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きゅうりさんあぶないよ」 みんなの声

きゅうりさんあぶないよ 作:スズキ コージ
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1998年11月
ISBN:9784834015560
評価スコア 4.18
評価ランキング 25,252
みんなの声 総数 56
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56件見つかりました

  • 読めば読むほどわからないことが・・・

    ページをめくるごとに、「きゅうりさん そっちへいったら あぶないよ ねずみがでるから」のフレーズが延々と繰り返されるだけの絵本…。
    きゅうりさんは、ページ毎に出会ったの動物(?)の持ち物を身に着けて行きます。
    きゅうりさんが出かけた目的は何なのか?
    「きゅうりさん そっちへいったら あぶないよ ねずみがでるから」の呼びかけは、心配しているのか、はたまたけしかけているのか?
    きゅうりさんが身に着けているものは、動物たちから貰ったもなのか、奪ったものなのか…、それらはどうやって手に入れたのか?
    「ねずみ」の目的は何だったのか?
    きゅうりさんは、ねずみに何をしたのか?
    肝心なところが全然かかれておらず、読めば読むほど想像力を膨らませてくれる本です。絵もダイナミックで、ストーリーと共に楽しめる内容です。

    ただ、こうした起承転結のハッキリしない本が苦手な方には???なだけかもしれません。

    投稿日:2007/09/16

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  • ねずみは何者か?

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    最初読んだとき親子で
    「え〜!」
    と叫びました。
    それくらいこの本は唐突に結末に至り、しかも意味が分からなかったのです。

    でもまた読むと、きゅうりさんの身に着けているものがどんどん増えていき、まるで武装しているかのようです。
    「きゅうりさんあぶないよ。ねずみがでるから。」
    とみんなに言われても、きゅうりさんはつきすすみ、ねずみを見つけるやいなや追っかけていきます。
    そして、裏表紙では武装したきゅうりさんの銅像が建てられているところを見ると、ねずみをやっつけて英雄になったということなのでしょうか?

    ねずみは一体何者なんでしょうか?
    すごい悪者なのか、作者に解説をしてもらいたい本です。

    と私は、この本がただのナンセンスなのか、とっても深い意味があるのかが大変気になる本でしたが、子供は分からないと言いながらも笑いながら何度も見ていました。

    この本の出版社が「福音館書店」というのもちょっと不思議です。

    投稿日:2007/08/28

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  • 不気味だけど病みつき

    暗示のような、ナンセンスのような、でも絵の迫力でお話を陳腐にさせないあたりはさすがスズキコージさんの作品、不気味な世界観が漂っています。

    意味が分からないって怖いですよね。
    きゅうりさんがマイペースに淡々と武装していく姿は
    何がしたいのかまったく分からない格好。
    目がねやエプロンやローラースケートや毛皮の帽子を
    身に着けたって、役に立つのか?と思いますよね。

    ストーリーの最後は、思いもよらぬどんでん返し。襲いかかろうとするねずみにきゅうりさんが反撃するようなシーンを想像していましたが、ねずみはきゅうりを見た途端「怖い!」と言って逃げ出すのです。それをきゅうりは追いかけ回す。
    たしかに狂気を感じさせるほどのヘンテコリンな武装は
    怖いです。立場逆転。手負いの獅子ばりにきゅうりさんは最初から天敵のねずみに果敢に襲いかかります。よっぽどうらみ骨髄だったのでしょうか。

    私は猟奇的な事件の多い最近の世相を暗喩しているようにも感じました。
    意味の分からない事件。
    ある日突然おとなしかった少年が暴挙に出る。
    しかし実は突然ではなく、少年はインターネットで武器を購入し、いじめっ子に仕返しをするタイミングを虎視眈々と狙っていた…。みたいなのを感じさせませんか。考えすぎかな。

    もうすぐ2歳の娘も、気になるのか何度も読んでとせがみます。神妙な顔して聞いているので面白いですよ。

    投稿日:2007/06/11

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  • どんどん変わる

    表紙ののんきなきゅうりさんと
    ラストのなんだかわからない物体、
    落差がすごいですね。
    平和憲法とか言いながら
    どんどん変わっていく
    どこぞのお国を彷彿とさせます。
    でもそうしないと、
    やっぱりねずみに食べられちゃうから仕方ないのか?
    そのこと自体が既におかしいことなのか?
    とまぁ、親子それぞれに楽しめる絵本です。

    投稿日:2007/04/23

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  • ナンセンス絵本?

