TOP500

ジュンイチ

パパ・60代・東京都

  • Line

ジュンイチさんの声

1648件中 1241 〜 1250件目最初のページ 前の10件 123 124 125 126 127 ... 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う シンプルですが、心に響きます  投稿日:2008/01/26
しあわせの ちいさな たまご
しあわせの ちいさな たまご 作: ルース・クラウス
絵: クロケット・ジョンソン
訳: 覚 和歌子

出版社: あすなろ書房
原作の発行年度は不明ですが、おそらく古典に属する絵本です。
訳は、覚 和歌子さん。
2001年、空前のヒットを記録、2340万人を動員した宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」の主題歌『いつも何度でも』で、レコ大金賞を受賞した作詞家・自作詩朗読家・シンガーです。

お話はいたってシンプルで、温められることした出来なかったたまごが、割れて小鳥がとびたっていくまでの出来事を描いています。

登場するのは、花と鳥とたまごのみ。
色遣いも、青、白、黄色とシンプルそのもの。
でも、その温められることしか出来ないたまごに、我が子をだぶらせてしまうと、深く考えさせられてしまいます。

最後の一文
「ちいさなとりは
 いつのひか
 こんどはじぶんで
 しあわせなたまごを
 あたためることでしょう」
心に響くものがありました。

それこそ、こどもは飛び立つものですが、それまでにどんなことをしてあげられるのか?
子供に求めるのではなく、あたえていくことの大切さを教えてくれる絵本だと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 表紙の絵が秀逸  投稿日:2008/01/26
きんのたまごのほん
きんのたまごのほん 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイズガード
訳: 渡辺 茂男

出版社: 童話館出版
マーガレット・ワイズ・ブラウンとレナード・ワイスガードのコンビによる1947年の作品です。

ウサギの子が、たまごを見つけるところからお話は始まります。
何のたまごか最初は分かりません。
アヒルが生まれて最後にお友達になるという単純な展開なのですが、とてもゆったりとした穏やかな気持ちにさせてくれます。
ウサギの子がたまごにしたことを、アヒルが眠っているウサギの子に同じようにするのは、とても面白いシーンです。

おそらく、原文ではもっとテンポのあるマーガレットらしい文章になっているのでしょう。

でも、この本で一番秀逸なのは、絵に尽きると思います。
特に表紙のたまごの絵。
思わず飾っておきたいと思われた方も多いのではないでしょうか?

心に響く文章とノスタルジックで奇麗な絵という二人の世界を楽しめる作品だと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 文章が小気味良い  投稿日:2008/01/26
おひさまあかちゃん
おひさまあかちゃん 作・絵: 高林 麻里
出版社: 主婦の友社
0歳から楽しめるとうたってある通り、絵も輪郭がくっきりしていて、文章も短い絵本です。

ストーリーは、あかちゃんの目覚めの瞬間までの周りの出来事を描いていて、最後にママが登場するというもの。
文章のリズムが小気味良くて、あかちゃんも喜ぶでしょう。
絵自体も原色に近いものを多用し、目にする動物を描いているので、あかちゃんとの対話に大いに役立つと思います。

高木さんはあかちゃんのシリーズを描いていられるので、この作品が気に入ったら、シリーズで読み聞かせするのも良いかも知れません。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ががいもの種を初めて知りました  投稿日:2008/01/20
ふわふわふとん
ふわふわふとん 作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 福音館書店
やなぎむらシリーズの冬編です。
これで、春夏秋冬すべて読みました。

冬なのでやなぎむらの住人は、落ち葉で作った家に住んでいます。
でも、隙間風が入ってくるので、暖かい布団をさがしにいくことになりました。
皆で助け合って、ががいもの種を運び布団にすることができたというお話です。

ががいもの実って、知らなかったので調べると「大型の袋果で船形、長さ8〜10センチ、熟すと、実が割れて扁平楕円形の長い白毛を持った種子が風で飛ぶ。」とあり、確かにこれなら暖かい布団になりそうですね。

相変わらず、カズコ・G・ストーンさんの絵は、暖か味のある絵なので、冬の寒さも感じさせません。
皆で仲良くすること、協力することの大切さも教えてくれますが、何と言っても、虫好きにはたまらない絵本となること受けあいです。
文章量が多いので、幼稚園児ぐらいからの読み聞かせに良いと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ファーストブックにオススメ  投稿日:2008/01/20
かわいいあひるのあかちゃん
かわいいあひるのあかちゃん 作: モニカ・ウェリントン
訳: たがきょうこ

出版社: 徳間書店
作者が、ドイツ・スイスで過ごした少女時代に覚えたわらべ歌にヒントを得て制作したというだけあって、文章のリズムが心地良い響きです。
絵も、くっきりとした色遣いとはっきりした輪郭で描かれているので、かなり小さい子供でも認識できる絵本でしょう。
珍しいゴシック体ですが、逆にこの絵だと雰囲気があっているような気がします。
あひるあかちゃんの他に、小動物達が沢山登場しているのも魅力的なポイントだと思います。

