新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ゆめのおはなし」 ママの声

ゆめのおはなし 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:さいごうようこ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1994年
ISBN:9784198601270
評価スコア 4.75
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  • 環境問題について考えさせられる

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    主人公の男の子が、ベッドごと、現在と未来を行き来する中で、環境への意識を改めるお話。
    絵も美しく、ベッドがタイムスリップするというファンタジーなものだが、押しつけがましくなく、ごみ問題や環境問題について、考えさせるお話になっている。6歳の娘にどれくらいまで理解できたのかはわからないが、興味深そうに読んでいた。読み終わった私たちは「ちょっとむずかしいお話だったね」と言いあった。小学校高学年くらいからの方が、ちゃんと理解出来るかもしれない。

    投稿日:2017/09/18

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  • ウォルターと一緒に旅をする猫に注目!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    これは割と絵本の世界ではありがちな展開になっていて、オールズバーグにしては珍しいパターンだな。と、逆に思ってしまいました。

    おまけに初めて村上春樹さん以外の人が訳した作品を読みました!!

    ウォルターが見た夢の世界(未来)と、夢うつつになる現実の世界の時で、色の使い方が違います。
    あと、何気なく常にウォルターのベッドに乗っている猫が可愛いです。
    いろいろなショットで描かれているのですが、その時その時の場所によって、猫のポーズ(その景色を見たときの反応)がいいんです!
    時にはしっぽだけしか描かれていないシーンもありますが、それはそれで、「ここにいるじゃん」と探すのが楽しかったです。

    投稿日:2011/11/25

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  • 憧れの未来のとは

    オールズバーグの作品の中で、私の一番好きな作品です。
    そして環境破壊、地球温暖化が深刻な問題となっている現在、とても考えさせられる作品でもあります。

    ある夜、テレビで見たハイテクの未来に憧れたウォルターは、ベッドと共に夢の中でさまざまな未来を旅します。そこで目にした光景は、彼が憧れた未来とはかけ離れたものでした。
    ゴミの山、スモッグを吐き続ける煙突…
    まるで私たちが暮らしている今の世界を見ているようでドキリとしました。
    そんな素晴らしいとは言いがたい未来を、驚きや憤りではなく、幻想的な絵とやさしい文章で静かに語っています。読者に「どう思いますか?」と問いかけるような構成のみごとさに、オールズバーグのすごさを感じました。

    利便性のみを追求した人類の行き着く先は?
    子供たちにどんな未来を残すの?
    オールズバーグの問いかけにとても考えさせられ、誰もが憧れる未来でありますよう願わずにはいられませんでした。

    投稿日:2009/06/28

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  • 未来のために

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    未来にたくさんの夢を抱えるウォルター。
    そんなウォルターがねむるベッドが、未来への旅へでます。

    次々と巡る未来の世界はウォルターの想像していたものとは違いました。
    読んでいる自分もその世界に引き込まれたのですが、正直怖くなる場面もいくつかありました。
    でもそれって、本当に起こりうる未来の姿なのですよね。

    たくさんの未来を見たウォルターが感じたこと。
    それは彼が起きたあとの行動を見れば分かります。

    未来のためにできる小さなこと。
    それがどれだけ大切なことなのか考えさせてくれる素敵な絵本です。

    投稿日:2009/04/02

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  • こどもたちには素敵な未来を残したい

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子8歳

    ウォルターはジャムパンの袋をポイッと投げた。
    ゴミ分別するのは面倒くさいからまとめて捨てた。
    未来の世界ってきっと便利で楽しいんだろうなとテレビを見ながら考えた。
    ある晩、ウォルターのベッドが未来へ飛んだ。
    彼が見た未来とは・・・。

    オールズバーグならではのファンタジーですが、
    読み進めていくうちに胸につまるものが・・・。
    ゴミにうもれた街、煙突からの大量の煙、水産資源がほとんどとれない海。
    だれがこんな未来を望むでしょうか?
    未来は明るく楽しいに違いないと思っている子どもたち。
    でも、今、確実にこの作品に描かれている「未来」が近づいています。
    どうしたらいいのか、子どもだけでなく、私たち大人も改めて
    考えることができる作品です。
    ウォルターが最後にいった未来の姿がとても印象的です。
    「いいところですね」そう言える環境はどんなところなのか・・、
    そして、そんな環境を子どもたちには残していきたいと切に感じました。
    ぜひ小学生のお子さんと読んで語りあっていただきたい作品です。

    投稿日:2007/12/16

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  • 未来と環境問題

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    ウォルター少年は未来の子どもの話の番組を見て、あこがれます。
    ところが、夢に出てきた未来は・・・。
    ベッドごと迷い込む世界は何とも暗示的。
    こちらまで背筋が寒くなってきます。
    そして、夢から覚めたウォルターの行動は見習いたいですね。
    モノトーンの作品で独特のファンタジーを描いてきたオールズバーグ。
    それだけに、フルカラーのこの作品には、
    鮮明なメッセージが込められているようです。
    身近に努力できることが具体的に示されているのも嬉しいです。
    我が家の中学生もぐいぐい引き込まれていました。
    感想は言ってくれなかったけれど、きっと感じ取ってくれることでしょう。

