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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 子供の心理を良く捉えてます  投稿日:2007/10/07
ちびうさいえで!
ちびうさいえで! 作・絵: ハリー・ホース
訳: 千葉 茂樹

出版社: 光村教育図書
原題は、Little Rabbit Runawayですが、日本題が「ちびうさ いえで」というのは、絶妙な感じです。

物語は、ちびうさがママうさとパパうさに叱られて、家出する発言から始まります。
家出するって言って、出て行くのって本当に子供らしい行為で、本当の家出なら言わないで居なくなるところでしょう。

その後、棲家を造るのですが、自分の隠れ家を造る様で子供にとっては永遠の夢ですよね。
出来栄えは抜群だと思います。

でも、やっぱりここの生活でも、共同生活をしようとしたモーリー・マウスとも仲たがい。
小学校の次男は、このシーンでやっぱりちびうさが、いけないって思ったようです。

クライマックスでは、元のさやに戻って、ママの優しさに触れて終わるのですが、子供ってこんな時期もありますよね。
それを、本当に上手く描いた作品だと思います。

子供も、我が身に置き換えて考えたみたいで、非常に子供の心に響く絵本です。
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ふつうだと思う 気持ちを奮い立たせてくれます  投稿日:2007/10/07
もうすぐどきどきうんどうかい
もうすぐどきどきうんどうかい 作: こわせ たまみ
絵: 秋里 信子

出版社: PHP研究所
小学生のゆうちゃんは、もうすぐ行われる運動会が嫌でたまりません。
かけっこが遅いからです。
我家では、兄弟ともかけっこは速かったので、あまりゆうちゃんの気持ちが理解できませんでした。
特に、小学校1年の次男は、全くかけっこの順位さえ気にしていないので、なおさら理解できなかったみたいです。

そんなとき、ゆうちゃんは、うさぎから速く走れる運動靴を貰う夢を見て、それが正夢になるような物語が展開します。
でも、きつね、うさぎ、くまと登場するのですが、小学生対象の絵本にしては、絵が幼すぎて文章と絵のマッチングに違和感を覚えました。

うさぎさんの「走ろうと思わなくちゃ だめだよう。」という言葉は、子供の心に響くと思いますし、気持ちを奮い立たせてくれる絵本です。
お子さんが、かけっこが遅いのを嘆くようなら、この本を読んであげるのも良いと思います。
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なかなかよいと思う 冒険好きにはたまらない  投稿日:2007/10/07
ウィリーをすくえ!チム川をいく
ウィリーをすくえ!チム川をいく 作・絵: ジュディ・ブルック
訳: あきのしょういちろう

出版社: 童話館出版
原題は、The Mouse Goes Down The Streamで、1969年のイギリスの作品です。
日本題にあるとおり、ねずみのチムが、かえるのウィリーを助けに行こうとする冒険活劇で、思いのほか楽しめたというのが実感です。

特に、川をイカダで下るのですが、その道程が結構スリリングです。
クライマックスの救出場面は、手に汗握るもので、良く絵本なのに、読者の心を掴んだものだと感心したくらいです。
小学校1年の次男も、このシーンが一番楽しかったようです。

善と悪の図式も見事だし、絵もとても細かく描いているので思わず冒険に引きずり込まれてしまいますよ。
冒険好きなお子様にはピッタリの絵本で、幼稚園の年少さんでも何とかついてこれると思います。
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なかなかよいと思う 入園前に読ませたい  投稿日:2007/10/05
しんぱいしんぱいウェンベリー
しんぱいしんぱいウェンベリー 作・絵: ケビン・ヘンクス
訳: いしい むつみ

出版社: BL出版
子ねずみのウエンベリーが主人公ですが、とにかく心配性。
両親にとっては、そんなウエンベリーが心配で、心配することないよと言うものの、言葉は心に響きません。

果たしてこんなに心配性な子っているのかと思うくらいですが、これくらいの方が絵本の世界では活きてきます。

そして、ウエンベリーは幼稚園に入園することに。
これって、誰でも経験する最初の心配ごとではないでしょうか?

