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月夜のみみずく」 みんなの声

月夜のみみずく 作:ヨーレン
絵:ショーエンヘール
訳:工藤 直子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1989年03月
ISBN:9784033283005
評価スコア 4.59
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みんなの声 総数 36
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36件見つかりました

  • 素晴らしい叙情詩

    初めてみみずく探しに連れて行ってもらえた心の震え。お父さんに対する無条件の信頼。大自然に対するとても純粋な受容力。少女のとても繊細で無垢な心が、透明感のある詩に溢れています。

    詩の中に、親子の会話、心のときめき、みみずくとであったときの感動が、盛り込まれていて、物語以上に饒舌な物語だと思います。

    お父さんの言葉、心が伝わってきます。
    この少女の一生の宝物になるような話だと感じました。
    私は、子どもにこのような宝物を私損ねたかもしれない。

    読み聞かせが終わったあと、心地よい余韻に浸ることができました。
    詩と絵のコラボレーションが素晴らしく、読んでいてウットリしてしまう絵本です。

    説明などは不要な、感じる絵本だと思います。

    投稿日:2009/03/03

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  • 緊張の後

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    雪の絵の美しい絵本です。
    みみずくが出てくるまでのどきどき感が、どんどん高まっていくし、
    みみずくが出てからは自分もそこにいるような気持ちで、息を止めて聞き入ってしまいます。

    子どもたちは始めはむずかしいかなという表情ですが、どんどん真剣な表情になっていきます。
    読み応えのある絵本なので、子どもたちに手に取ってもらいたいです。

    親子で特別な経験が出来た子どもは幸せです。
    この絵本で親子で体験してみませんか?

    投稿日:2009/02/17

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    2
  • 大人の方も読んでもらう機会を

    読み聞かせボランティア養成講座があり、そこで読んでいただいた本です。

    女の子がお父さんと一緒に雪の森の中に行き、みみずくを見るお話です。

    そう書いてしまうと身も蓋もない感じですが、文章が詩で、雪の清浄さ、雪の森の静謐さが感じられます。

    まるで、女の子と自分が同化したかのように、雪道のぴーんと張りつめた寒さや初めての感動やわくわく感がありました。

    機会があれば、大人の方も読んでもらう機会をもたれるといいなと思った本です。

    小学校の教科書に採用されていることもあるらしく、主人公の女の子は低学年ぐらいだと思いますが、この本の情感がわかるのは、高学年または大人かなと思います。

    講師の先生は、6年生の教室で読まれたとか、お父さんが「ほーほー」とみみずくの鳴き声で呼びかけるところで、絵本なんてという顔をしていた子どもたちも、そっぽを向かずに絵本に集中しだしたのだとか。

    時期的に冬の時期がぴったりです。

    投稿日:2009/01/25

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  • 夜の静けさを感じながら

    ある夜、とうさんがみみずくに会いに
    連れて行ってくれて・・・

    初めての体験、心が躍るけれど
    声を出してはいけない、とうさんとの約束を
    きちんと守るその姿が真剣だなと思いました。
    ドキドキしながら、寒い夜道を歩く。
    シーンとした静けさの中の冒険です。
    出会った時の感動と喜び、嬉しさが
    すべて凝縮されていますね。
    神秘的な夜を感じてください。

    投稿日:2008/10/01

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  • 緊張感と喜び

    私自身も、このお話しの風景のように
    真冬の夜更けの感覚はまだ味わったことないのですが
    最近、すっかり夏らしくなりつつあるここ、沖縄で読み聞かせしていても
    静かで、肌がこわばる様子が伝わってきます。

    みみずくって?初め、子どもたちがもった疑問。

    その疑問をゆっくり丁寧に答えるかのように緊張感と
    みみずくに会える期待感も感じさせます。
    さあ、いよいよ・・・!!
    大きな翼を広げて登場したみみずくに感動♪

    女の子の語り口調が子どもたちにもこの緊張感と喜びが伝わりやすかったのか
    読後までドキドキが止まらない!と言った様子の子どもたち。
    ちょっと季節感に会わなかったのですが、素敵な世界を
    感じることができたのではないでしょうか?

