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からすたろう」 みんなの声

からすたろう 文・絵:八島 太郎
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1979年05月
ISBN:9784039600400
評価スコア 4.77
評価ランキング 664
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 教育に携わるすべての人に

    ある一人の先生との出会いが彼の個性を引き出し、勇気を与え、まわりの人の心を変えていく・・・・。

    確かに絵に抵抗があり、本屋などで見かけても
    自分からは手にとることがありませんでした。
    しかし、読み聞かせの講習会などに行っても
    いつもよい絵本としてリストにのっているし、
    絵本を紹介する本などにも必ずといっていいほど
    掲載されている・・・。
    そこでものは試しで読んで見たのです。

    ・・・・。
    とても感動しました。
    胸が熱くなって、涙がこぼれてきました。
    こんなよい本、なんでもっとはやく読まなかったのだろうとおもいました。

    それからというもの、「だまされたとおもって読んでみて」
    といって大学の多くの友達に(児童教育を学ぶ学部なので先生の卵たちばかりです)この本を紹介しています。

    もちろん、大人対象の本ということではありません。
    この絵本が伝えようとしていることは、
    成長過程にある子どもたちの胸にも
    しっかりと刻まれることでしょう。
    文章はやさしいのですが、内容をきちんと理解できるのは
    4年生くらからでしょうか??

    自信をもっておすすめできる本です。

    投稿日:2006/10/01

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  • すごく読んでもらいたい絵本

    • ぴょ〜んさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子1歳

    タイトルも意味不明だし、絵もたぶん子供ウケしない。
    それでも。それだからこそ、この本は私が読んであげる!!と思っていました。

    そういうのって、子供にとっては迷惑なのかもしれません。
    なんか押しつけっぽくて。特に私のような親を持つ子は。

    なので、子供が高学年になったとき、黙ってうちの本棚に置いておこうと思います。
    うちの娘は私に似たのか、本棚あさりが好きな子なので、
    きっとみつけて、こっそり自分で読むでしょう。

    今から5年はかかる長期計画ですが、作戦が成功したらまた
    感想をアップさせていただきたいと思います。

    この本を学校で読んでくださっている方がいらっしゃるようですが、
    私もいつかそういうことをしてみたいです。

    投稿日:2006/09/24

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  • 腐らないこと、本質を見抜くこと

    この本は、絵本ナビで、他の方の感想を読み、是非読んでみたいと思っていた本です。

    この本には、二人、すばらしい人が出てきます。
    ひとりは、いそべ先生。
    ちびの、個性を最大限に引き出し、そして、学級のほかの子供たちに、”自分たちがちびにしてきたこと”を自分で、反省させました。
    最初の一年生のときの先生の絵は、まるでヤ○○さんですものね・・・絶対である先生への恐怖、不信感。学級のみんなは、ちびをいじめることで、自分のバランスをとっていたのかもしれませんね。そんなことはいけないことなのに。

    そして、もうひとりは、腐らなかった”ちび”でしょう。
    つらい毎日を、6年間休まず、皆勤賞をとるなんて、ほんとに、君はすごい!!

    腐らず、前向きに生きていくことの大切さ。
    周りに流されず、本質を見抜くことの大切さ、を教えてくれる本です。

    子供が、もう少し大きくなったら、読んであげたい本です。

    投稿日:2006/06/15

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  • 教員の本質を問われました。

    長いこと教育の仕事に携わっている私には、身につまされるお話しでした。いじめがいけないこととわかっていても、自分たちとちょっとでも異質を感じる者を疎んじたり無視したりすることは形と内容を変えていつの時代にもあることなのでしょう。もしかしたら、私も絵本の中で「うすのろ」「とんま」と言っている一人かもしれません。人間を育てる、という自覚とともに、自分自身の内面が濁っているのでは?と振り返ることの大切さを改めて教えてもらったような気がします。いそべ先生のように一人一人と向き合って、その子どもの良いところを見つけられる先生はきっとたくさんいらっしゃると思いますが、カリキュラムに振り回され、暗黙のノルマ達成に必死になっている教員の現状は事実です。いそべ先生のように6年生を校外に連れ出して、自然の中で学ばせることは現在は難しいのでしょうね。ならば保育者のたまご達にはその大切さを理解してもらいましょう。一緒に学ばなくては…

    声に出して読んだら、きっと涙が止まらないと思います。でも授業で紹介してみようかなぁ。

    投稿日:2006/06/07

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  • ひとりひとりを見るという教育

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    読む前に、あらすじを知ってしまうのはつまらないので、読んだことのない絵本の感想は、なるべく見ないようにしています。

    そんな私でも、あらすじこそ知らないけれど、評価が高く読んでみたいとずっと思っていたのが、この『からすたろう』でした。

    最近は、家族そろっての絵本タイムもなかなか取れませんが、この絵本だけは、5人全員で・・・と思い、休日の夜に読みました。

    長男はともかく、地味でかわいいや綺麗とは正反対の印象を受ける表紙の絵を見て、娘たちの反応は「え?!これ読むの?!」という感じでしたが、読み始めてすぐに、5人の心がす〜っと、絵本に入っていくのを感じました。

    1年生から5年生までの5年間、クラスメイトや、年上や年下の子どもにも、先生にも相手にされず、「うすのろ」「とんま」と虐げられてきたちびという男の子。でも、雨や嵐の日でも、とぼとぼと学校へ通い続けます。
    6年生で新しく担任になったいそべ先生が、そんなちびを理解し、ちびにしかできない特別な才能を、みんなの前で発表させてくれます。

