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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい こちらを圧迫するほどの喧噪さ  投稿日:2009/07/11
シイイイッ!
シイイイッ! 作: ジーン・ウィリス
絵: トニー・ロス
訳: いけひろあき

出版社: 評論社
 「世界が平和になるための秘密」を知っているちっちゃなトガリネズミ。
 ちっちゃな声で「ねえ、きいて。」
 でも、だれもトガリネズミの声がきこえない。

 世界の人に聞かせたい大事な大事なことがある。
 それは………。

 私たちの生活の中のたくさんの音。
 文字にしてみると、なんとたくさんあることか。
 ページいっぱいに描かれた絵が、こちらを圧迫するほどの喧噪さを伝え、さらに畳み掛けるような、様々な字体による「音」の文字化。
 どのページもどのページも、喧しい「音」が聞こえてきます。
 描かれた「音」の発信源たちの滑稽で迫力あるけたたましさが、とてもユーモラスに各ページ表現されています。
 
 当時小2の我が息子は、文字化された「音」を声に出して読むだけで、ひっくり返って笑っていました。
 静寂を表したページを見て、「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、静か!」って、納得していましたっけ。
 
 見返しがまたオシャレです。『な〜〜〜〜〜るほど』って言う感じです。
 
 未就学児には、少し難しい内容かも知れませんが、絵を見ながら「音」を読んでもらうだけでも楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 「なんで?なんで?」の質問攻め  投稿日:2009/07/11
しっぽ 5まんえん
しっぽ 5まんえん 作: 清水敏伯
絵: 岡本 颯子

出版社: ポプラ社
 たぬきのポンが、となり村の秋祭りによばれて、楽しく帰ってきました。お酒も入って、ふらふら、ひょろひょろ、いい気持ち。ところが途中で大事なしっぽをなくして……。

 黒をベースに黄色のみを使った二色刷。
見返しからして、いかにもたぬきの住んでいそうな山の風景。

 開いてみて、「えっ?しっぽをなくす?気づかないの?痛くないの?」という息子の質問攻め。「よっぱらってたからね〜。」と、お茶を濁して先へ。

 しっぽは拾われ、村にニューモードが。
 ポンの方は、たぬき仲間にからかわれ、十五夜のイベントにも出られず…。
 しっぽは、3万円で古着屋へ引き取られ。古着屋は………。


 ポンが、早くしっぽにたどり着くようにと、ページめくりを急がされました。
 
 引き算が少しできた息子が、「なんで拾ったチョロは、ファッションを楽しんでその上、3万円ももらえるの?」と。またまた、「なんで?なんで?」の質問攻め。

 『ここで、お話終わらないでよ。』って、読後思いました。
が、よく考えてみると、読後必ず我が家のようなやりとりを皆さんしていることだろう。
 そうか、これは、“絵本の後に親子で話しあってみて”っていう作者の意図なのだという結論に達しました。

 表紙絵からもおわかりのように、“月夜のたぬき”がとても愛くるしいんです。
 黄色は、月と影法師と、あと一つに使われているだけです。
この一つが、また笑えるんです。

 引き算ができる頃に、お薦めします。
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自信を持っておすすめしたい 最後に「一本とられた〜」  投稿日:2009/07/11
なりたいじんじゃ
なりたいじんじゃ 作・絵: 矢玉 四郎
出版社: ポプラ社
お参りすると、なりたいものになれる なりたいじんじゃ。
ねずみがおまいりにやってきて、「ぬいぐるみ」になりたい。
でも、夢がちいちゃくて却下され…。
 
 とにかく、細かい細かい。表紙絵だけでも、40人の人物が描かれているんです。どのページもたくさんたくさん出てきます。
 町並みも細かく、本当に、楽しくてページがなかなか進みませんでした。

 でも最後のページで、「一本とられた〜」っていう感じで、自分の観察眼の甘さを思い知らされます。
 
 二度目読んでも、やっぱり各ページゆっくり楽しんでしまいました。

 俳句も出てきて、とってもユニークな絵本です。

 近所の6歳の女の子と読みました。お化け屋敷のページは特にうけましたね。私は、おさるのページが大好きです。
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自信を持っておすすめしたい マジックインキで顔を…  投稿日:2009/07/11
トマトひめのかんむり
トマトひめのかんむり 作: 真木 文絵
絵: 石倉 ヒロユキ

