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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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  • ためしよみ

じごくのそうべえ」 みんなの声

じごくのそうべえ 作:田島 征彦
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1978年05月
ISBN:9784494012039
評価スコア 4.76
評価ランキング 718
みんなの声 総数 164
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164件見つかりました

  • おもしろい!

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳 女の子6歳

    小学校低学年の読み聞かせ会で、安心して使える本です。
    スラスラ絵を見せながら読むのには、しゃべりなれない言葉使いなだけに、練習が必要ですが、それだけにウケも良く、大人が読んでも面白いです。笑いを取りたい時には、間違いない一冊です。

    投稿日:2010/10/24

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  • なんと破天荒な

    息子が小学4年の頃に好んで読み聞かせをせがまれたシリーズの第1段です。
    落語をベースにしているのですが、とにかく破天荒なお話。
    私もすっかり虜になってしまいました。

    軽業師のそうべえさん、歯科医のしかい、お医者のちくあん、山伏のふっかいの強烈カルテットが地獄の中で起こすドタバタ騒動。
    これでは閻魔様も、地獄のこわ〜い鬼たちも題なし。
    見て楽しいお話です。

    で、読み聞かせにはとても苦慮しました。
    このおもしろいお話が、4人を中心としたセリフで構成されているのですが、関西弁特有の面白さ、掛け合いがうまく表現できないのです。

    このシリーズは、途中から読んで聞かせる絵本でしたが、一緒に息子と読む本になってしまいました。
    絵がこれまた楽しい絵本です。

    投稿日:2010/10/18

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    1
  • 地獄ってどんなとこ?

     最近は、長い童話でも、1人ですらすらと読めるようになった娘ですが、関西弁で書かれたこの本は、まだ内容を瞬時に理解して読むには難しかったようで、何度もつっかえながら、苦労して読んでいました。
    でも、その分、じっくりと時間をかけ、「絵を読んでいる」様子が、娘の真剣な横顔から伝わってきて、これこそが「本物の絵本」のもつすばらしさだなあ、と実感しました。
    田島さんの絵には、それだけの迫力があり、絵本のおもしろさが凝縮されていますよね。
     
     娘は、初めて見る(?)地獄の絵に、至る所でびっくり! 
    悪いことをした人が落ちるという地獄には、いろんな怖いものがあるらしい。
    死んだものの着物を剥ぎ取るという「しょうずかのばあさん」。
    今までしてきた悪いことが全部写ってしまうという「じょうはりのかがみ」。
    もちろん「えんまだいおう」もいる。(娘は、「あっ、「おじゃる丸」に出てくる閻魔大王だ!」と喜んでいました。)

     でも、このお話、地獄が本当に恐ろしいところなのか、実はとってもおもしろいところ(?!)なのか・・・「怖いのに笑っちゃう」ところが楽しいんですよね。1度見たら忘れられない地獄の光景!

     娘は、地獄は死んだ人が行く場所なのに、その人たちが歩いたり、しゃべったりしているのが不思議に思ったらしく、「この人たち、死んじゃったんじゃないの?」と、確かめていました。
    また、そうべえが病床で目を覚まし、生き返った場面では、
    「きっと赤ちゃんになって、また生まれてきたんだよ。でも、この大きさは赤ちゃんには見えないよね。子どもくらいかな?」と、ここでも混乱気味の様子でした。

    投稿日:2010/10/14

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  • ゆかいな(?)地獄

    1年位前にこの絵本を借りた時には、まだ難しくて無反応だったのですが
    家にある「そうべえ まっくろけのけ」を最近よく「読んで」と持ってくるので
    借りてみたら、よく聞いてました。
    時々「とざい とーざい」とか絵本の台詞を言ってます。
    大阪在住なので3歳児でも絵本の中の大阪弁に違和感無く入って行けるようです。
    恐ろしいはずの地獄なのに、そうべえたち4人が行くと、楽しいところみたいに思えます。
    「悪い事をしたら地獄に行くよ〜!」という脅し(?)には使えませんが
    こういう世界って絵本にはあんまり出てこないので貴重ですよね!
    そうべえの元になっている落語を聞いてみたいと思いました。