    特別支援教育に携わっている夫にも、たぶん、かなりショッキングな絵本でなかったかと思います。(本人の感想は聞いてませんが・・・)

    でも、これこそが、本来の教育であり、どの先生もこういう目で、子どもたちひとりひとりを見てくれたら・・・と願ってやみません。

    子どもたちにも、たぶん、かなり強烈な印象を残したと思います。見た目や、やることが、人と違うからといって、差別したり無視したりしてはいけないんだ!
    相手がどんな気持ちになるかを、想像できる大人になってほしいと思います。

    卒業シーズンに、おすすめの絵本です。

    投稿日:2006/03/28

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  • 何度も何度も読むと、この本の作者の想いが伝わってきます。
    余計な解説などなく、簡潔に描かれているところもすごいところです。
    たった35ページにみごとに収まっている絵本が他にあるでしょうか。

    日の出とともに、いえをでて
    日ぼついえにかえりつく・・・
    一番こみあげてくる場面ですが、文も絵も超えてさらに想像させるものがあります。
    学校の行き帰り、色んなことを考えて通った昔の自分を思い出しました。
    教育者に読んでもらいたい本です。

    投稿日:2006/03/05

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  • 教室がシーンとなりました

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    やっと6年生の教室で読んできました。娘が「う〜ん、やっぱり楽しい話の方が聞きたいなあ」と言っていましたし、最近の子どもにこの話が受け入れられるのかどうかも自信がなかったので、随分躊躇しました。しかし、絵本ナビで何人かの方が「6年生に読んで感触が良かった」と感想を述べられていたので、それに勇気をもらって読みました。
    最初は少しざわざわしていた教室が途中から水を打ったようにシーンとなりました。また、読み終わった後に、自然に子ども達から拍手が起こりました。本当のところはどうだったのか詳しい感想は聞きませんでしたが、この本の持つ力は確実に伝わったと思っています。

    投稿日:2005/11/18

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  • 実は、これを読みたかったんです!

    • ちうやかなさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子9歳、男の子6歳

    今日、6年生のクラスで読んできました。高学年にも読み聞かせに入りたかったのは、この本を読んでみたいと思ったのがきっかけだったのですが、泣かずに読む自信がなく、のびのびになっていました。このままでは卒業式に間に合わないので、意を決して読んだわけです。
    まず表紙を見せて、絵をどう思うか聞いてみました。誰かに似ていると笑ったり、予想どおり「コワイ」「変だ」という声がでました。私自身もはじめはそう思ったことと、この本の経歴を説明してから読み始めました。(本当はそんなの説明しない方がいいのかもしれませんが。)
    そして、水を打ったように静まりかえって聞いてくれました。拍手・・・・よかった・・・。涙は一応こぼさず読めましたが、口は曲がり、声はふるえてしまいました。
    本の中で、「ちび」を見なおして手をたたいてくれる大人たちの絵のはじに、他とは違う色彩(「ちび」の着物の色彩と同じ?)の親子が描かれています。最近気づいたのですが、きっと「ちび」の母親と下のきょうだいなんでしょうね。
    そんなところも再度見てもらいたくて、また一週間教室に置かせてもらってきました。
    蛇足ですが、作者が亡くなった時の新聞記事に、経歴とともに「小林多喜二の死に顔を絵にかいた」ことが、たしか載っていたと思います。私は卒論で多喜二について書いたので、ドキッとしました。自分が無意識のうちに惹かれてしまうものには、通じるものがあるのだなあ、と思います。

    投稿日:2005/02/16

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  • からすたろうの悲しさも嬉しさも痛いくらい

    みんなからいじめられても、無視されても毎日毎日通った学校。
    6年生になって、担任のいそべ先生に初めて理解してもらえて、かたすたろうはどんなにか嬉しかったことでしょう。
    からすの鳴きまねが、どうしてそんなに上手になったのか、その理由に思いを馳せるとき、皆が泣き、つらくあたった日々を後悔します。
    そのシーンが悲しくて、娘の横でぼんやり見ていた息子も「えーんえーん」してるよと指差して教えてくれます。悲しみが伝わるようです。
    絵もとてもすばらしい。
    最後のシーンで、からすたろうの喜びが伝わってきてよかったねと声をかけずにはいられない気持ちになります。

    投稿日:2004/11/11

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  • すばらしい先生との出会い

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    八島太郎さんの独特の絵は、現代においては、一見古臭い印象を抱くのは否めないでしょう。しかし、それだけではない何かがあり、その作風は印象に残ります。
    主人公のからすたろうは、学校で六年もの長い間、誰にも相手にされず、本人もそれでよしとする姿勢すら見られました。
    しかし、新任の先生が、そんなからすたろうのことを見ていてくれたのです。この出会いは、彼の人生において、とても大切なものとなりました。
    先生は、地味なからすたろうの誰にも真似することが出来ない、素晴らしい才能に気付いて下さって、それを皆の前で、披露する機会を与えて下さったのです。
    彼のすばらしさを初めて知ったまわりの人々の驚き、感動。
    胸がジーンとします。
    本当にからすたろうは、我慢強く、辛抱の人。そして観察力に優れ、イザという時には、人前で自分の才能を臆することなく披露する事の出来る強い人だと思いました。
    からすたろうを読むといろいろと考えさせられます。
    私たちのまわりにも、ひょっとするとからすたろうが、隠れているかもしれませんね。
    小学生に是非、お薦めしたいです。

    投稿日:2004/11/07

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