ファーストブックとして、オススメできる絵本です。
参考になりました。 3人

なかなかよいと思う 仲間の意義を教えてくれます  投稿日:2008/01/20
さるのオズワルド
さるのオズワルド 作: エゴン・マチーセン
訳: 松岡 享子

出版社: こぐま社
エゴン・マチーセンはデンマークの絵本作家で、この作品は1947年のものです。

物語は、ボスザルの命令に、あるとき我慢できなくなったオズワルドが「いやだ」と言ったことから、大きく展開します。
初めに言うのって勇気がいることですが、皆の思いも同じだったので、オズワルドに同調するのです。

仲間がいることの意義、一人では決して生きていけないことを教えてくれる気がします。

ただ、どのページもワザと誤った表現を訂正する箇所があるのですが、どうも馴染めませんでした。
例えば、「おなかがしっぱいしたので おっとまちがい いっぱいになったので」という記載は、その言い回しがその国の韻を踏んでいるのか思われるので、訳が難しいのかも知れません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 切り絵が秀逸  投稿日:2008/01/20
モチモチの木
モチモチの木 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
私も子供の頃、読んだことがあるので、親子2代にわたって読みました。
文章についてはあまり記憶がなかったのですが、やはりこの滝平 二郎さんの切り絵が鮮明に残っていました。
当時、朝日新聞の日曜版の一面に滝平さんの切り絵が掲載されていたので、特に印象が強かったのでしょう。
作品は、1971年の初版で、126万部のベストセラーです。


豆太は、5歳になるのに夜中に一人でトイレに行けない弱虫。
でも、大好きがじいさまの急病のために、暗い夜の峠を下って医者を迎えにいくという物語です。

本当の勇気とは?
   やさしさとは?
   思いやりとは?
を語りかけてくれる絵本だと思います。
都会では見ることの出来ない光景ですが、是非子供達には読み続けて欲しい名作だと思います。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 懐かしい一冊  投稿日:2008/01/20
こちょこちょあそび
こちょこちょあそび 作・絵: きむら ゆういち
出版社: 偕成社
兄弟揃って大好きだった木村 裕一さんのあかちゃんのあそびえほんシリーズですが、まだ続いていたとは知りませんでした。

ことりのピィちゃん、ねこのミケ、こいぬのコロ、かいじゅさんと登場人物も全く同じで、本当にお久しぶりっていう感じです。
しかけも健在で、やっぱり楽しめる絵本だと思います。

兄弟二人とも、懐かしがって読んでいましたが、このシリーズはどれをとって間違いはないと言えると思います。
0〜2歳児にオススメです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 入園前に読ませたい  投稿日:2008/01/20
ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん
ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん 作・絵: バレリー・ゴルバチョフ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
最近お気に入りのバレリー・ゴルバチョフの作品。
ふたごのひよちゃん ぴよちゃんシリーズで、今回は初めて幼稚園に行く日の出来ごとを描いています。

友達が出来なくて不安な二人。
外遊びのときに、困っていたら周りの子がとても親切にしてくれて、一気に楽しい登園日になったというお話。

最初の登園は、やはり特別な一日で誰しも緊張するもの。
その不安な心情を温かく、細やかに描いています。
相変わらず、ゴルバチョフの動物の絵は、心を和ませてくれます。

是非、入園の前に読み聞かせしてあげたい絵本です。
お祝いのプレゼントにも、こんなに相応しい絵本はないと思います。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う モノクロの動物の絵が良い  投稿日:2008/01/20
ねずみくんのしりとり
ねずみくんのしりとり 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
ねずみくんシリーズの第16段。
シリーズものってあまり好きでないのですが、今回のはしりとりという別の切り口だったので、読んでみました。

ピンクの背景に、モノクロの動物の絵。
それにアクセントの一品だけがカラーという構図です。
例えば、きりんさんのマフラーだったら、きりんさんがモノクロで、マフラーが黄色です。
この対比が、子供にはわかりやくて、しかもモノクロで描かれた動物の表情が良いので、親しみやすいと思います。

本来のしりとりとは、少しルールが異なりますが、少し上級のしりとりとして楽しめるのではないでしょうか?
文字数もすくないので、2〜3歳から読み聞かせしつつ遊べると思います。
参考になりました。 0人

1648件中 1241 〜 1250件目最初のページ 前の10件 123 124 125 126 127 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

出版社おすすめ

  • ねこはるすばん
    ねこはるすばん
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもったら、? 留守番の間に、こっそり猫の街にでかけて

全ページためしよみ
年齢別絵本セット