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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ちょうきちは、おじいさんの家で食べたおいしい「だんご」の名前を忘れまいと、家へ帰るまで口の中で「だんご、だんご…」と繰り返します。ところが犬に飛びつかれた拍子に「おっとっとっと」と声が出て、そのまま「だんご」が「おっとっとっと」に変わってしまい…
だんご→おっとっと→こらこら→わっしょい→あいたたた…と楽しい言葉がいっぱい出てくる笑い話を、一年生で習う漢字で綴りました。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
面白いだけではなく、ありそうな話としてたのしみました。
食べただんこがあまりにも美味しかったので。家でも作ってもらおうと、「だんご」とぃうことばをじゅもんのようにつぶやきながら帰っていくちょうきち。
頭で覚えた言葉がちょっとしたひょうしに、すり替わっていくこと、自分にも経験ありです。
だんごが別の食物だったお話とか、最後に思い出すお話とか、類話のバリエーションが他にも楽しめますが、ちょうきちが持ち帰っただんごが、だんごに見えないほど、どっこいしょになっていたこの話のオチも軽妙です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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