    投稿日:2010/03/02

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  • 地獄の様子がおもしろいらしい

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     なぜか我が家は「じごくのそうべえ」双六からこの絵本に入りました。双六で地獄の様子はだいたい知っていましたが、いや、この関西弁で展開されるこのお話はとっても面白いです。
    あーー、私も完璧な関西弁がしゃべれたら、もっと面白いだろうに、と思いながら、子供達にはなんちゃって関西弁でお話ししています。

     特に子供達のお気に入りはじごくのなかの、ふんにょうじごく。どうしてここがそんなに面白いの?というくらいゲラゲラ笑います。次女は、軽業師がなぜ地獄にきたのか、未だによくわかっていないようですが、この、地獄の様子を知りたいがために何度も読んでいます。

     絵本ナビで、落語が底本だと知りました。だから、おもしろいんだ。
     地獄と天国を知りたい子供にはぜひ読んで聞かせてほしいです。

    投稿日:2010/02/08

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  • 前評判に期待しすぎた?

    • さーくさん
    • 30代
    • パパ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    絵本ナビでの評価がかなり高かったので
    すごく期待していたのですが、娘の反応は
    イマイチ。

    三途の川や、閻魔様の基礎知識を伝えるには
    役に立ちましたが、笑い転げたりという感じには
    なりませんでした。

    再話モノのような一環した古い語り口で無いし
    むらさきやピンクの鬼が突然出てきたり、

    なんか読んでる親のほうもどういうつつもり
    で読んだら良いのか混乱してきました。

    結局こどものウケを取れるのは
    鬼のおならのあたりぐらいな気がします。
    うちだけなんでしょうか・・・。

    投稿日:2009/06/08

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  • 地獄っておもしろい

    地獄のお話。
    昔、テレビでやっていた「日本むかし話」でも、たしかこんなお話があったはず。
    なつかしく思いながら、読みました。
    こういった類の絵本をあまり読むことがないので、かえってとても新鮮。
    ちょうど節分の時期だったこともあり、
    「わぁ、鬼だ、鬼だ。」
    と鬼が出てくるたびに、息子は大喜び。
    地獄で出てくるえんま様や鬼は、けっこうおそろしげで、強烈です。
    でも、そんな地獄をものともせずに、難所難所を切り抜けていく4人の姿が爽快。
    食べられた鬼のおなかの中で大暴れする様子は、子供にもおもしろかったようです。
    「体の中って、こんなふうになってるのか。」
    なんて言いながら、二人で地獄のお話を楽しみました。

    投稿日:2008/02/14

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  • 地獄!

    • 四パパさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    閻魔さんの気まぐれで地獄に落とされたそうべえ達4人が、
    それぞれの特技を駆使して地獄の責め苦を痛快に切り抜けて
    いくストーリーはお見事の一言!!これは面白いです!
    その中で、鬼の腹の中の場面を最初に読んだ時に娘の目の色
    が明らかに変わりました(輝きましたよ)。
    蹴ると鬼が屁をこくという「屁袋」に親子で大爆笑、娘も
    のりのりで蹴りまくり何度も「ぶうっ」と言わされました。
    「すっぱっぱに〜」「なんやけったいな〜」を始め名台詞
    名場面が満載で、自信を持っておすすめしたい絵本です。

    最初はうまく読めなかったこの絵本、図書館のお話会に
    行った時にたまたま読み聞かせを聞いた経験が活きました。
    鬼の場面の時は力強く、ときおり入る関西弁のセリフは柔ら
    かく読まれていたのを参考にさせて頂き、何とか詰まらず
    読めるようになりました。

    お気に入りの場面
    娘:屁袋に関西弁の台詞
    僕:読んでいて楽しい名台詞に名場面

    投稿日:2007/09/10

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  • そうべえさんが生き返った!

    とざいとうざい かるわざしのそうべえ 綱渡りして
    おっとっとー 地獄に落ちてしまったのです。 「ここどこや?」 そうべえさんはじごくで歯ぬきしや、じんどんきに出会いこわーいおもいをする。
    それがなんともおもしろく、怖いはずの閻魔大王が ユーモアがあるのです。
    落語ってこういうおもしろさがあるんだと思います。

    保育士の頃、子どもたちが大好きな絵本で、私も楽しんでお話してたのを思い出します。

    歯抜きしに 歯をぬかれた 鬼「歯抜けにしよった〜」のところで 笑い おならをするところを蹴って「ぶーっ」とおならするところなんか みんなが 「ぶーっ」と声をそろえて言って大笑い。 地獄の熱湯地獄で そうべえは 「鬼さん。
    「せっけんと、タオルちょうだい!」と言うところなんて
    なんとユウモアの有ること・・・・

