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顔面蒼白さが最高です!
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投稿日:2015/05/20 |
大笑いでした。
行列に惹きこまれ思わず並んでしまう不思議なお話の始まりです。
なんの行列かな〜?って、並ぶのが苦手な私もワクワクしながら、ページを進むと、食べ物屋さんのようです。
食べた後も、行列は進み次の行列へ、・・・。
二度目に読んで、気付きました。
並んでいる人たちが、すごい速度で太っていくんです。
そして、最後の長〜〜〜い行列のオチへと繋がります。
とにかく笑いました。
最後の行列の面々の顔面蒼白さが最高です!
年中さんくらいから、意味も理解でき楽しめそうです。
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陽水の「少年時代」が・・・
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投稿日:2015/05/20 |
1940年生まれということは、戦中生まれですなんですね。
幼少期を高知県で過ごされたということですから、まさにこの作品はその頃の思い出でしょうね。
迫力ある「とべバッタ」で征三さんに出会い、中学年で読む作品を探していて征彦さんの「じょごくのそうべえ」を手に取り、お二人が兄弟であることに気づきました。
双子だったんですねぇ〜。
お二人とも絵の才能に長けていらしたとは、素晴らしい。
大学時代から関西と東京に離れ、独自の活動をしていらしたようですが、征彦さんは京都で有機農法を行われ、征三さんは東京でチャボを飼い畑を耕していらっしゃる現在は、まさにこの作品に描かれている幼少期の力強い陽光に見守られ、自然環境すべてが遊び場だった原体験によるものでしょうか。
それぞれ筆分けをし、ご自分を描かれているのも楽しいですね。
ご兄弟で共作できるってホント素敵ですね。
井上陽水の「少年時代」が、頭の中で流れています。
大人の方もご自分の少年期を追体験できる、ノスタルジックな作品です。
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都までの往復の道のりは、ゆっくりゆっくり読みたい
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投稿日:2015/05/04 |
シュルビッツ独特のピンク〜赤の色が好きです。
イギリスの古いお話からというので開いてみました。
大方の人々が、日々の食べ物にも事欠く時代のようです。
主人公アイザックが、三度も重ねて同じ夢を見て、夢のお告げに従い、宝物を求めて、都へ向かうことにした。
この道のりの長く険しいこと。
都に着いても、“宝物を強いて探そうとはしなかった”に???
でも、会っちゃうんですねぇ〜、キーマン(衛兵の隊長)に。
彼の言葉に、ピンと来なかった私。
“祈りの家”の壁の片隅に刻まれた言葉に、「深い〜〜〜」と独り言を言ってしまいいました。
隊長に贈った“ルビー”に、またまた???
ルビーという呼び方は中世からだそうですが、当時は、やはりダイヤやサファイヤよりも、インドスタールビーなのでしょうかね。
高学年で読みます。
アイザックの都までの往復の道のりは、ゆっくりゆっくり読みたい。
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田んぼの風景がとても素敵
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投稿日:2015/05/04 |
朝のおはなし会で、3年生の秋に読むものをと考え、久々に開いてみました。
表紙絵のかかしのじいさんの表情が良いですね。
黒井健さんの絵とは、意外です。
さて、お話は田んぼの天敵ともいえる、かかしと雀のほっこりとする心の交流。
雀たちから見れば、意地悪な気難しいかかしのじいさん。
でも、自分たちを追いかけることもできないことを知って、いささか小馬鹿にしている様子。
秋風が吹いたある日、一羽のこ雀がやってきて、おいしいからと爺さんの口の中に桑の実を突っ込んで、・・・。
おじいさんに悩みを打ち明ける小雀と素直に気持ちを表せないおじいさんが、対照的に描かれています。
でも、終盤におじいさんの心が雀たちに届いたようで、・・・。
お米が実る前から、夕焼けの中黄金色に染まる頃までの田んぼの風景がとても素敵です。
特に、雨の日にかかしのじいさんが一人たたずむ様子が、なんとも淋しく、ぐっときました。
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クーパーさんならではのリズミカルな文
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投稿日:2015/05/04 |
「こしょうできまり」のクーパーさんの作品です。
やっぱりスープのお話です。
ねことりすとあひるの仲良し三人組の作る美味しいスープ。
役目がちゃんと決まっているこの家では喧嘩が起こらない。
美味しいスープと楽しい演奏会。そして、みんなで作った布団でいっよに眠る毎日。
でも、ある朝、あひるがコック長を名乗り出て、不協和音が、・・・。
音楽教師をしていたクーパーさんならではのリズミカルな文(原文はたくさん韻をふんだものでしょうね)をせなあいこさんの素晴らしい訳で、楽しんでください。
次のトラブルを読者に想起させるエンディングに、笑ってしまいます。
4・5歳頃までなら、お膝に乗っけて読んであげても楽しいでしょう。
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ホントにひやっとしちゃう、暑い夏にぴったりなお話
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投稿日:2015/05/04 |
表紙絵の滑稽さに惹かれ手にしました。
開いてビックリ!