出版社: ひかりのくに
 夏の畑の盛り時。
 まだまだ固くて緑色のトマト姫が困り顔。
 幹から降りて、なくしたみたい。大切なかんむり。
 トマト姫は、かんむりを探しに……。

 我が家も家庭菜園を楽しんでいます。サクランボが終わって、薔薇が終わりかけ、プンゲンスホプシーの新芽が出揃い、ラベンダーが「どうよ!今年も綺麗でしょ!」ってすましている時期に、きゅうりくん、いんげんくん、トマトさんが実を付け始めます。
土おこし、植え付け、水やり(EM菌+黒蜜+お米のとぎ汁)、雑草取りは私担当。収穫は夫と息子。これがホントの“おいしいとこどり”です。
 
 トマト姫が、かんむり探しに出かけていって、作物の足元がクローズアップされているのが、目新しい感じがしました。とかく、人の目は実のなる上に目線が行きがちですが、トマト姫のサイズのおかげで、ほかにもたくさんの「小さな世界」が見られます。

 当時息子のお気に入りは、“ひねくれキュウリ”でした。何度も見ては、笑っていました。静かになったなと思ったら、畑に出て、同じ形のきゅうり探しをしていました。
 わたしは、マジックインキで顔を描いてみたくなりました。今年やってみようかしら。

 家庭菜園を親子で楽しんでいる方だけでなく、土いじりは苦手という方にも、お薦めします。
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自信を持っておすすめしたい 慈しみ愛し合ってきた軌跡  投稿日:2009/07/11
つみきのいえ
つみきのいえ 文: 平田 研也
絵: 加藤 久仁生

出版社: 白泉社
 書店に並ぶや購入しました。私のために。
 アニメーションが先で絵本が後というのも、そうないことでしょうね。
 
 何ともいえないこの背景の切ない色使い。おじいさんの継ぎを充てたズボン。

 こんな事になってはいけない、海面上昇の世界。
 
 おじいさんが、落とし物を探しに海中深く潜って行き、おじいさんの人生の歴史を知った時、おじいさんはちっともかわいそうではないんだと思いました。
 
 子どもの頃から、一緒に大きくなったおばあさんと結婚し、小さな家で幸せな家庭を築き、たくさんの思い出と今は暮らしている満足げなラストのおじいさんの表情が印象的です。

 やはり、家庭は結婚したからには、夫婦がベースだと思いました。子どもを優先したり、仕事を家庭と秤にかけたりなんて、次元の違う世界です。
 このおじいさん夫婦には、慈しみ愛し合ってきた軌跡がはっきりと“つみきの家”の中に見えます。今は、一人ですが、心は永遠におばあさんといっしょにいるのでしょう。

 感動の一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい こちらも元気をもらいます  投稿日:2009/07/11
あたし、ピーカンちゃん
あたし、ピーカンちゃん 作・絵: 大森 裕子
出版社: 教育画劇
 『ぼく、あめふりお』の大森先生のてるてるぼうず第二弾です。

 今回の主人公は、傘も知らない、“はれおんなのてるてる坊主”ピーカンちゃん。
 夏休みになって、畑のお世話。でも、お野菜みんな元気がないの。
 そこへボッ ボッ ボッ 空からたくさんのお水が……。

 “行くところいつも雨のてるてる坊主”あめふりおくんも登場して、
ピーカンちゃん初めての雨体験。


 ピーカンちゃんのアクティブなこと、こちらも楽しくなってきます。日照り続きの畑の作物の様子も、リアルです。

 初めての傘遊び、ピーカン号での飛行、文字通り傘での落下。どれもこれも、元気で可愛らしくて、こちらも元気をもらいます。

 お話の展開が早く、ポンポンポ〜ンっていうリズムで読めちゃいます。

 見返しには、ピーカン号の作り方まで。

 それにしても、『ぼく、あめふりお』の初版発行日が6月6日で、『あたし、ピーカンちゃん』の初版発行日が7月7日なんて、オシャレ
ですね〜。

 ご近所の4歳6歳の姉妹に読みましたら、落下傘シーンがおおうけでした。

 『ぼく、あめふりお』と二冊いっしょに読んでみるのも楽しいかも知れませんね。
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自信を持っておすすめしたい 心に根付く“自信”と“充実感”  投稿日:2009/07/11
まほうの夏
まほうの夏 作: 藤原 一枝 はた こうしろう
絵: はた こうしろう