    これがすごろくになってます。お正月に すごろくして楽しみました。今はすごろくを、楽しむ事がほとんどないと思いますが。じごくのそうべいは 子どもたちにも おもしろい絵本です。 みんなで楽しんでみて下さい。

    そうべえさんが 地獄から帰り 奥さんに看病してもらっているところもなんとも おもしろい 落ちです。
    落語絵本のおもしろさは子どもから大人まで楽しめますよ。

    投稿日:2006/06/12

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  • 子どもに大人気!

    上方落語の巨匠 桂米朝の 大傑作と言われるこの“地獄八景亡者戯”は 鳴り物入りの賑やかな咄です。
    落語では冒頭は サバにあたった喜八と言う男が三途の川の渡し場に向かって歩いているところから始まります。
    この絵本では後に出てくる4人組のひとり軽業師を「そうべい」と名を変えて主人公に設えています。
    子供向けの絵本ですから原作に忠実ではありませんが 初っぱなから聞き覚えのある文句に引き込まれます。

    手には おがらのつえをもち
    糸よりほそい声をあげ
    おおおおい

    ここで「ああ!聞いたことがある!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
    このような「決めセリフ」や名場面が随所に散りばめられ 原作と遠からずものとするのに一役買っています。
    落語では 情景や背景 心情や表情など ほとんど道具を使わずに人の声と動作で表現しますね。
    絵本は最小限の文章で後はみんな絵が表すことになるのですが
    この田島征彦さんの挿し絵は 軽妙洒脱な庶民の継承する“地獄”が実に上手く表現されていると思うのです。
    地獄草紙などで見る地獄絵はとても恐ろしく 因果応報を示すものとして伝えられています。
    火の車や 閻魔大王 針の山や葬頭河婆(しょおづかのばば) 浄玻璃の鏡・・・
    これらの責め苦も死者の待遇も「地獄の沙汰も金しだい」と笑い飛ばしてしまおうというのが“地獄八景亡者戯”です。
    絵本では 浄玻璃の鏡の前で 死者が地獄に落ちるか極楽へ行くか閻魔大王の裁きを受ける場面で表されています。
    生きる手段としてのほんのささやかな“悪徳”を 閻魔大王の気まぐれで地獄行きのパスポートにされてしまった4人。
    勧善懲悪であるはずの世の中でも 必ずしも権威のある者が正しいことをしているとは限らない・・・
    落語では終盤に展開されるスラップスティックなどたばた劇を 絵本では物語の中心にして 権威の失墜をおもしろ可笑しく痛快に表現していきます。
    4人はそれぞれの持つ特性を武器に 次々と与えられる地獄の責め苦をクリアしていきます。
    こうしたロールプレイング的なゲーム感覚が 現代の子どもに受けるのかもしれません。
    いえ むしろ人気のゲームソフトのモチーフこそ“地獄八景亡者戯”のこの場面ではないかと 密かに思っています。
    閻魔大王の歌舞伎口調を するりするりとかわしていく軽妙な関西弁・・・言語の持つ妙も面白みがあります。
    そして この絵本が子どもに人気のある最大の理由は 排泄物や生理的現象をおおっぴらに表現しているところでしょう。
    本来タブー視される言葉をこともなげに使う 何が可笑しいンだと言われればそれまでですが、読んでみると本当に可笑しい。
    人呑鬼(じんどんき)の腹の中で 地獄の道連れのひとりである医者の指示通りにさまざまな臓器に悪さを仕掛け おならとくしゃみと腹痛をいっぺんに起こさせ 更にくすぐり笑わせるところは いかにも子どもが喜びそうな場面です。
    原作の落語では 主題である“地獄の沙汰も金しだい”をモチーフに 政治 宗教 医療問題などをチクチクと批判するムードや 色艶話も盛り込まれています。
    流石に絵本には描かれませんが そういった一切を取り込んで混ぜ合わせ
    濾過して子どもに相応しいものを抽出すると たぶんこんな風になるのだろうなぁ・・・と思います。
    汚いモノも腑に落ちないことも 笑い飛ばして陽気に現世を生きようじゃないか!
    そう力づけられているような気がする不朽の名作です。 

    投稿日:2002/07/29

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