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
セーターになりたいとあこがれていた毛糸玉は、編まれててぶくろになりました。かなしむ毛糸玉ですが、男の子に気にいれられて、気をもちなおします。ところがある日、男の子とも離ればなれになって......なりたいものになれない人生って?と考えさせられる絵本。

毛糸として生まれたからには誰でも一度はあこがれるセーター。
10玉セットで買われた赤い毛糸たち。
でもセーターは9玉でできてしまいました。
残ってしまった1玉の赤い毛糸玉はどうしてもセーターになる夢をあきらめることができませんでした。
最後はめでたしめでたしで終わるこの物語ですが、
夢は諦めなければ叶うんだよ・・というメッセージを伝えるには
毛糸が成り行き任せになりすぎていて・・・。
それはともかくイラストがすごくすごくあったかくて素敵です。
そういえば、うちにもあまった毛糸玉があるんです。
思い出しちゃいました。
ほったらかしちゃって、なんか悪いことしたかな〜って思いますね。 (まりん♪さん 30代・ママ 女の子11歳)
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