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環菜

ママ・40代・宮崎県、男の子18歳 男の子16歳

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自己紹介
2人の息子の子育てに奮闘中です。
ひとこと
読み聞かせは、第1子がお腹にいるときから始め、それ以降は生活の一部になりました。
息子たちが2歳になるまでは、月誕生日に1冊ずつ絵本を買ったりもしていました。今は息子たち自身が、図書館で借りてきた絵本の中で気に入ったものを「これ面白い!これ買って〜!」と言ってくれるので、親子で厳選しながら購入する絵本を決めています。
絵本の好みはついつい偏りがちですが、できるだけ幅広く、いろんな絵本を読もうと心がけています(^−^)

環菜さんの声

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自信を持っておすすめしたい 大人でも「なるほどねぇ」  投稿日:2013/10/11
ふくろうとにわとり
ふくろうとにわとり 作: 唯野元弘
絵: 毛利将範

出版社: 鈴木出版
パキっとした鮮明な切り絵。表紙のフクロウの愛嬌にまず惚れました。
太陽が寝坊してしまい、何日も夜が続いていた。おひさまは山の向こうに住んでいると聞き、飛ぶことのできる鳥たちがおひさまを起こしに向かったのです。
でも飛べない鳥、にわとりは置いてきぼり。でもにわとりは、自分にできる最善を尽くします。そして先頭を飛んでいたフクロウは…。
にわとりがなぜ朝鳴くのか、フクロウはなぜ夜行性なのか、大人でも「なるほどねぇ」と納得させられる、身のある一冊です。
日本民話なのですが、堅苦しくなく、難しくなく、4歳くらいからは無理なく理解できるお話だと思いますよ♪
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う それぞれの得意なこと  投稿日:2013/09/19
りんごがたべたいねずみくん
りんごがたべたいねずみくん 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
木に実っている美味しそうなりんご。
りんごが食べたいねずみくんは、りんごを見上げています。
とりは当然のようにりんごを取っていきます。さるも、きりんも、ぞうも…。
ねずみくんは羨ましそうにその様子を見ています。
そこへやってきたのは、あしかくんでした。あしかくんの「得意なこと」と、小さなねずみくんの「特性」がうまくコラボして、りんごをGETできました。
あしかくんも一人ではりんごを取れなかったはず。得意なことを活かすこととともに、誰かと補いあって協力することの大切さも教えてくれます。
とはいえ…とりさんや、さるさんたちが、ねずみくんに取ってあげてもよかったのに…という若干のわだかまりは残るので☆は4つにしておきます(^^;
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なかなかよいと思う 図書館で見つけた一冊  投稿日:2013/09/19
やまをつくったもの やまをこわしたもの
やまをつくったもの やまをこわしたもの 作・絵: かこ さとし
出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
タイトルから想像したのは、環境破壊などが描かれているのかと思いました。が、そうではなく、山を作った地球の力、山を変えていく(今も変えている)自然の力のことが解説してありました。
1年生と年中の子供には難しいかと思いましたが、意外にも真剣に見入っていて、補足説明を求めてくるほどでした。
地球の中にも力が働いていることを知るだけでも、大きな学びになったと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 涙なしには読めない  投稿日:2013/08/26
きつねのでんわボックス 絵本版
きつねのでんわボックス 絵本版 作: 戸田 和代
絵: たかす かずみ

出版社: 金の星社
これは子供のためというよりも、親(特に母親)ための絵本ですね。
子供を亡くした母きつねの思い。想像するだけでもう…。

そんなときに出会った人間の男の子。離れた町で入院しているお母さんに、毎日電話をかけに電話ボックスにやってくる男の子。
きっと、凍えそうだった胸には、温かい灯火になったでしょう。

母子の思いが、不思議な”魔法”となって、奇跡を呼びます。
親であれば、涙なしには読めないかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 素晴らしい絵本!  投稿日:2013/08/26
あかいろうそく
あかいろうそく 作: 新美 南吉
絵: 鈴木 寿雄

出版社: フレーベル館
「あかいろうそく」一体どんなお話なのか、タイトルからは想像できず、わくわくしながら絵本を開きました。
新見南吉さんが持つ絵本センスが光っています…!登場する動物たちの可愛らしいこと!ストーリー運びの絶妙なこと!
猿が赤いろうそくを拾い、花火だと勘違いしたところから始まるのですが…
動物たちの花火への興味と、火をつけることへのドキドキ感のバランスが素晴らしいです。動物たちの気持ちが細かく伝わってきます。
カメの顔が引っ込んでしまうというユーモアも最高です〜!
作者の新見さんは若くしてお亡くなりになったようですが、本当に素晴らしい作品を残されてらっしゃいます。読んだことがない方はぜひ…!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい もう最高!  投稿日:2013/08/26
しゃっくりがいこつ
しゃっくりがいこつ 作: マージェリー・カイラー
絵: S.D. シンドラー
訳: 黒宮 純子

