季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

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みいつけた

ママ・30代・東京都、女の子4歳

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自己紹介
図書館と絵本が大好きなママです。
週に一度の娘との図書館に行く時間をいつも楽しみにしています。
好きなもの
レビューを書いたり、読んだりしていると絵本が生む穏やかで柔らかい空気を感じることができて、絵本をもっと好きになるなと思う今日この頃です。
ジャンルを問わずなんでも読みますが、私自身は小さい頃から安野光雅さんの絵本が好きです。
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みいつけたさんの声

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自信を持っておすすめしたい 人間本来が持つ、人を思う心を感じさせてくれました  投稿日:2024/08/25
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
3人組の優しさから垣間見える人間本来が持つ、人を思う心を感じさせてくれました。

自分自身が小さい頃見たことがあるなぁ、懐かしいなあと思い、図書館で借りました。内容は覚えていないけれど、インパクトのある3人組の絵が印象的で、地元の図書館の子供室に並んでいた残像が浮かびました。

大人になって改めて読んでみると、こんなお話だったのか、優しいお話だったのねと表紙とのギャップにやられました。また、だから「すてきな」3人組なのね、とも納得してしまいました。そう訳したのも素敵だなぁと。

子供に読まない?と誘ってみるものの、今はまだ表紙が怖いのか他のが良いと断られてしまいます。でも、いつかまた出会ってほしい一冊だなぁと思っています。
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自信を持っておすすめしたい 読むたびに楽しい絵本  投稿日:2024/08/22
100かいだてのいえ
100かいだてのいえ 作: いわい としお
出版社: 偕成社
細部まで細かく描かれた100かいだてのいえは何度読んでも楽しいです。最初に読んだ時は、誰が100階に住んでいるかストーリーが気になって、次は各階に誰が住んでいたのか気になって、そのまた次は階段をずーっとなぞって…様々な読み方、楽しみ方ができます。
図書館で借りてますが、買いたくなってしまう気持ちがわかります!人気なのには理由がありますね!

また、新しい角度で話が膨らんだのが、日本には何階建てが一番高い建物なんだろうかと言うこと。60階超えの西新宿のビルだそうです。じゃあ、世界には100階を超えるものがあるの?実はアメリカに130階を超える建物があるそうです。…と家族みんなで楽しみました!
あとは、お友だちと何階に住んでるの?みたいな話もしたよ、と保育園での会話にもつながったようです。
絵本一つでどんどん発展していくのが楽しいですね!
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なかなかよいと思う 五感で感じる絵本  投稿日:2024/08/22
よあけ
よあけ 作・絵: ユリ・シュルヴィッツ
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
絵本の選書リストでたびたび取り上げられる名著。読んでみたいなぁと以前から思っていて、やっと読みました。

ため息が出るほどの美しさでした。絵画をこの手の中で眺めているようで、絵本なのに絵本でない、美術品のようでした。

夜明けの静けさ、空気や匂い、五感で感じる絵本だなと思うと同時に、私は同じ夜明けとタイトルがつく曲と重なりました。ダフニスとクロエの第二組曲、夜明けです。暗がりの中の何かが潜んでいる気配、遠く高くに飛ぶ数羽の鳥の鳴き声、まばゆいばかりの陽の光。絵本をひらくと音楽が鳴りました。

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なかなかよいと思う すいかを食べるのとセットで楽しみたい絵本  投稿日:2024/08/15
すいか!
すいか! 文: 石津 ちひろ
絵: 村上 康成

出版社: 小峰書店
今日はすいか食べたし、この絵本読もうと誘うと、「そうだね!」とノリよく答えてくれた娘。
テンポの良い言葉や音が並び、楽しく読みました。

すいかが食べごろかどうか音を叩いて確かめるシーンがありますが、それを聞いてどう思う?と娘に聞いたり、〇〇ちゃんだったらどんな風に食べるかな?など食べた後もあって、自然と会話も生まれながら読めました。

ポップで楽しい絵が夏にもすいかにもぴったりです。
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なかなかよいと思う 森の空気を感じる心地の良いお話  投稿日:2024/08/15
森のポストをあけてごらん
森のポストをあけてごらん 著: 山中 真理子
絵: こがしわ かおり

出版社: ポプラ社
お話を通してとても心地の良い空気感が流れていて一気に読んでしまいました。
森の奥には何があるんだろうというワクワク感とともに、柔らかい挿絵が知らず知らずに森の奥へいざなってくれました。挿絵の雰囲気が少し大人びたおしゃれがさあって大人の私はとても好きでした。

森との豊かなふれあいが描かれていて、都会に住む我が家は森の空気を疑似体験できたのが何より気持ちよかったのと、森にふらっと足を延ばしたいな、どんな出会いがあるかしら、そんな気持ちにさせてくれました。
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自信を持っておすすめしたい 数量・数詞・数字をバランスよく楽しめそう  投稿日:2024/08/15
新版 かずとすうじの でんしゃ じてん
新版 かずとすうじの でんしゃ じてん 作: 視覚デザイン研究所
絵: くにすえ たくし

