警備員さんの家に列なして向かいます。
それに気づかない訳ないはずですが、気づくのは電気を消して奥さんの「おやすみ」の声に動物達が答えて初めて現状認識するのです。

警備員さん夫妻の写真にゴリラくんが写っていたり、動物園の檻の中の動物が遊ぶ小物にシャレがあったりと、絵本ならではの楽しさ溢れる一冊です。

この作品には、ほとんど文章がありません。
2歳〜3歳くらいからとても楽しめる絵本だと思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい パパにぜひ読んで欲しい  投稿日:2008/02/02
きんようびはいつも
きんようびはいつも 作・絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: 青山 南

出版社: ほるぷ出版
最初に作者からこう但し書があります。

金曜日はいつも、息子のマイケルと、ちかくのダイナーで朝御飯を一緒に食べる。
マイケルが、3つになったときから、私達二人のとても大事な時間になりました。
二人は金曜日を楽しみにするようになりました。
皆さんも、私達のように、小さな行事を作ってみて下さい、ぜひ。

おそらくフレックスか何かで、金曜日の朝を、ヤッカリーノは子供と過ごしているのでしょうが、とても素敵です。
一時期、日本でもフレックス制が持て囃された時期がありましたが、どうも定着しなかったようですよね。

限られた時間の中で、子供と過ごす時間なんて本当に僅かです。
こんな時間の使い方が出来るんだと、目から鱗のお話で、よのなかのパパに是非読んでもらいたい絵本です。
いつもながら、ヤッカリーノの絵は魅力的なので、ママがパパへプレゼントするのも良いかも知れません。
子供というより大人向きの絵本です。
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