日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ＆#9829；

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もうなかないよ、クリズラ（冨山房）

ぼの

ママ・40代・新潟県、男16歳　女14歳　女9歳

自己紹介: 私の絵本好きは、幼稚園時代に配本されていた、福音館の月刊『こどものとも』まで遡ります。『ぐりとぐら』や『だるまちゃん』シリーズ、『ぐるんぱのようちえん』など、今でも大人気のロングセラー絵本に、あの時出会えなければ、今の私はいなかったかもしれません。
自分が３児の母親になり、ますます絵本の魅力にはまりました。
３人いれば、３人がまったく違うタイプの絵本を選んできます！
絵本とは無縁だった夫まで、絵本の世界に引きずり込み、家族みんなで絵本を楽しんでいます♪
夢は『自分の絵本を出版すること』と『絵本図書館をオープンすること』です☆

追記（2006・8・1）
大きな夢のひとつが叶いました☆
私がかいた絵本『ゆうちゃんとれいちゃん』（日本文学館）本日発売されました☆（残念ながら、2010年2月現在、書店、出版社では在庫切れしており、再版のめどはたっておりません。）

追記（2007．10．26）
春から、娘たちの通う小学校で、絵本読みのボランティアを始めました☆

追記（2010．2．23）
もうひとつの大きな夢「小さなえほんとしょかん　ゆめのたね」を昨年末にオープンしました☆

好きなもの: 夫と３人のこどもたち♪
我が家の愛ウサギ『パンダ君』
絵本＆童話☆
スキー、よさこい。
チーズ、コロッケ、冷奴。
ハワイ、北海道。

ひとこと: 絵本好きの方と、絵本について語り合いたい一心で、ＰＣ音痴の私が、検索で絵本ナビを見つけたのが、５年ほど前のことです☆
元々文章を書くのが好きでしたし、投稿した感想がすぐＵＰされるのがうれしくて、ナビへの投稿が趣味になりました（笑）。
いつの間にか、投稿数も１５００を超え、『幸せの絵本』や『幸せの絵本２』にも掲載される、うれしいオマケ付きでした♪
これからも、たくさんの絵本と出会い、マイペースで感想＆評価の投稿も続けたいです。
絵本を通して、メンバーの皆さんと交流できたらうれしいです♪
今後もどうぞよろしくお願いします☆

追記（2010．2．23）
8畳ほどの小さな図書館ですが、お近くにお住まいの方、ぜひご来館ください♪（くるりくまさん、さわこさん、いーめいさん、さたちゃん、サンキュウさん・・・他、県内の皆様、お待ちしております☆）

ぼのさんの声

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うふふ、雪国でも・・・　

投稿日：2005/01/05

ふゆのあさ
	作・絵: 村上康成出版社: ひかりのくに

うふふ、雪国に住んでいても、このワクワク感は、同じです♪（いや、もしかして、私が子どもっぽいだけなのかもしれないし、東京出身で雪国育ちじゃなかったせいもあるかもしれないけど・・・？！それでも、新潟県に住んで１１年、ここ上越に住んで６年になるけど、冬の朝のこの気持ちは変わりません。）
特に、初雪が降った朝の静けさは、格別です。

私ですらこうなのだから、子どもたちのうれしさは、計り知れません。雪の少ないところだったら、なおさらでしょうね。

でも、この何ともいえないワクワク感を、みごと絵本として表現してしまう村上さんは、さすがです！
こんな寒い日におすすめの１冊です。

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寝られなくなるのを覚悟でおすすめ♪　

投稿日：2005/01/05

あと10ぷんでねるじかん
	作・絵: ペギー・ラスマン訳: ひがしはるみ出版社: 徳間書店

我が家の昨年ラストの絵本タイムに選んだのが、この絵本。
題名は聞いたことがあったのだけど、こんなに楽しい絵本だったとは？！想像以上でした。
文章なんて、｢あと○ふんでねるじかーん｣と、ハムちゃんや男の子の台詞くらいしかないんだけど、細かい絵に釘付けになります。
小５の長男も、小３の長女も、４才の次女も、本を奪い合うくらい夢中になりました！途中で、それぞれのハムちゃんの特徴に気がついたから大変。もう１度初めに戻って・・・？？？
表紙、裏表紙、見返しから扉まで、１冊まるごと楽しめます。

