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おじいちゃんならではの戦法
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投稿日:2020/07/29 |
お話は、主人公の「ぼく」の家の庭に宇宙人たちが来るところから始まります。
宇宙人たちは、庭の木にロープを縛り付けて、地球を持って帰ると言うのです。
すると、おじいちゃんが、
「いいから、いいから。うちでゆっくりしていってください」
と言いました。
宇宙人たちは家の中でゆっくりして、銭湯に行って、そして家に帰ったらたこやきパーティ。その上、「ぼく」の家に泊まってしまいました。
そうすると、翌朝、地球ではなくおじいちゃんを連れて帰ると言い出したのです。
おじいちゃんは、
「いいから、いいから」
そのうちに雨が降り出して……。
宇宙人たちは、おじいちゃんの、
「いいから、いいから」
にのせられて、持って帰りたいものを次々と変えていきます。
もう、地球のことなんて、すっかり忘れています。
もしかして、これは、おじいちゃんならではの戦法!
「いいから、いいから」
と言いながら、地球の危機を救ったおじいちゃん。
年齢に関わらず、幅広い年代の方にお勧めです。
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最初から最後までかわいい
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投稿日:2020/07/27 |
最初に、ひよこが登場します。
「ねえねえひよこさん、どこどこかわいい?」
そう聞かれて、ひよこが立ち上がると、
「あんよがとってもかわいいね」
歩き出すと、
「よちよちあるくのじょうずだね」
次に、りすが登場します。
「ねえねえりすさん、どこどこかわいい?」
そう聞かれて、りすが手に持っていたどんぐりの殻を外すと、
「ほっぺがとってもかわいいね」
どの登場人物もたくさん褒められて、笑顔になります。
そしてそれを見た他の登場人物も、とてもすてきな反応を見せます。
誉め言葉が、どのページにも書かれています。
こんな言葉をかけられて育った子は、目の前の人の幸せを心から喜べる大人になれそうです。
おすわりができるようになった頃から三才くらいまでのお子さんに、お勧めです。
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おじいちゃんの優しい一声
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投稿日:2020/07/26 |
主人公の女の子なつみちゃんは、おじいちゃんが旅行から帰ってくるのが嬉しくてたまりません。
だから、当番のことを忘れたまま、学校から帰ってしまいました。
当番とは、毎週金曜日の野菜の水やりです。
大好きなおじいちゃんが帰るからと、当番を忘れて帰ったなつみちゃん。
ところが、おじいちゃんの顔を見た瞬間に思い出してしまいました。
そうなったらもう、楽しめません。
野菜たちのことが頭から離れず、沈んだままです。
それを見たおじいいちゃんは……。
水やりに行くべきか行かざるべきか。
揺れ動くなつみちゃんの心に、おじいちゃんの言葉が優しく響きます。
さあ、なつみちゃんは水やりに行ったでしょうか?
それとも、行かなかったでしょうか?
誰にでも起こりうる出来事なので、誰にでもお勧めだと思います。
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次に何が起こるか分からない
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投稿日:2020/07/26 |
この絵本の主人公は、自動車のダットくんです。
そのダットくんは、友だちの自動車エスハチくんと一緒に、シマネコ博士に会いに行きます。
会った場所はスイカの直売所で、ダットくんやエスハチくん以外の自動車も集まってきています。
シマネコ博士が言うには、エヌコロちゃんが育てたスイカを盗んでスイカ爆弾にしているグループがいて、彼らからスイカ爆弾を取り返すために出動するということです。
はたして計画は上手くいくでしょうか?
この絵本の登場人物は、ほとんどが自動車です。
その自動車が空を浮いたり海に潜ったり。
次に何が起こるか分からないような、ハラハラとした展開になっています。
絵がとてもリアルで、細かく描かれています。
絵を見るだけでも、十分楽しめそうです。
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自分で創る絵本
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投稿日:2020/07/26 |
この絵本は、自分で創る絵本です。
色々な絵柄のシャリや具がシールとして付いていて、ページに描かれているお皿の上に貼っていくのです。
シールとシールの組み合わせは読者の自由。
発想の赴くままに組み合わせて貼ってゆくのです。
お寿司屋さんの店内は普通ですが、お客さんは特徴的な姿かたちをしています。
お寿司はお店だけにとどまらず、宇宙へと広がっていきます。
日常とは明らかに違う景色に子どもさんたちは刺激されて、とてつもないお寿司を創り出しそうです。
小さなお子さんから小学校低学年までの幅広い世代に、受け入れられそうです。
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本当に大切なものの存在
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投稿日:2020/07/22 |
主人公は、友だち思いのにわとり、ポップコーンです。
ポップコーンは本当に友だち思いで、みんなに挨拶したり褒めたりお話を聞かせたりと、毎日まめまめしく動きます。
あまりにも親切だから、村の「いちばんともだちおもいなにわとり大会」で、三年連続で優勝しています。
そしてあまりにも友だち思いだから、その大会でもらったメダルを、誰かにあげてしまうのです。
そんなポップコーンが、ある日、スマホを拾いました。
スマホに触ると、
「こんにちは」
と言われました。
ポップコーンが
「こんにちは」
と返事をすると、また
「こんにちは」
と返ってきます。
ポップコーンは、思います。
これは、「ぴったりなともだちができるまほうのはこ」なんだわ!!