    投稿日:2007/05/22

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  • 静けさ

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子9歳

    読者をすっぽり雪の森へ落としていってくれたかのよう。
    みみずくに会うために
    ひたすら冷たい雪の上を
    それも夜更けにお父さんと
    森へ向かいます。
    静かな場所なのだけど
    描写が素晴らしく細かく伝わります。
    みみずくを呼べるなんてカッコイイなぁ。
    ページいっぱいに描かれているみみずくはド迫力ですよ!
    一瞬の出来事は
    生涯忘れることのできない時間ですよね。

    投稿日:2007/05/12

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  • 月夜の世界

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    冬の夜、雪景色の森へ、お父さんと一緒にみみずくに会いに行った「わたし」。
    冬の冷たい寒気と静まり返った世界。
    「わたし」にとっては静かにしてなくてはいけないし、
    勇気も入るし、少しばかり忍耐の要る行程ですが、
    それだけに、念願のみみずくに会えた瞬間の感動はひとしおなんですね。
    工藤直子さんの訳が、澄み切った冬景色に呼応しています。
    音読するとなおいっそう雰囲気が出ますね。
    読んでいる方も聞いている方も「わたし」と一緒に
    静寂の世界に引き込まれます。
    そして、みみずくとの出会いは大自然の命に触れた感覚になります。
    娘にそんな体験をさせてあげたお父さんに拍手です。
    それまでにみみずくと交感できるようになっていたお父さんの偉大さにも
    感嘆です。

    投稿日:2007/02/04

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  • OWL MOONの表題に魅せられて

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

    『OWL MOON』のタイトルだけでも、
    なにか神秘的なイメージをかもしだしています。
    月・ふくろう・雪の原・・というと、
    ファンタジーの世界への入り口のような気がしますが、
    このお話を開いていくと、
    今いる世界の自然との対話が始まります。

    しんしん冷え切った森の中、恐ろしいくらいの静けさ。
    「ほうーほう ほ・ほ・ほ・ほーーーう」
    みみずくとの対話が感動的です。
         (ふくろうの仲間で、頭に羽角という角のような羽を
          持っているのがみみずくなんだとか・・・。絵を観るとたしかに。)
    それと同じくらいに、
    女の子と、とうさんの気持ちの触れ合いが印象に残ります。
    真っ白い雪の中、
    ただひたすらとうさんを信じて付いて行く女の子の純粋な心と
    我慢強く自然と向き合うとうさんの寛大さが感じられます。

      みみずくに あうときは
      おしゃべりは いらないの
      さむさも へっちゃらなの
      あいたいな あえるかなって
      わくわくするのが すてきなの―
      それが とうさんに おそわったこと

    森の中にいるような読後感が素敵です。

    投稿日:2007/01/23

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  • こちらもドキドキ

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子3歳、女の子0歳

    読んでいるこちらにも痛いような寒さ、期待や冬の夜の美しさなどが伝わってきて心臓がどきどきしてしまいました。最初の場所ではミミズクはでてこないのです。つぎにたどり着いた場所でお父さんが呼んでみると、来ました来ました!
    みみずくと話ができるおとうさん、なんて素敵なんでしょう!(ちなみに義父は沼で歌うとカエルが鳴き出すという特技があります、ちょっと違うけど)
    ミミズクが木にとまったところを見計らって、ぱっと懐中電気をつけるのです、ワクワクは頂点です。ここでみなさん子供の表情を見逃さないでください、とても輝く笑顔になっているのです。
    コルデコット賞作品、納得です。

    投稿日:2006/12/18

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  • 大人も感動

    • ひこうき雲さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子8歳、女の子8歳

    夜の森にみみずくを探しに行く親子のお話です。絵を見ながら読み進めるうちに、自分もその森に迷い込んだような想いでした。しんと静まりかえった森、冷たい夜、大自然のすばらしさ、動物との出会い、そして父と子のつながり。大人にも子供にも感動をあたえてくれる一冊です。

    投稿日:2006/10/30

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