もちろん、１０分では寝られるはずがありません！

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いい！すごくいい！心がぽかぽかします♪　

投稿日：2004/12/27

雪のかえりみち
	作: 藤原一枝絵: はたこうしろう出版社: 岩崎書店

とうとう、こちらも大雪が降り・・・ぴったりの絵本だと、借りてきました。

最初は雨だったのに、授業中に雪に変わり、帰る頃にはものすごい大雪になってしまいます。
初めははしゃいでいたぼくが、なかなか来ないバスを待つうちに、だんだん心細くなり、とうとう泣き出しそうになった時・・・？？？

周りの知らない人たちのあたたかさが身にしみて、いろんな事件が相次ぎ、周りを疑うことばかり植え付けてしまっていないかと、反省させられます。本当は、これが当たり前の世の中なのにね・・・。
ぼくの心の中が、すごくリアルに描かれていて（絵でも文章でも）すっかりぼくになりきれます。
お兄ちゃんもいい味出していて、兄弟っていいなあと、心から思えます。
そんな兄弟を見守る、お母さんの目も実にあたたかいのです。

表紙、裏表紙、カバーに書かれた説明・・・とにかく全部すばらしいです。

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読み方で楽しさ倍増♪　

投稿日：2004/12/27

しゃっくりヒック
	作: 木坂涼絵: 古川タク出版社: 福音館書店

久しぶりに、パパが読んでくれた絵本です♪
パパならではの読み方で、リアルなしゃっくりに、子どもたちは大ウケ。
ついでに、｢はい、立って～！｣｢はい、両手をびょろろーん　片足れろろーん｣なんてやらされるものですから・・・。
とても楽しい、にぎやかな絵本タイムになりました。

｢Ａちゃん、この本気に入った♪｣と次女が抱きしめていたくらいです。
私は、ラストのかばさんのしゃっくりを止める方法が知りたかったです。

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払った代償は大きすぎた。　

投稿日：2004/12/27

ぼくのうたをきいとくれ
	作・絵: 山下ケンジ出版社: 講談社

図書館の目立つところにあったのを、次女が見つけて借りてきて、パパに読んでもらいました。

歌の好きなからすのスケロウは、ある日ねこにやられて、とべなくなります。ひとりぼっちで、歌っていると、片目のつぶれたからすがやってきて・・・？？？

想像をはるかに超え、悲しい結末が待っている、シリアスなストーリーに、びっくりさせられました。
大切なことに気づくために、払った代償は、大きすぎました。

からすは黒という常識を打ち破る、とぼけた感じの絵もいいです。

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長男の知識が光りました♪　

投稿日：2004/12/27

ねえどっち？
	作: 二宮由紀子絵: あべ弘士出版社: PHP研究所

小さい頃から生き物好きの長男が、自ら選んで、読んでくれた絵本です。

｢ねえ　きみって　しろい　しまもようのある　くろいうま？　それとも　くろい　しまもようのある　しろいうま？｣
と、人間の子に聞かれて、しまうまのしまこさんは、今までそんなこと考えたことなかったと、悩みます。
朝ご飯も途中で考えてると、きりんがやってきて・・・？？？

動物園で飼育係をやっていたという、あべ弘士さん（｢あらしのよるに｣で有名ですね）の、壮大なサバンナの絵が、想像力をかき立て、生き物好きはもちろん、そうでない人も充分見ごたえがあります。

答えが示されないラストも、味があって好きですが、さすが長男！｢動物のことならまかしとき！｣と答えを教えてくれました。
（前者なんだって？！｢どうぶつ奇想天外｣でやっていたそうです。）他にも、ライオンのオスは狩りをしないこと、きりんやくろさいは食べないことなどを、得意げに教えてくれました。

