登場する車はレトロでしたが、今だって走っていないわけではないし、1978年初版とは思えないくらい、時代を感じない絵本だなぁと、思いました。
ガンピーさんをはじめ、登場する子どもたちや動物たちの個性も面白く、楽しく読めます。
ページの左側がモノトーンで、右側が色彩鮮やかに描かれているので、鮮やかな色彩のほうが、普段より目に飛び込んでくる感じがしました。
この作品で一番好きなところは、最後にみんなで水浴びするところです。見ていて幸せを感じます。
「ガンピーさんのふなあそび」はお話会でよく使われますが、わたしは個人的に「ドライブ」のほうが好みです。
表紙絵のガンピーさんたちを見ていると、「あなたも乗りますか?」と、聞かれているようで、本を手にしただけでわくわくします。