幼稚園の先生がお友達を紹介してくれてからが、このお話のクライマックス。
子供は、小学校に入学しているのですが、この部分をとても興味深く聞いていました。

友達って、やっぱり大切なもので、子供の態度さえも一変させてしまう力があるのでしょう。
最後の頁の家族で踊る姿がとても印象的な絵本でした。

是非、幼稚園の入学前とかに読んであげたい絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 絵が強烈  投稿日:2007/10/03
ストライプ たいへん! しまもようになっちゃった
ストライプ たいへん! しまもようになっちゃった 作・絵: デヴィッド・シャノン
訳: 清水 奈緒子

出版社: らんか社
デイヴィッド・シャノンの作品では、「あめふりのおおさわぎ」と「自転車にのるアヒルくん」が印象に残っていて、大好きです。
この本を見つけたのは、結構前なのですが、絵のインパクトに圧倒されてしまい、思わず書棚に戻してしまった記憶があります。

今回は、結構この本を薦める人がいるので読んで見たのですが、1回目は絵の強烈さに負けてしまいました。

でも、2回、3回と読んでいくと、絵にも慣れてきたせいか実は虜になってしまいました。

物語は、主人公のカミラが最初にストライプの肌になってしまい、仕舞いには部屋の壁と一体にまでなってしまうという奇想天外なものです。
その時の部屋と一体になった顔の凄いこと。
さすがにこの絵は、小さい子にとっては怖いし、評価の大きく分かれるところだと思います。

最後に元通りになるオチは、小気味いいし、絵もうって変わってさわやかになっていて安心できました。

この絵は、好き嫌いがあると思いますが、好きなものは好きと言える勇気をもつこととか必要以上に人の目を気にしないといったことも教えてくれる絵本です。
一回読んだだけでは、この絵本良さは分からないかも知れません。
小学校 低学年には早すぎる気がします。
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自信を持っておすすめしたい 壮大なファンタジー  投稿日:2007/10/02
そらへのぼったおばあさん
そらへのぼったおばあさん 作: サイモン・パトック
絵: アリソン・ジェイ
訳: 矢川 澄子

出版社: 徳間書店
壮大なファンタジーでした。
だって、7歳の女の子の夢が107歳にして叶うのですから。

物語は、7歳の女の子がお星様と一緒に踊りたいという願いをお星様が聞きつけたところから始まります。
お星様とお日様と風と雲といった空の仲間が会議するなんて考えただけで楽しいですよね。

特別に背が高くなる木の種を、風が見つけてきて女の子の庭の隅に植えて、それが空の端っこまで届くのに100年かかるなんて気が遠くなります。
でも、空の仲間にとっては、100年なんて本当に一瞬なんでしょうね。
彼らの生命の歴史を思うと、そう思わざるを得ません。

そして、クライマックスではその木を登って、かつての女の子は願いを果たすのです。

絵を描いたアリソン・ジェイは、イギリスのイラストレーターとのことですが、とても暖か味のある絵で、とても幻想的なこの物語にジャストマッチです。
特に、星たちの手の動きが絶品です。

そして物語も、あり得ないと思いつつも、こんな風であったらさぞかし面白いだろうと思える空想を思いっきり表現しているので、惹きこまれてしまいました。

子供だけでなく、大人も楽しめる絵本です。
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なかなかよいと思う 絵の手法が面白い  投稿日:2007/09/30
ハエくん
ハエくん 作・絵: グスティ
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
2004年のメキシコの絵本です。
作者のグスティは、アルゼンチン生まれで現在バルセロナ在中とあり、絵の手法は初めて見るものでした。