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心が研ぎ澄まされていく　

投稿日：2004/12/23

よあけ
	作・絵: ユリ・シュルヴィッツ訳: 瀬田貞二出版社: 福音館書店

これも｢幸せの絵本｣で初めて知り、借りてきました。
短い文章（瀬田貞二さんの訳、大好きです♪）と、地味な水彩画。
でも、美しいよあけの情景が目に浮かび、心が研ぎ澄まされていくような気がします。
そして、ラストのページのあまりの美しさに｢きれい・・・｣ため息が出ます。

ただし、残念ながら子どもウケはしませんでした。（我が子が鈍いのだろうか・・・？！）

そして、とてもびっくりというか、かなりショックだったのは、作者紹介のところに載っている、コールデコット賞を受賞した｢空とぶ船と世界一のばか｣という絵本です。だって、1000冊以上の感想を投稿した私が、たった２つだけつけた最低評価（☆ひとつ）の絵本だったからです。この本の、皆さんの感想もぜひ聞いてみたいです。

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やっぱり五味さん、やってくれますね。　

投稿日：2004/12/23

まどからおくりもの
	作: 五味太郎出版社: 偕成社

数あるクリスマス絵本の中でも、大人気のこの絵本、我が家でのデビューはちょっと出遅れ、やっと今年生協のチラシで購入しました。（実は夫は、教材として昨年勤めていた養護学校で使っていたようですが・・・）

いやあ、うわさどおり楽しい仕掛け絵本でした。
ただ、窓があいてるだけの、シンプルな（昔からよくある）仕掛けなのに、さすが五味さん！やってくれます。
大満足です！
次女も、かなり気に入ったようで、サンタさんに｢ちがうよ～○○だよ～！｣と、得意げに教えています。
勘違いしてあげたプレゼントなのに、みんなが喜んでるラストが最高ですね♪

余談ですが、来年の我が家の（家族写真入り）年賀状、五味太郎さんのイラストです。

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次女にはイマイチだったみたいだけど・・・　

投稿日：2004/12/23

おへそのひみつ
	作: やぎゅうげんいちろう出版社: 福音館書店

｢かさぶたくん｣を次女がとても気に入って、とうとう購入したいきさつがあるので、これもきっと気に入るのでは？と借りてみたのですが・・・
｢かさぶたくん｣より、やや説明の部分が長いためか、ちょっと飽きてしまったようで、アンコールはしてもらえませんでした。ぐすん。
でも、でも、すごくおもしろいです。
わかりやすいです。
おへそのごまをとってもいいのか？いけないのか？大人でも悩んでしまうようなことを、ちゃんとお医者さんがおまけのコラムで答えてくださってます。
このシリーズ、めちゃくちゃ楽しいのに、賢くなるためになる絵本です。
だから、次女の反応よりも、自分の気持ちで評価させていただきました。（長男・長女の反応もよかったです♪）

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３つの気持ちを味わえる　

投稿日：2004/12/23

ザザのちいさいおとうと
	作・絵: ルーシー・カズンズ訳: 五味太郎出版社: 偕成社

｢幸せの絵本」で紹介されていて、ぜひ読んでみたいなと手にとった絵本です。
今までこの作者、｢メイシーちゃん｣シリーズが、あまりに有名でキャラクター化していて、何となく避けてしまっていたのですが、読んでみるとすごく明るくてかわいくて楽しい絵本で、読まず嫌いはいけないなあ、と反省させられます。

長男がお兄ちゃんになった時、長女がお姉ちゃんになった時をなつかしく思い出すと同時に、私自身が三人姉妹の長女だったので、母が書いた自作童話｛しのちゃんの家出｣（だったっけかな？！）を思い出し、キューンとなってしまいました。

この絵本がいいのは、弟ができてみんなにかまってもらえなくなり、寂しいザザの気持ち、弟と遊んでみたらすごくかわいくて、お兄ちゃんになった誇らしいザザの気持ち、そして弟が寝てからだっこしてもらい、大好きな絵本を読んでもらう、うれしいザザの気持ち、３つを同時に味わえることだと思います。

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