出版社: 視覚デザイン研究所
男の子のおさがりでいただきました。
うちは女の子なのもあり、電車への興味もそこまで高くなく、自分では手に取らなかったであろう本なのですが、数や数字に興味がある子には性別問わず楽しめそうな絵本です。

うちは、「ものの数を数えたい」という気持ちがわいてくる時があって、その時にこの本の中の「風船は〇個」「えんとつが〇個」のように数えることを楽しむ章を集中してやりこむことがあります。子どもが自分で全部見つけることもありますが、親も一緒になって楽しむと嬉しそうです。

数量・数詞・数字をバランスよく楽しめそうです。
おさがりを受けたもともとの持ち主の男の子はたーくさん数字をなぞって練習していたので、「数字をかけるようになりたい」そんな時にもきっと楽しめる絵本なのだと思います。
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自信を持っておすすめしたい 誰にもわたしたくない自分だけの大切なものってあるよね  投稿日:2024/08/15
わたしのわごむはわたさない
わたしのわごむはわたさない 作: ヨシタケシンスケ
出版社: PHP研究所
「自分だけのもの」を描いたストーリー。
子どものころって愛着を持って肌身離さず持っているものあったなぁと思いました。ヨシタケさんならではの「それあるよね!」の共感とヨシタケさんワールドで描かれたコミカルさが気持ちいい絵本です。

我が家では、この絵本のタイトルが家族でヒットしていて、食べるのが大好きな娘はよく一人で抱えて食べたいものがある時に「わたしの〇〇はわたさない」と言ってこの絵本の話をします。それが、パパもママもおもしろくてかわいくて大好きです。成長するにつれてどんなものを渡さなくなるのか、楽しみです。
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なかなかよいと思う 私を愛せるのは私  投稿日:2024/08/12
わたし、ぜんぜんかわいくない
わたし、ぜんぜんかわいくない 作・絵: クロード・K・デュボワ
訳: 小川 糸

出版社: ポプラ社
自分の見た目が気になってしまうお年頃。女の子は特にそう言う時期ってあるような気がします。
周りと比べてしまって、勝手に傷ついて、ムカついて。母の私もいつの頃だかそんなことあったように思います。

そんな女の子の心を柔らかい絵で描いています。娘はまだまだそんな年頃ではないので、よくわからない感じで聞いていましたが、一部だけくすっと楽しかったところがありました。それは、亀の甲羅に隠れてしまいたい、それくらい自分の身を隠してしまいたいと描かれたところ。そんな表現があるのか!とハッとしたのと純粋に面白かったようです。

こんな些細なことからさまざまな日常を様々な言葉に描いていくことへつながっていったら良いなと思います。
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自信を持っておすすめしたい とっておきのなつのいちにち  投稿日:2024/08/12
なつのいちにち
なつのいちにち 作: はた こうしろう
出版社: 偕成社
まるで絵本から蝉の音が聞こえてくるかのような、そこにありありと描かれた絵が美しい絵本です。
いろんなアングルから描かれた絵が躍動感を生んでいて、わぁ!と思わされます。はたこうしろうさんの絵ってこう言うところが魅力だなぁと思う母です。

少年が虫取りにでかけるそのいちにちはかけがえのない1日になりました。取りたくて取りたくてたまらないそのクワガタが手の中に得られた時の嬉しさと緊張感が読んでいても伝わってきます。

うちの子は女の子なのもあって虫に対する執着はまだ見られませんが、一緒にどうなるの?取れるの?とワクワクドキドキしながら読んでいました。

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なかなかよいと思う 付属の聴診器が良い!  投稿日:2024/08/09
ちょうしんきつき からだずかん
ちょうしんきつき からだずかん 監修: 坂井建雄
絵: なかさこかずひこ!

出版社: 成美堂出版
付属している聴診器がはっきりよく聞こえるので、
家族でお互いの体の音を聞いて楽しんでいます。

子どもが自分のお腹を出して、「〇〇ちゃんのおなかの音、きいて〜!」と言ってくるので、パパがこの聴診器で聞いてみると、お腹がぐわんぐわん、ごわごわ・・・!
パパはびっくりするくらいよく聞こえたようで、
楽しそうに「すごい、〇〇ちゃんのおなかの音、よくきこえるよ〜!たべすぎですね〜笑」などと遊んでいました。

本自体は全ページともめくるしかけがあり、解剖のように体のしくみに触れることができます。
脳ではどんなことがおこっているか、目が見えること、味がわかることなどにも触れることができます。かわいらしく、わかりやすいイラストなので、リアリティがない分、怖さがないです。怖い物が苦手な子のとっかかりとして良い体の図鑑かと思います。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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