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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 懐かしい科学の絵本  投稿日:2007/10/17
しずくのぼうけん
しずくのぼうけん 作: マリア・テルリコフスカ
絵: ボフダン・ブテンコ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
ポーランドの絵本なので、絵がなかなか見たことのない作風です。
驚きなのは、この作品が1965年の作品で、日本での初版が1969年だということ。
今回、読んだのは何と100刷のものでしたので、良いものは読み継がれていくという正に実例かと思いました。

何といっても、このしずくの絵がとてもシンプルなのですが、懐かしくてたまりません。
おそらく、子供の時分に読んだことがあるのではないかという気がしています。

そして、そのストーリーですが、しずくの旅を描くことによって、水がどのように循環しているのかを分かり易く教えてくれます。
基本的に科学の絵本と言えますが、全く子供を飽きさせません。
小学校低学年の必読書と言えるかも知れないと思います。
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なかなかよいと思う 長い絵巻の絵本  投稿日:2007/10/16
こねずみチッチのひとりでおつかい
こねずみチッチのひとりでおつかい 作・絵: 末崎 茂樹
出版社: フレーベル館
何か読みにくい本だと思っていたのですが、3mの絵本だとは最初全く気づきませんでした。
確かに、道中の長さを表現しているのですが、子供は気にも止めませんでした。
もうひと工夫して、主人公のチッチをかたどった厚紙で、子供に道を辿らせるとかしたした方が良かったのではないかと思います。

お話は、はじめてのおつかいという感じで、淡々とお話は進むので、共感を覚えるというところまでは達しませんでした。

ただ、絵はとても奇麗で、登場する動物達のデフォルメの具合も丁度良い感じですので、かなり楽しめました。
ずっとついてくる紋白蝶なんて、とてもかわいいと思います。
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なかなかよいと思う 絵が描写がたまりません  投稿日:2007/10/15
ちびうさまいご!
ちびうさまいご! 作・絵: ハリー・ホース
訳: 千葉 茂樹

出版社: 光村教育図書
ちびうさが、誕生日にラビット・ワールドのチケットを貰って、家族全員で出かけるところから始まります。

ラビット・ワールドの乗り物がとても楽しいです。
うさぎ型のジェットコースターとか、人参型のボートとか眺めているだけで笑ってしまいます。
それと、あちこちで、人参をかじっているいるうさぎがいたりして、細かい部分まで丁寧に描かれています。

おっきくなったつもりで、ひとりでエアドームで遊んでいると、家族の姿がありません。
迷子になって、また、おっくなんかないやとママにくっ付くのですが、こうしたことを繰り返して成長してくのでしょうね。

読後感が、ほのぼのして優しい気持ちになること請け合いです。
話は、そんなに共感を覚えるというところまではいきませんでしたが、やはり、今回引き付けられたのは、細かい描写に拘った絵です。

小学校1年の次男も、本当に楽しく絵を見ていました。
小学校低学年からとありますが、もう少し小さくても大丈夫な読み聞かせ向きの絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 小さい子でもOK  投稿日:2007/10/14
だめよ、デイビッド!
だめよ、デイビッド! 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
デイビッド・シャノンと言えば、「あめふりのおおさわぎ」「自転車にのるアヒルくん」「ストライプ」で、存在感のある絵が特徴的で大好きな作家です。

この作品は、表題にデイビッドとあるように、自伝的作品のような感じがしていますが、絵の作風も他の作品とは全く異なっているのも、そこら辺りに起因しているのかも知れません。

出てくる文章は、ダメ!のオンパレードで、デイビッドの悪い行為が炸裂しています。
でも、最後にデイビッドが泣くと、ママがこっちにおいでというくだりで終わるのですが、何とも言えない気持ちになります。
デイビッドは、やっぱりママに嫌われたくないし、ママの大好きよの一言で、安心できたのです。
大好きよっていうフレーズは、たまには言ってあげたい言葉だと思いました。

我家の小学校1年の次男は、ほとんどデイビッドです。
自分で読んで、苦笑いしていたので、思わず笑ってしまいましたが、心に残る一冊だと思いました。

どのご家庭にもデイビッドは存在していると思いますので、ぜひ読んであげてください。
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自信を持っておすすめしたい 作者の一言が心を打ちます  投稿日:2007/10/14
デイビッドがやっちゃった!
デイビッドがやっちゃった! 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
デイビッドシリーズの第三段。
ここの最初に作者の一言があり、今までの疑問が解けました。
やっぱり、この作品は自伝的絵本で、この絵の作風は、本人の小さい頃描いた本を基にしていたために、他の作品と一線を画していたようです。

作者のひとことに下記の一文があります。

ママが、「だめよ」と言うのは、危ない目にあわないか心配したり、立派な大人になって欲しいと願っているから。
だから、ママのことばの本当の意味は、「愛している」ということだし、デイビッドが言い訳しているのは、「僕、失敗したくないんだ。」ということだろうね。

これを読んで正直泣けてしまいました。

子供の気持ちを再度 認識させられた良書で、是非大人の方に読んでいただきたいです。
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なかなかよいと思う 愛されることの大切さを教えてくれる  投稿日:2007/10/14
ちびゴリラのちびちび
ちびゴリラのちびちび 作: ルース・ボーンスタイン
訳: 岩田 みみ

