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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

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宮沢賢治の絵本 いちょうの実」 その他の方の声

宮沢賢治の絵本 いちょうの実 作:宮沢 賢治
絵:及川 賢治
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881197
評価スコア 4.45
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  • 銀杏の旅立ち

    いちょうの木から銀杏が落ちるところを、これだけ繊細に饒舌に語っている物語を他に知りません。
    いちょうの擬人化、自然の細かい描写、人には聞こえない些細な音をさえも取り込んでしまう宮沢賢治のマジックを、いやというほど感じさせる童話だと思います。
    銀杏の旅立ちに寄せて、期待と不安、送り出す母の気持ちまで、細かく再現しています。
    この感性を受け入れる子どもたちに育ってほしいと願います。

    投稿日:2020/11/17

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  • 胸が熱くなる本です

    親子の愛が物凄く伝わって来て、絵本の主人公がいちょうであろうと、とても親が子を思う気持ちが伝わってきました。
    何でも生まれてくれば、必ずいつかは一人で旅立つ日が来ます。
    親にしてみれば、心配で心配で仕方がないはずです。
    子供は知らず知らず大きくなって、新しい世界への期待と不安はあるけれども、それほど心配をすることは内容ですが、親はそうはいきません。
    親が子を想う気持ちが痛いほど身にしみてくる、そんな絵本だと思いました。
    これから入学、卒業をするお子さんをお持ちのお母さんたちにプレゼントをすると、とても喜ばれる本ではないかと思います。

    投稿日:2015/10/07

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  • 絵が物語を分かりやすいものに

    宮沢賢治の作品は、言葉使いが今と少し違ったりして、文章が頭に入ってくるのに時間がかかることが多いのですが、いちょうの樹と実を母と子にみたてて表現した今作は、絵のかわいらしさや色のすばらしさのおかげで、非常に分かりやすく感じました。

    従来の宮沢賢治の絵本に比べてモダンな雰囲気の絵で、少し分かりにくい言葉を説明してあげれば、子どもたちも理解できると思います。

    投稿日:2015/10/04

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  • 印象的な旅立ち

     宮沢賢治の作品の中では短いおはなしのひとつです。声に出して読んでも10分位で読み終わります。
     丘の上のいちょうの木のお母さんの元から、いちょうの実の子どもたちが旅立ちへの不安やあこがれを語りながら離れて行くまでのおはなしです。いちょうの実の子どもたちは二人一組で登場するので、沢山の双子の兄弟姉妹の物語のようにも見えます。星が瞬いている夜明け前から朝日が昇るまでの数時間の話なのに、いちょうの実の子どもたちはまるで人生を語っているようにも見えます。
     このおはなしには、生や死に対するいろいろな見方があるようですが、
    子どもたちに語る時は、子どもが親の元から巣立って行く「希望のおはなし」として紹介した方が納得してくれます。

    投稿日:2015/09/29

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  • 母の偉大さ

    気持ちのよい新しい朝、いちょうの実たちは一斉に旅立ちます。

    男の子はワクワク楽しそうで、女の子は不安で行きたくないと言っています。
    私は…女の子と同じですね。きっとおっかさんと離れたくないって、泣いちゃうと思います…。

    私が昔住んでいた団地の前に、いちょう並木がありました。
    いちょうの葉が少しずつ、寂しそうに落ちていくのが好きで、地面に散らばったいちょうを触るのが好きでした。

    …あれは、親の涙だったんですね。

    いちょうの実の子どもたちはとっても仲が良く、思いやりのある優しい子ばかりです。
    きっとおっかさんが、大切に大切に育ててきたんですね
    そして子どもたちも、おっかさんの事を大切に大切に想っている…

    子どもたちは新しい世界に胸を躍らせているけど、それだけではないという事をおっかさんは知っています。

    私は希望に溢れる子どもたちより、おっかさんの気持ちの方が、気になって気になって仕方ありませんでした。

    私もいつか親の涙を流すことができたら、どんなに幸せだろうか…。

    おっかさんは強いですね。
    涙は旅立ちの前の日に、全て置いてきました。
    何も喋らないけど、別れの時でも凛とした強さを感じます。
    だから子どもたちは、安心して旅立つことができるのですね。

    いちょうの木はなんだか少し…私の母に似ているような気がしました。

    投稿日:2014/06/25

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