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桂三枝の落語絵本シリーズ(5) ワニ」 みんなの声

桂三枝の落語絵本シリーズ(5) ワニ 作:桂三枝
絵:黒田 征太郎
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2006年04月
ISBN:9784861930331
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,632
みんなの声 総数 5
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  • おかしくって、ちょっぴり泣ける?お話

    • にふらーさん
    • 40代
    • ママ
    • 長崎県
    • 女の子11歳、女の子9歳、男の子5歳

    桂三枝さんの落語絵本と書いてあったので、手に取りました。
    自宅でこどもたちに読み聞かせたら、3人で大爆笑!飼育係の松原さんのすっとぼけたキャラに大うけでした。特に後半の、ワニのクロベエをなんとか助けたい一心であの手この手と画策し、とおりすがりのおばさんとトンチンカンなやりとりをするあたりが笑いの連続でした。
    でも、松原さんの親心(ワニへの)にちょっとじ〜んとします。

    最後のオチは「え〜!クロベエどうなっちゃうの?!」って感じなんですが、さらっとフォローされて最後はハッピーエンド(ブラックなオチで終わらない)というのも、子供たちは「ホッ」として読後感が良いようです。

    投稿日:2008/02/09

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  • ワイルドな落語絵本

    愛情たっぷりの落語絵本ですが、主人公が4メートルを超えるナイルクロコダイル、しかも人の腕を噛みきったワニだと聞いては、怖さの方が先に立ってしまいました。
    そんな中で、我が子のようにこのワニを育てた松原さんの思いは半端ありません。
    そしてオチもドキリとするスリリングな展開、人の心を見事に振り回して、技ありのお話でした。

    投稿日:2021/03/27

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  • 飼育員の腕をかみ切ってしまったワニが、殺されることになった。子ワニのころから大事に育てていたベテラン飼育員の松原さんは、ワニを許してほしいと懇願するが、ダメだった。明日、毒入りの餌を食べさせなければならなくなった松原さんはワニを逃がすことを考えるが…

    桂三枝の社会を見る目の温かさと細やかさに感心する。メディアで大々的に報じられることは少ないような問題に関心を寄せ、鋭く状況を分析し、自分の考えを混ぜ込んだ愉快な話として構成されている。この落語絵本シリーズは、おおよそそんな感じで話ができあがっているので、大人が読んでも十分に読み応えがあり、感じるところや考えさせられるところがある。人によって意見が違うとは思うが、動物の殺処分や、ペット問題、動物を装飾品に加工する産業などについて、あれこれと私は考えを巡らしていた。

    読後に物語としてのおもしろさと、現代社会や人間の生き方に関する問題提起と、人情味のある解決法の提案を同時に受け取れる絵本というのは大変に珍しい。
    いろんな年代の人に読んでもらって、ちょっとずついろんなことを感じて考えてもらいたいと思う。

    絵が大胆で、ユーモアがあるためか、なかなか深刻な問題をテーマにしているにしては、妙に面白く感じられて、重すぎない印象になるのも魅力。

    投稿日:2020/09/29

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  • “クロベエ”と松原さんの素敵な関係

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    面白かったです。
    このシリーズは前に『考える豚』を読みましたが、ブタの方はやや詰め込み感があって、一般的な絵本としては読みづらかったのですが、こちらは素直に楽しかったです。

    『人をかんだワニ』ではなくて、『自分が愛情かけて育てたワニ』として、“クロベエ”どこまでも守ろうとする飼育員の松原さん、すごくよかったです。
    全体としてはシリアスな題材なのに、
    その中に描かれている松原さんとクロベエとの歴史や、松原さんの息子とクロベエとの関係には笑いを誘われました。
    特に、息子が成長して嫁さんになる人を初めて家に連れてきたとき口走ったクロベエを『兄』と認識しているやり取りが、私は好きです。
    この絵本は読み聞かせとして使うと、少々大変そうですが、落語という世界はこんなにも楽しいものなんだという足がかりの絵本として読む分には、とても素敵な1冊だな〜と、思いました。

    投稿日:2011/12/19

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  • シュールな内容ですが・・・

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    落語の世界ですから、こんなおはなしも笑ってしまいます。

    実際に動物園の飼育係りの方は、担当の動物を家につれて帰って、
    家族のように育てるようですが、奥さんにむかって、ワニにお乳をあげてなんて、
    そんなことはありえないでしょう。

    最後にワニを託した相手が、衝撃的な職業で、こんなオチかと思ったら、
    ハッピーエンドでよかったです。

    落語は、たのしい言葉遊びが満載で、頭の回転が良くなると思います。
    ゲームより、落語が好きな息子でよかったです。

    投稿日:2006/08/08

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