お話は、ハエくんが日焼け止め、ビーチマット、ビーチボールなんかを持って、元気良く泳ぎに出かけるところから始まります。
何処で泳いでいるのか?暗くなったり、何か落ちてきたり、渦に巻き込まれたり最初は全く分かりませんでした。
最後の頁で、なるほどと理解でき、皆さんと同じようにやっと3回読んで全体像が把握できました。

確かに、ハエくんが泳ぎに行くとしたら、そこかという気がしますが、親子揃って爆笑というところまではいきませんでした。
我家では、ストーリーよりも、この絵の手法が評価されて4つ星になったという結果でした。
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自信を持っておすすめしたい スト−リーが小気味良い  投稿日:2007/09/30
まじょとねこどんほうきでゆくよ
まじょとねこどんほうきでゆくよ 作: ジュリア・ドナルドソン
絵: アクセル・シェフラー
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
「ぼくのママはどこ」が我家でヒットしたジュリア・ドナルドソンの作品です。
イギリス グラスゴーのお住まいの三児のお母さんです。

お話は、魔女とねこがほうきで飛んでいるところから始まります。
飛んでいる時に、何かを落としては見つけてくれた動物をお供にするので、どんどん仲間は増えていきます。
この辺りのくだりは、まるで桃太郎と全く同じ。

そして、魔女がドラゴンに食べられようとするのを助ける様は、ブレーメンの音楽隊を彷彿させてくれます。

ストーリーの流れがとても小気味良くて、読んでいて気持良く読める絵本です。
韻をふんだ原文も是非読んでみたいものです。

ストーリー・絵とも、日本の作品とテイストがかなり異なるのですが、凄く楽しめる絵本なのでオススメします。
ムースさんの論評にもあったとおり、日本語なら就学前後、英文なら中学生にピッタリの絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 自然科学の絵本として素晴らしい  投稿日:2007/09/29
きのこはともだち−さがす・みつける・たべる
きのこはともだち−さがす・みつける・たべる 作・絵: 下田 智美
出版社: 偕成社
小学校1年の次男が、学校の図書室から喜び勇んで借りてきた本。
次男の評価は、超楽しいでした。

お話は、主人公の女の子が、森の仲間ときのこを探しに山を探索するところから始まります。
女の子の大きさと森の仲間である小動物の大きさが、同じ位で描かれているので、あたかも自分も入り込めそうな感覚になります。
一緒にきのこを探索しているような気分になるので、とても不思議です。

そして、きのこのオンパレード。
しかも、絵が親しみ易いので、図鑑に匹敵する位の説明文もあるのですが、図鑑らしさは微塵もありません。
子供は、もともときのこが好きだったので、とても興味深くいろいろなきのこを眺めていました。

最後のきのこの料理の仕方なんて、リスと一緒に料理したりして、本当の仲間のようです。

科学の絵本として推薦したい良書です。
シリーズで他にも3巻あるので、是非読んでみたいと思っています。
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自信を持っておすすめしたい 掘り出し物の出色の出来  投稿日:2007/09/29
こんたのおつかい
こんたのおつかい 作・絵: 田中 友佳子
出版社: 徳間書店
何の気なしに借りた本でしたが、久しぶりに掘り出しものに出会ったと言える一冊でした。

作風は古典的なのですが、絵に兎に角迫力があります。
狐のこんたがお買い物に行くのですが、いつもと違う道を通ったら、恐ろしいものに出会うというお話です。
出会った時のこんたの表情は、全面に描かれていて見事としか言いようがありません。

「おあげください」が「おばけください」のくだりは絶品だし、そのとき手渡す硬貨がどんぐりでお店の店員がクマというのも、良く出来たつくりです。

買い物が終わってお母さんが向かえにきている瞬間のこんたのうれしそうな表情ったら、例えようがない位良い顔をしています。

御伽噺に加えても良いくらいの出色の出来栄えで、子供も大喜びの絵本でした。
この作者は、注目していきたいし、次回作が大いに期待出来ると思います。

読み終えた瞬間、久しぶりに興奮を覚えた一冊です。
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