それ以来、ポップコーンはスマホに夢中。
ずっと仲良くしてきた友だちそっちのけで、スマホとばかり仲良くします。
それだけではありません。
あまりに夢中になりすぎて周りが見えなくなって、車にひかれそうになったり睡眠不足になったり。
それでもポップコーンはスマホを離しません。
いつしか、「ぴったりなともだちができるまほうのはこ」と命名していたスマホを、「まほうのはこでれんらくをくれるわたしにぴったりなともだち」に昇格させてしまいました。
そんなある日、ポップコーンは、スマホで仲良くなった知らない誰かを招待しました。
さあ、パーティに訪れた「まほうのはこでれんらくをくれるわたしにぴったりなともだち」は、いったい誰なのでしょう?
スマホは、便利な機械です。
家にいながら色々な景色が見られて色々な人と触れ合えて、色々な知識を増やすことができます。
でも、スマホは家族でしょうか?
友だちでしょうか?
主人公のポップコーンは危ないところを助けられて、本当に大切なものの存在に気付きます。
これは、いつも親切で友だち想いのポップコーンだからこその結末です。
私も、家族や友だち、目の前の人を大切にしていこうと、心から思いました。
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少し違う読み方もできそうです
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投稿日:2020/07/22 |
主人公の小鳥は、自分の歌を忘れてしまいました。
だから、春になって他の小鳥が次々と結婚相手を見つけていく中、この小鳥はひとりぼっちのままでした。
ぼくのうた、なんだっけ?
試しに、
「ワン」
と鳴いてみました。
そうしたら、犬がやってきました。
次に、
「ブーブー」
と鳴いてみました。
そうしたら今度は、ぶたがやってきました。
こんな感じで色々と鳴いてみるのだけれど、小鳥はやってきません。
ぼくのうた、なんだっけ?
とてもかわいらしい絵本です。
ただ、ここでご注目。
そのまま読むほかに、こんな読み方もできます。
1ページ目に、一羽の小鳥を除いた全ての登場人物が描かれています。
この耳は……。
この鼻は……。
読み進めながら、どの動物がどこに隠れているのか、探してみてください。
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誰にとっても良い絵本
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投稿日:2020/07/20 |
あるところに、桃が一個落ちていました。
その桃を巡って、トラネコ(名前はたま)とクロネコ(名前はブルース)が言い争いをしています。
最初は、どちらが最初に見つけたのか。
次は、自分の自慢。
そして次には、相手の悪口。
どちらも桃が食べたいから、お互いに譲りません。
とうとう、
「あっちのきまで、かけっこできょうそうしようよ!」
となりました。
「よーい、どん!」
たまとブルースは、互いに抜いたり抜かれたり。
そして、あと少しのところで……。
一つの桃を巡って起こったけんかは次第にエスカレートして、とんでもないことになりました。
もうここまできたら、桃のことはすっかり忘れているのでしょうね。
結末が何とも言えずさわやかで、素敵な風が吹いています。
絵本ではありますが、どの年代の人でも楽しく読めるのではないかと思います。
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選ばれた理由は
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投稿日:2020/07/16 |
すみれ組は、「おおかみとこやぎ」の劇をやります。
この絵本の主人公まなちゃんは、先生に言われて、おおかみをすることになりました。
でも、まなちゃんは嬉しそうにするわけでもなく、黙っています。
おおかみをやりたかったかいくんは、それが分かりません。
何かにつけおおかみのフリをして自己主張します。
ですが、それでもまなちゃんは静かなままです。
まなちゃんは、どうしておおかみをしたくないのでしょう?
先生は、どうしてまなちゃんをおおかみにしたのでしょう?
発表会の前日に、それが分かります。
優しい色合いの絵本です。
幼稚園や保育園の年中さん、年長さんにいかがでしょうか?
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幸せを願いたくなる
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投稿日:2020/07/16 |
この絵本の主人公は、まめざらちゃん。
小さな小さなお皿です。
まめざらちゃんは、ある日、ダダさんの家の食器棚にやってきました。
すでに食器棚にいたのは、どんぶりぼうややおわんさま、それからおおざらくんやスープざらさん、おちゃわんおばさんなどです。
実はお皿たちには楽しみがあって、それは、盛りつけられたごちそうを、こっそり味わうことです。
みんなはそれぞれごちそうを盛りつけられて、とても幸せそうです。
それを見て、まめざらちゃんは期待に胸を膨らませます。
あ!
ダダさんが、まめざらちゃんを取り出しました。
まめざらちゃんは、うれしくてしょうがありません。
どんなごちそうを盛りつけてくれるのかしら?
ところが。
まめざらちゃんに盛りつけられたのは、醤油とわさび。
他の日は、お醤油とお酢、それからラー油。
それから他の日は……。
まめざらちゃんに盛りつけられるのは、調味料ばかり。
ダダさんは、まめざらちゃんを醤油皿としてしか使わないのです。
まめざらちゃんは、悲しくて悲しくて涙が止まりません。
みんなが慰めてくれるけれど、絶望してしまいました。
そんなある日、ダダさんの家の台所に、女の人がやってきました。
ダダさんと結婚した、ピピさんです。
ピピさんは、まめざらちゃんを見つけて言いました。
「このおさらなら、ちょうどいいわ」
ピピさんは、まめざらちゃんをどのように扱うのでしょう?
やっぱり醤油皿として?
それとも……。
読み進めていくうちに、まめざらちゃんを応援したくなってきます。
描かれるお料理もとても美味しそうで、食べたくなります。
とてもかわいらしい絵本なので、年齢に関わらず読んでいただきたいと思います。
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