出版社: らんか社
シュールな表紙に
「しゃっくり」と「がいこつ」という有り得ない組み合わせのテーマ。
期待せずにはいられなかったです。

予想を遥かに上回る面白さでした。
大人の私でもゲラゲラ笑ってしまいました。

正直言うと結構くだらないんですが(笑)
みんなで読んで、みんなで笑って、ストレス解消になるような絵本です!(見た目に反して。笑)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 日本ならではの  投稿日:2013/08/26
おしろとおくろ
おしろとおくろ 作: 丸山 誠司
出版社: 佼成出版社
日本ならではのお城。
それを「お白」と掛けて、対峙する「お黒」を登場させるとは。
作者の丸山誠司さんのセンスを感じますね!

最もわかりやすい色のコントラストですから、「お城」がいまいち分かっていない幼児でも、楽しみやすいと思います。

だいふくもちが好物。白ひげが自慢のおしろじいさまと。
あんころもちが好物。黒ひげが自慢のおくろじいさま。
どっちがかっこいいか、チェスやオセロで対決しようとします。

白黒の世界、ぜひお楽しみください!
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なかなかよいと思う 子供のお気に入り  投稿日:2013/08/26
10ぴきのかえるのピクニック
10ぴきのかえるのピクニック 作: 間所 ひさこ
絵: 仲川 道子

出版社: PHP研究所
10ぴきのかえるシリーズの絵本は5歳の息子が気に入って、最近よく読んでいます。
「ピクニック」は春が舞台です。10ぴきのかえるは、けろけろピクニックに出かけます。
すると途中で、しっぽに怪我をしたねずみの子と出会いました。
ねずみの子を家まで送り届けようとするかえるたちですが、恐怖の敵が現れ…
平和なピクニックはちょっとした冒険になってしまいました。

ほのぼの…が一転、大変なことが起こってしまう!という流れは、このシリーズ共通ですね。(たまには変えてもらいたいと思うのは大人だけ?)
けど子供は気に入って読んでいるので、同じ流れのほうが親しみやすいのかもしれませんね。
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なかなかよいと思う 「ゆめ」  投稿日:2013/08/14
マシューのゆめ
マシューのゆめ 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
子供の体験させること、実際に見せることは大事なことなんだなと親としては改めて思いました。
何をしていいのか、夢なんてまったく分からなかったマシューは、ある日連れて行かれた美術館で芸術に触れました。芸術に触れたことで、マシューの中で何かが目覚めたのです。
それからというもの、ただのガラクタだと思っていた、家の自分のスペースのモノたちも、色鮮やかに、なめらかに見え始めました。
ずっと眠ってはいたけれど、マシューの中には絵描きの素質があったからこそ、マシューは気づかないうちに新聞や本や壊れたランプを集めていたのかもしれないなと感じましたね。
ただひとつ、ニコレッタの存在は一体どういう意図があったのかが、私にはよく分かりませんでした。ただのマシューの恋?ゆめとは違う話?ニコレッタが「絵が素敵」と言ったからマシューは目覚めたの?
うーん。やっぱりよく分かりません(^^;
これは子供へというよりも、「親」が読む絵本かもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい 秘密の友情物語  投稿日:2013/08/14
としょかんねずみ2 ひみつのともだち
としょかんねずみ2 ひみつのともだち 作: ダニエル・カーク
訳: わたなべ てつた

出版社: 瑞雲舎
「としょかんねずみ」の続編。
「としょかんねずみ」があまりにも面白かったし、「2」のレビューもよさそうだったので、図書館で探して借りてきました。
図書館の子供の調べ物コーナーの小さな穴に住んでいるねずみのサム。本を読むのが大好きで、本を書くのも大好きな、秘密のベールに包まれた作家であるサムですが、今回とうとうある一人の男の子に見つかってしまいます。サムとしたことが足跡を残してしまうとは、大失態でしたね。よほど慌てていたんですね。
だけど、サムのことを見つけた男の子トムは、面白おかしくサムのことを言いふらしたりしません。あの手この手で、怖がっているサムとの距離を縮めていきます。
結局一度も顔をあわせていないサムとトムですが、次第に2人の素敵な合作が出来上がっていきます。
もうドキドキ!ワクワク!ゾクゾク!
図書館という小さな世界の中で、不安、緊張、期待、楽しみ、嬉しさ、友情…いろんな感情が入り交じるお話。本当によくできているなと感心してしまいます。

1年生&5歳の子どもと読んでいますが、二人共あっという間に「としょかんねずみ」のファンになりました。まだ読んでいない方はぜひ。長めのお話ですが、5歳くらいなら楽しめるはずです。
そして、できれば1作目の「としょかんねずみ」から読むことをオススメします。
参考になりました。 1人

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