おもしろくて、楽しくて、いつまでだって、遊んでいたいのに、「もう寝る時間ですよ」というお母さんの声。でも、途中で止めることなんかできません。「いやだーい」と、ぼうやは遊び続けます。トラや、兵隊さんや、汽車や、楽隊に会うたびに、一緒に遊ぼうと誘いました。でも、「眠い」「疲れた」と、だれも相手になってくれません。とうとうお月さまにもことわられて、ぼうやは、ひとりになってしまいました。みんなが眠りの国に入ってしまって、一人取り残されたぼうや。でも、もう一人だけ、ぼうやを待ってくれている人がいました!!ぼうやは、その人の胸に抱かれて、心地よい夢の国へ・・・ 1997年ケイト・グリーナウェイ賞受賞
絵がとてもきれいです。もう寝る時間なのに、なかなか寝てくれない...。人事ではないなと思ってしまいます。でも、最後はやっぱりお母さんに抱っこしてもらって眠りにつくものです。 (バムとケロンさん 30代・ママ 男の子3歳)
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