     表紙とタイトルに惹かれて手に取りました。
     が、しかし、よくわからない・・・
     最初はきゅうりさんだけど、最後はきゅうりじゃなくなってるし、戦闘服だか民族衣装かもわからないのです。
     頭がやわらかいであろう娘(もうすぐ4歳)も、再度読んで〜とは言いませんでした。
     ホント、好き嫌いがはっきりする絵本だと思います。
     この絵本にひらめいたあなたは、芸術的なセンスの持ち主ですよ、きっと。

    投稿日:2007/03/31

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  • あぶないきゅうり^^;

    「きゅうりさんあぶないよ、ねずみがでるから」
    せりふは9割がこれです。
    これぞまさしく絵を見る本=絵本!!
    どんどんたくましく?なっていくきゅうりさんをみてください。
    みんなの力をあわせたら…
    こんなにあぶないきゅうりになっちゃった!?
    ワルそうなねずみも必見です!!

    投稿日:2007/03/21

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  • あぶない…?

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    「きゅうりさん そっちへいったら あぶないよ ねずみがでるから」
    このフレーズが延々と繰り返されます。


    文章だけを追っていくと、最後まで読んでも何が言いたかったのか分かりません。


    動物に会うごとに衣装が増えていくことに気付き、ページを行ったり来たりして何度も何が増えたのか確かめました。


    読み終えて再度、今度は背景だけを眺めました。農村からやがて町へと展開されているのですね。舞台はロシアの方でしょうか。

    からすさんが着ていた民族衣装がかわいかったです。

    投稿日:2007/01/12

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  • う〜ん……

    • mnmさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 神奈川県

    とても不思議な絵本です。。。
    何かが引っかかって、なかなかページをめくれない。
    それが何かを考えている時間も楽しいです。

    投稿日:2006/07/31

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  • なんなんだ?と言いつつ楽しめます

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    スズキコージは我が家では人気があるので、この本も彼の作品というだけで、ワクワクでした。
    そして、最後のページを閉じると一斉に、「なんだったんだ〜?」
    そう、まったくわけがわからないお話なのです。

    でも、もう一度最初に戻って見ていくと、なぜかきゅうりさんの持ち物が増えていくので、内容とは別にきゅうりさんがどこで何をもらったのかを確認するという楽しみを見つけました。
    そして、きゅうりさんが最初は結構シンプルなきゅうりだったことや、何故か足がバネになっていることなんかも発見してまた楽しみました。
    そして、裏表紙。皆からもらったものを身に着けてゴテゴテになっているきゅうりさんの銅像が建っています。そこから想像するに、ねずみは街の困り者で、このねずみを追っ払ったらしいきゅうりさんは英雄になったのではないでしょうか。

    と、一度読んでみてから、いろいろな角度から自分なりに想像したりすることで楽しさを見つけられるという、なんとも不思議な絵本です。

    投稿日:2006/04/04

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  • 息子が夢中になった不思議な世界

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子5歳

     その昔、こどものとも購読で出会った一冊です。息子が一時期、夢中になりました。トールキンの世界のような重厚で一見中世風の不思議なイラストが印象的に残っています。息子は、きゅうりさんが次々と新しい物を身につけて登場するところをおもしろがっていました。これといって、意味のある展開ではありませんが、こういう超現実的な絵本もあっていいかなと感じました。

    投稿日:2005/04/02

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