宮野聡子さんの絵本。
優しくて温かい気持ちになれる絵本で息子も私も大好きです。
いちばんしあわせなおくりもの。
山の中で暮らしているこりすとくま。
こりすはゆっくりしたくまさんがだいすきで、何かくまさんが喜ぶおくりものを送りたいと考えます。
こりすはくまさんに何かほしいものはあるか?聞きますが、何度聞いても、くまさんはいらないと言うのです。
困ったこりすにくまさんが言います。
「きみとここにいるだけでぼくはとてもしあわせなんだ。かぜのおとをきいたり、いいかおりのはなをみつけたり、ゆうひをながめたりする。そのとき、きみがそばにいてくれたら、それがいちばんしあわせなおくりものだよ。」
このセリフが素敵すぎて、だいすきなんです。
こういう風に思える関係ってとっても素敵。
くまさんからの言葉を聞いて、こりすもハッとします。
しあわせなおくりものはとっても身近にあったのですね。
それから二人は同じ家で仲良く暮らしましたとさ。