いつかは親離れしなきゃいけないし、子離れしなきゃいけない。
そんな親子の気持ちが、素直に、ほんわかと描かれている作品です
カンガルーの子どもベビルーは、ママのふくろのなかが大好き。
温かくて、ふわふわして、安心できるだもん。
でもねママは、外に出なきゃ駄目っていうの
何かと理由をつけてベビルーはお母さんのお腹かからでません。
そんなベビルーに対し、お母さんカンガルーはいろいろな場所にでかけ、外の世界がどんなに素晴らしいか語りかけます。
でもやっぱお腹が中が一番というベビルー
そんなとき・・・
子供が親離れってするときって、本当あっという間に、すーっときてしまうんだろうなあとつくづく感じちゃうラスト。
ラストのお母さんカンガルーの姿が、嬉しさ半分&寂しさ半分に見えちゃったのは、私もお母さんだからかなあ
うちの子もそのうち、「おかん、邪魔とか」いうんだろうなあ〜。
今の時期を大切にしたいなあと思わせてくれる1冊でした。
とはいえ、未だに甘えん坊な息子君。
すぐに「ママ〜」と駆け寄ってきます。
絵本のベビルーのような甘えん坊さんです。
男の子なんだし、もっとしっかりせんかいと思ってしまう私もいたり。
子育てってやっぱ難しいと実感させられる1冊でした。