出版社: ほるぷ出版
日本での初版が1978年で、今も重版していて読んだのは72刷でしたので、かなり人気がある絵本なのでしょう。

お話は、ちいさな かわいいゴリラのちびちびが森中の動物達みんなに愛されている場面から始まります。
ゴリラだけでなく、さまざまな動物達から愛されているという図式ですが、私が小さい頃は何処かで赤ちゃんが生まれると、近所の人が声をかけたりして、同じような社会だったような気がします。
今は、核家族とか近隣との接触が希薄になり、御爺さん・御婆さんとのふれあいも少なくなっている現状があって、愛がどうしても足りなくなっていると思います。

そして、ちびちびが急に大きくなるのですが、それでも森のみんなは変わらず大好きだということで物語は終わるのですが、心が温かい気持ちでいっぱいになりました。

子供は、誰からも愛されて育つことの大切さを教えてくれる絵本だと思います。
パステル調の絵も、少しくらい感じはしますが、動物達の表情が豊かで親しみ易い絵だと思います。
2歳からと推薦がありましたが、小さいお子さんでも理解できる良書です。
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自信を持っておすすめしたい 秋にオススメ  投稿日:2007/10/13
まめうしのびっくりなあき
まめうしのびっくりなあき 作・絵: あきやま ただし
出版社: PHP研究所
まめうしシリーズの季節物も、これで四季が揃いました。
いつも、これで打ち止めかと思うのですが、あきやまさんの尽きることのない発想には、本当に脱帽です。

今回は秋ということで、紅葉・どんぐり・栗・柿・さつまいも・月と時節を表すものが登場します。
それに、裏表紙には葡萄もありました。
柿とか栗の頁は、親子共々大爆笑。
お約束のさつまいものおならは、子供に大受けでした。

びっくりなあきというネーミングもドンピシャで、秋にオススメの一冊です。
つぶたくんのお兄さんも最後に登場して、また楽しみが増えました。
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自信を持っておすすめしたい 懐かしさ一杯の絵本  投稿日:2007/10/13
ゆうだち
ゆうだち 作・絵: 阿部肇
出版社: ポプラ社
表裏の表紙を広げて見たときの夏の絵がとても素敵です。
木の隙間から木漏れ日が差し込んでいるところなんて、本当に特筆ものです。

お話は、近所の子供の仲間で一番小さい小学校1年のゆうたが、なかなか仲間に入れてもらえないというところから始まります。
一番年長のタッちゃんが、大きなザリガニを釣った時にゆうだちがあって、みんな秘密基地に一目散。
その時、ゆうたがそのザリガニの入った重いバケツを持ってびしょ濡れになりながら、遅れて到着します。

タッちゃんが、びしょ濡れのゆうたの髪の毛を拭いてくれて、しかもそのザリガニをくれるのです。
ゆうたの「やっとみんなの仲間になれたような気がした。」という一言が、心に沁みました。
ゆうだちが、ゆうたを大きく成長させてくれたのです。

私は東京育ちですが、小さい頃はやはり近所のお兄さん達と一緒に遊んだ記憶があります。
今こうした遊びが無くなっている現状を考えると、古き良き時代だったのかという思いがよぎります。
木の電信柱、子供らの定番だったランニングシャツにサンダル姿、秘密基地と凄く懐かしく読みました。

小学校1年の次男の評価は、この本良いねと、子供同士のやり取りがとても気に入ったようでした。

特に夏にオススメしたい秀れた絵本です。
久々に感動した絵本だと言っても過言ではありません。
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自信を持っておすすめしたい 心の描写が見事  投稿日:2007/10/13
ちっちゃなえほん よるのおるすばん
ちっちゃなえほん よるのおるすばん 作: マーティン・ワッデル
絵: パトリック・ベンソン
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
小学校1年の次男が、学校の図書館で借りてきた絵本です。
辛口評論家の次男の評価は、「この本なかなか良いね。」でかなりの高評価でした。

お話は、三羽のフクロウのひなが、ある夜めを覚ました時におかあさんがいないことから始まります。
3羽の心の描写が見事で、子供も完全に感情移入して聞いていたようです。
最後に、おかあさんが帰ってきたときの三羽の喜びようったらありません。
本当に嬉しそうな表情が印象的でした。

ほんの僅かな時間のお留守番の物語ですが、素敵な絵と相まって心に響く絵本に仕上がっていると思います。
読み聞かせにぴったりの絵本です。
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ふつうだと思う 物語の結末が少し物足りません  投稿日:2007/10/13
リサのすてきなスカーフ
リサのすてきなスカーフ 作: アン・グットマン
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社
「リサとガスパール」シリーズを読むのは、日本に行くに続いて2作目です。
他の方の意見を見ると賛否両論ですが、読んでみて私も成程と思わざるを得ない内容でした。

しらみが物語に出てくるのは良いですし、学校にしらみ人形を吊るすというのがフランスの風習だとしたら、結構いいなと思ったりしました。
でも、しらみの卵がいたリサだけを誕生パーティに呼ばなかったり、そのパーティの主催者が水疱瘡になって、結局行われなかったというオチは、絵本には相応しくないと思います。

しらみが居なくなったお祝いにスカーフをプレゼントしたということから表題になっているのも、話の繋がりが余り感じられないので、違和感を覚えました。

読み聞かせしてあげた小学校1年の次男の評価は、面白くないでしたが、このシリーズはストーリーが面白いと聞いていたので、少し残念な気がしました。
シリーズものって難しいので、他の作品を読んでみてから評価してみたいと思います。
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