出版社: 岩崎書店
 魔法には、「嫌なまほう」をかけられて、『とけてよかった〜』というものと、「素敵なまほう」をかけられて、『とけてちょっと残念』っていうものがあると思います。
 このお話は、後者かなと思うんですが、でも、ちょっと『残念さ』が違うような気がします。残念だけれども、心の奥にしっかりと根付く新しい体験による“自信”と“充実感”。そして、一生忘れない大切な思い出。

 ヒートアイランドのど真ん中に住む都会っ子兄弟ケイとユイ。
 共働きの両親に、留守を任され、暑くだるくメリハリのない生活。
 そんなとき、海山の自然に恵まれた田舎のおじさんからの、「おいで」のはがき。そして、二人は「さらば、東京」……。

 何よりも絵が素晴らしい。
 東京での兄弟二人だけの暑い日々は、ほんとうにつまらなさそうです。なかでも、二人でプールの後の水着を干すシーンは、ジーンとしてしまいました。
 東京から田舎へのページはスピード感が伝わります。
 田舎の町並みや空の色は、私でも郷愁を感じてしまいます。
 特に圧巻だったのは、”せみしぐれ”ならぬ“せみ豪雨”。
 『あ〜、こういう瞬間、私も経験したことがあるな〜』と思ったら、胸にこみ上げてくるものがありました。


 我が家は、今年も夏はがんばります。
 近場にたくさん見つけられそうです。まほうの夏。

 息子は、「こんな夏いいよね〜。今年、ばあちゃんちに一人でいってみるかな。」ですって。
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自信を持っておすすめしたい ロマンティックなジュース  投稿日:2009/07/10
ロッコくんジュースのまちへ
ロッコくんジュースのまちへ 作・絵: にしまきかな
出版社: 福音館書店
 ジュースがおいしい季節になりました。お子さんもお好きかと思います。こんなお話はいかがでしょうか。

 ある晩、ロッコ君は、のどが渇いて夜中に目が覚めました。
 窓の向こうのお月様を見ていたら、お月様の中でジュースを飲んでる子が見えました。
 その子が、犬に吠えられ、コップを落とし、それを追いかけ落っこちちゃった。
 ロッコくんは「大変」と落ちた子を助けに………。

 ロッコくんを連れ、“つきのこ”はジュースの町へ…。

 本当においしそうなジュースが出てきます。へえ〜これもジュースなんだ、というのも出てきます。これは飲みたくないな(笑)っていうのもでてきます。

 ページ数の多い絵本ではありませんが、画面割りが工夫されていて、たっぷりジュースを堪能できます。

 最後のページは、何ともロマンティックです。

 4歳当時の息子は、工場のページを熱心に見ていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい お子さんに読む前に予習を  投稿日:2009/07/10
へんしんオバケ
へんしんオバケ 作・絵: あきやま ただし
出版社: 金の星社
 息子が1年生の時、お話し会で読んでもらった絵本です。
 オバケの似合う季節になってきましたので、選びました。
 
 こわ〜い洞窟をくぐり抜けるとオバケに変身しちゃいます。
 言葉遊びで、何度もくぐり抜ける間に繰り返していると、あら不思議
変身しちゃうんです。

 見返しに「使用上の注意」が書いてあり、ページをめくるタイミングについて、丁寧に説明してくれています。

 あきやま先生の作・絵ですから、可愛らしいオバケにみな変身するので、未就学児でも怖がらず楽しめると思います。

 お子さんに読む前に、予習をすることをお薦めします。オバケの絵に爆笑してしまいますから。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 自分大好き!  投稿日:2009/07/10
ぼくだけのこと
ぼくだけのこと 作: 森 絵都
絵: スギヤマ カナヨ

出版社: 偕成社
 「ぼくって、こんな子なんだよ」って、主人公の男の子が家族や周囲の人の声を借りて、自分のことを紹介していきます。それも、“この子だけの事“を兄弟の中で、家族の中で、…の中で、…の中で、……と。

パーソナリテイを自分で見つめ、「自分大好き!」って、自己肯定できているところが「にっこりできる終わり方」になっているのではないでしょうか。

 この少年は、毎日がたのしくて、幸せなんだな〜ということが伝わってきます。

ページが進む事に、たくさんの人間の中での「ぼく」を見つめ、 「これって すごいことなんだ!」って気づいています。

 もう少しおおきくなったら、隣りにいる人もそうなんだと気づけるでしょうか。

 『ウオーリーをさがせ』や『ミッケ』に夢中の頃の6歳当時の息子に読んで、たくさん人が出てくるページで、「ぼく」探しをしていました。
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