縦開きなんです。
おひさま かんかん
あつい ひに、ぽんぽこだぬき
あせびしょりで
ふーらふら。
木陰を見つけてひと休み。
ひやっと冷たい夢を見た。
なんとアイスに変身する夢です。
ところがこのアイスに誘われやって来る面々。
それぞれのかじった跡をアイスに残して・・・。
ホントにひやっとしちゃう、暑い夏にぴったりなお話です。
アイスに残るかじった跡が穴になっていたり、参加型の低学年向きの夏の作品ですね。
楽しくて、盛り上がりそうです。
木曽秀夫さんの他の作品も読んでみたいと思いました。
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一味違う暖かさ幸福感が伝わってきます
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投稿日:2015/05/04 |
クレメント・クラーク・ムーア(1779年〜)が、家族のために書いた詩が、アメリカを代表する名詩になりました。
トナカイがひくそりに乗って空をやって来るサンタクロースのイメージはこの詩によって作り出されたものだそうです。
「The Night Before Christmas」という書き出しがタイトルとなっていますが、当時は「Account of a Visit from St.Nicholas」というタイトルで、1823年「トロイ・センティネル(ニューヨークの新聞)」に、ムーアの子どもたちからこの詩を聞いた女性の投稿により、発表されたそうです。
絵本にもたくさんなっていますが、“トゥートとパドル”シリーズでおなじみのホリー・ボビーさんの絵だと、また一味違う暖かさ幸福感が伝わってきます。
サンタクロースを目撃するのがパパだけでなく、可愛らしい証人ちゃんがこの作品で活躍します。
中学年〜高学年にお薦めします。
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ラストでもひでじいさんがいい味を出してくれるんです
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投稿日:2013/07/28 |
梅雨の中休みのある晴れた土曜日の朝。
まさに掃除日和です。
ところが、けんいちくんの家では、また事件。
掃除機が動かず、ゴミパックを取ろうとしたら、手も足も生えた掃除機が、おっきな目で話し始め、・・・。
なんと今回の掃除機さんは、おじいさん。
名前は、ひでじいさん。
梅雨休みを取って、「一緒につりに行こう」とけんいちくんたちにせがみます。
掃除機のひでじいさんとけんいちくんの釣競争が盛り上がってきた頃、いじめっ子の登場で、大蛸騒動へと突入。
お話はとんでもない展開へ。
ラストでもひでじいさんがいい味を出してくれるんです。
読み応えたっぷり。
低学年の一人読みだけではなく、字が読めるようになったお子さんとご一緒にお楽しみください。
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どんなに断られてもめげないけなげなネズミくん
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投稿日:2013/07/28 |
ボニー・ベッカーさんの「〜、おことわり?」シリーズ第三弾ですねぇ〜。
お付き合いが苦手でお掃除好きのクマと、灰色の小さな体にくりっとした目のネズミが、お友達になったのが「おきゃく、おことわり?」
お友達のクマくんの家へお泊りしたネズミくんの話が「おとまり、おことわり?」
そしてこの作品は、クマくんのお誕生日に本人以上にハイテンションなネズミくん。
お誕生日より家のお掃除に精を出すクマくんは、お祝いが嫌いだっていうから大変。
風船屋さん・郵便屋さんになったりするネズミくんの熱烈なアプローチに笑ってしまいます。
クマくんが、人付き合いが嫌いだっただけに、お祝いしてもらったことの無いことにも納得。
楽しさを知らなかったんだ〜。
ネズミくんが、ホント可愛い〜♪
どんなに断られても、めげずにお祝いしてあげようとするけなげ〜な様子が、素敵ですね。
さて、ネズミくんの作戦が成功するかどうかは、よんでのお楽しみということで、・・・。
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絵本から読み物へスムーズに移行できる最近の作品
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投稿日:2013/07/28 |
絵本から読み物へスムーズに移行できる最近の作品といえば、むらかみ&長谷川コンビの「〜の、・・・やすみ」シリーズが、お薦めです。
「れいぞうこのなつやすみ」を最近ブックトークで紹介し、こちらの作品の存在も捨てがたく来月紹介する予定です。
秋の運動会の朝、けんいちくんの家の炊飯器のふたが開かない。
今日のお弁当のおかずはできているのに。
栗ご飯をたいた炊飯器をなんとかしてこじ開けようとしたら、炊飯器に、目と口と鼻が、・・・。
炊飯器が秋休みを宣言して、運動会へ連れて行ってとせがみます。
しぶしぶ連れていったら、思いがけぬ大活躍。
ジャー(炊飯器)ちゃんが出場する種目に、これは使える!と思わず納得爆笑です。
さて、どんな運動会になったかは、読んでのお楽しみということで。
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