    投稿日:2007/11/03

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  • 全ての人が体験してほしい夢

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子14歳、女の子12歳

    ポイ捨ては日常茶飯事、分別が必要なゴミも一まとめに捨ててしまう。
    そんなウォルター少年がある晩夢を見た。未来の世界にベットごとタイムスリップする夢だった。
    その世界とは、自分の街がゴミ捨て山に埋もれていたり、
    薬品工場のもくもくと煙を吐く高い煙突のテッペンだったり、「今週やっと2匹目のさかながとれたよ」と喜ぶ漁師のおじさんのいる海だったり…

    ウォルターが訪れる「未来」と称する世界は決して未来ではなく、もはや現実のもののように思われて背筋がぞっとしました。

    人間は便利と利益を求めて、自然を犠牲にしてきました。
    酸素を送り出す熱帯雨林はすごいスピードで消滅し、数十年後に北極はなくなり、海に沈み消滅してしまう島があります。
    そんな恐怖が身近な人々がいる一方、世界中が声高に二酸化炭素を減らそうと叫んでも、耳を貸さない国家があります。
    結局、人間のエゴは地球を滅ぼしてしまいます。

    どうか未来の地球が、この本の締めくくりに描かれているような、おだやかで美しい星にもどれますように。
    強く強く願います。

    どんな小さな事でもいい、できる事からエコな生活を心がけましょう。
    そして、環境問題が理解できるようになったら、全ての人に読んでほしい本です。

    投稿日:2007/09/30

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  • 明るい未来でありますように

    • 花ぶらんこさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子12歳、女の子9歳

    深い絵本です。
    環境問題を考えるきっかけになってくれると
    いいなって思えるお話ですよ。
    主人公・ウォルター、今まで環境なんて
    これっぽっちも考えず、ゴミなんて平気で捨てるし
    お隣の女の子が植えてる木を馬鹿にするし....。
    っで、彼が想像する未来は便利な未来。
    そして目覚めた先は恐ろしい光景。
    住んでいる町がゴミに埋もれていたらどうですか?
    工場から吐き出される有害の煙のせいで
    咳が止まらなかったら?
    一緒にウォルターと夢を飛行しているとやっぱりこんな夢なんて嫌だって
    きっとショックを感じます。
    でも今、私達ができることをスタートさせなければ
    こんな未来が待ちうけてるんですね?
    考えるだけでも恐ろしい!

    投稿日:2007/09/07

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  • 未来を考える

    最近好きでよく読んでるオールズバーグの作品。
    今まで読んできたオールズバーグの作品はモノトーンもしくはセピア色の挿絵で
    翻訳も村上春樹さんでしたが、こちらは挿絵の様子からいつもと違う
    新しいメッセージを感じることができそう。

    普段何気なく過ごしてる身近な環境問題を夢の中のでき事として
    表現されたお話しで、私も幼い頃に描いた未来を考えながら読みました。

    やはり、自分専用の飛行機とかあるんだろうな〜って思ったし
    子供も自由に機械を操作してるだろうと考えてました。
    一緒に読んでた娘に思いあがく未来はどんな感じ?って聞くとやはり同じ。


    さて読後は?というと・・・


    緑やお花の咲き乱れる自然の中でのんびり過ごしてきたい。
    またまた娘と同じ思いに。
    ですが、娘が付け加えたこと、それは
    「自分自身が気軽にできる自然保護に関心を持って参加していきたいね!」
    その気持を持ってくれたことが、いつものモノトーンや
    セピア色の挿絵をカラーという色鮮やかにして明るい未来に
    希望が持てるように描かれた理由につながるのかな?

    投稿日:2007/05/24

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  • 未来の地球は…

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    我が家でオールズバーグさんの絵本といったら
    『ジュマンジ』そして『ザスーラ』。
    同じ作者の絵本だと言ったら 
    娘も息子も飛びついて読んでいました(笑)。
    大好きなんです。

    SFという点では同じですが
    扱っている題材の為か 2人とも 真剣に読んでいました。

    主人公のウオルターが 夢の中で未来の地球へトリップ。

    ゴミだらけの町。
    スモッグだらけの空。
    エベレストのてっぺんにそびえ立つホテル。

    こんな地球になんか住みたくないなぁ…って
    ウオルター思いました。
    そして気付いたのです。

    地球の将来を担っているのは 
    今のこの一瞬 一瞬を生きている私達ですね。
    何が出来るのか… 
    子供達と一緒に考えたいな…と思わせてくれる作品でした。

    投稿日:2006/12/09

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