話題
たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!

  • かわいい
  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

ひだまり」 大人が読んだ みんなの声

ひだまり 文:林 木林
絵:岡田 千晶
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2018年11月10日
ISBN:9784895722216
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,386
みんなの声 総数 15
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

11件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • たくさんのことを教えてもらいました

    まだ小さかった息子に絵本を読んでいるとき、私は時々涙を流しました。
    絵本に心を打たれて。

    この絵本を読んで、私は久しぶりに涙を流しました。
    トラビスのささくれだった心をなめらかにしてくれた、大事な大事なミケーレ。奪うのではなく分け合うことを教えてくれた、心優しいミケーレ。トラビスは、幸せとはなんであるのかを初めて知りました。
    ミケーレを失ってしまったとき、トラビスの心は以前よりも激しくささくれますが、それをなめらかにしてくれたのも、やっぱりミケーレでした。
    大切な存在があることの幸せ。それを失ったときの悲しみ。立ち直るまでの苦しみ。

    優しいタッチで描かれた絵と柔らかな文章で、たくさんのことを教えてもらいました。

    投稿日:2019/02/14

    参考になりました
    感謝
    4
  • 陽だまりの温かさ

    『あかり』と同じコンビによる作品。
    こちらも、題名の通り温かさを静かに感じました。
    乱暴者の猫トラビスが、優しい猫ミケーレに出会って心変わりするストーリーです。
    全編で登場するのが、陽だまりの温かさ。
    その不思議な空間が、一人で充分から、二人でちょうどよい、に。
    その幸せを感じた時、それを失う怖さをも実感するのですね。
    そして、現実のものとなり、トラビス自身も・・・。
    とても深いストーリーです。
    小学校高学年くらいからでしょうか。

    投稿日:2018/12/28

    参考になりました
    感謝
    4
  • やさしさ

    全ページ、お試し読みで読みました。
    おとなが読む絵本なのでしょうか。
    しんと、切ないですね。
    色鉛筆なのでしょうか、細かく描かれている絵が、とても美しい。
    ねこのお話ですが、そうでもないかもしれないな、
    とか色々に感じます。
    心のお話なのですね。

    投稿日:2018/11/27

    参考になりました
    感謝
    4
  • 愛の力

    内容を読んで、ミケーレが、トラビスの横顔を愛おしく眺めている表紙の絵に納得できた私でした。トラビスを心から愛していたんだと思いました。だれにでも優しいミケーレでしたが、乱暴もののトラビスの真の優しさや男らしさに気づいて恋してしまったんだと思いました。ミケーレを失って荒んでしまったトラビスですが、また陽だまりを見つけることが出来たのを嬉しく思いました。きっと亡くなってもミケーレの愛の力だと思いました。

    投稿日:2019/08/08

    参考になりました
    感謝
    1
  • トラビスの生きる強さに感動

    温かで幸せなひだまりを知ることで、その幸せを失っても、生きる強さを身につけることができた猫のトラビスの姿に感動しました。詩的な美しい文章は、この物語にピッタリ。年齢によっては少し難しい言葉もありますが、言葉の美しさを音で感じることができると思いました。
    購入して間もなく、産経児童出版文化賞 産經新聞賞を受賞された記事を拝見し、なるほどと、納得の作品です。

    投稿日:2019/05/07

    参考になりました
    感謝
    1
  • 切ないけれど温かい

    同じ作者さんコンビの『あかり』も『こもれび』も素晴らしかったので、こちらも読みたいと思いました。
    横柄で乱暴者の茶トラのトラビスが、ミケーレに出会ってから、少しずつ変わっていきます。
    奪うのではなく分け合うことの喜びを知ったトラビスですが、ある日ミケーレを失ってしまって……。
    切ないけれど、まさしくひだまりのように温かいおはなしでした。

    投稿日:2024/10/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵もお話も美しい

    とても美しい絵本だと思いました。絵はもちろんの事、猫好きの私にはすごく素敵な1冊になりました。また、内容が奥深い。猫の世界にもこういったことはあるのかもしれませんが、人間でも同じと思いました。素敵な人、優しい人との出会いによって変わる自分。その人を失ったときの悲しみ。それを乗り越えていくことで、さらに変わる自分。涙が出そうになる、そんなお話でした。

    投稿日:2024/10/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • そっと見守って欲しいと思う。

    とても美しい絵本。
    季節の変化の中で、野良猫たちの暮らしや変化を味わえる。
    日差しの変化や、猫たちに触れる風まで感じられる。
    すっかり、野良猫たちには生きにくい世界になってしまったけど、ここにも描かれているように、彼らに与えられた時間は長くない。生活も厳しい。
    餌を与えたり、保健所に連絡したりせず、そっと見守って欲しいと思う。
    オスがトラ猫で、メスがミケ猫というのも、面白かったし、私にとってリアルだった。2匹の名前のつけ方も。
    誰かとの出会いで変わる絵本はたくさんあるけど、死で終わらないのが良かった。
    子ども達にも読んで欲しいけど、自分が泣いてしまうので、私は読み聞かせは出来ないな…と思ってしまった。

    投稿日:2021/06/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • やさしい光

    1人ぼっちだったトラビス。ひだまりも魚もひとり占め。
    仲間と分かち合う幸せを知っているミケーレとの出会い。
    ミケーレの優しい言葉にトラビスの心が動いていく。
    ありがとう、なんて言葉も初めて言われた。
    2匹で一緒に、ひなたぼっこをする心地よさ。
    目を閉じて、ひげをくすぐったのが、風か、ねこじゃらしかを感じようとしているトラビスの表情がかわいい。
    トラビスとミケーレの幸せな時間は流れていく。
    幸せ色だった頁は寂しげな色に変わってしまう。
    冬が過ぎ去り、春がまた始まろうとする頃。ミケーレとの温かな思い出で、優しい心を取り戻すトラビス。
    もう会えなくても、トラビスはミケーレと一緒なんだね、ひだまりのミケーレと。
    優しくそっと背中を押すように、生きていく力に気づかせてくれる絵本でした。

    投稿日:2021/06/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 陽だまりの意味するところ

    最近、林木林さんにはまっています。
    この作品も、感慨深く読みました。

    ぶっきらぼうなトラビスとやさしいミケーレ。
    2匹のネコは、出会い、そして恋に落ち・・・。
    アクシデントから、悲しい別れを予感し
    「こんど生まれ変わったらひだまりになりたい」というミケーレ。
    彼女がいなくなった後、ひだまりを求めてあがくトラビス。
    そして、傷を癒してくれたひだまり・・・。

    心を通い合わせ、幸せの種を分け合うことの大切さを
    「ひだまり」という言葉で表現した、
    見事な作品です。

    投稿日:2019/12/04

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ひだまり」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / いないいないばあ / はらぺこあおむし / がたん ごとん がたん ごとん / ななめねこ まちをゆく / ねこはるすばん / だるまちゃんとてんぐちゃん / ぎゅっ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(15人)

絵本の評価(4.56)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット