可愛らしい表紙、タイトル とっても有名ですね。
私もやっと手にしました。
ちょっとお話は長いのですが長女(5歳)はラストまで食い入るように見ていました。
お話を聞きつつ、挿絵をじっくりと見入っていました。
季節の移ろいを描いた春、夏、秋、冬のページが好きです。
夏の緑が濃い、池で子供達が泳ぐ絵。
小さいお家の場所はいつも変わらず、回りがどんどん変わっていく様子がとても上手く、
同じ構図なのに、飽きさせないのがすごいなぁと感心します。
小さいお家の回りの発展の変化があまりにもものすごく
窮屈そうな息苦しそうなシーンからの解放。
孫の孫の孫が小さいお家を見つけたシーンは鳥肌がたちました。
長女もたくさんの人の中から“うちの前に立つ女の人”を見つけて指差していました。
引っ越してまたもとの丘のようなりんごの木のあるのんびりした場所に行き着いたちさいおうち。
昔ながらの、自然に暮らすのが一番だなって、子供を生んでからひしひしと感じている私にはとっても共感できる絵本でした。