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エミリー」 大人が読んだ みんなの声

エミリー 作:マイケル・ビダード
絵:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1993年
ISBN:9784593503032
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,745
みんなの声 総数 15
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  • 詩人エミリー・ディキンソン

    詩人エミリー・ディキンソンのことを知らなかったので、不思議な絵本ではあります。
    どうしてエミリーは長年家に籠もって生活していたのでしょうか。
    どうして外界に出ないで詩を作り続けることができたのでしょうか。
    これはそのまま主人公の少女に重なります。
    それだけに、少女の繊細な心の動きが眩しく感じられました。
    さり気ないけれど、きらめきを感じる絵本でした。

    投稿日:2022/02/12

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  • 色々な生き方。

    その人ならではの生き方があるのだなぁと感じられる1冊に思いました。
    少女とのやりとりにはどこか読み手も喜びを感じてしまいます。
    バーバラ・クーニーの描くイラストも美しく、ストーリーによい味わいを加えてくれていてすごくよかったです。

    投稿日:2021/01/15

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  •  想いをこめて丁寧につくられた、とても美しい絵本だと思いました。

     エミリー・ディキンソンを描いた絵本だと知って手にとる人、読み終わってから、タイトルの「エミリー」は、あのエミリー・ディキンソンだったのか、と知る人、読んで初めてエミリー・ディキンソンの存在を知る人・・・。人それぞれだと思いますが、きっと、どの人にとっても印象深い絵本だと思います。

     あまりの繊細さゆえに、自らを守るように人との交流を断つエミリー。でも、美しいもの、無垢なものを求める気持ちは人一倍強く、すべてのものに心を閉ざしていたわけではなかったのですね。

     絵本で描かれたエミリーと女の子との交流、あとがきに書かれている近所の子どもたちとの交流は微笑ましく、「隠遁者」とは違う面を知ることができて良かったです。エミリーのショウガ入りクッキーを食べた子どもたちは、彼女が後に、アメリカの代表的詩人として有名になるとは思いもよらなかったことでしょう。

    投稿日:2017/10/03

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  • 詩人と女の子の魂の交流

    この絵本のテーマは白。
    エミリー・ディキンスンのけがれのない魂の色。
    彼女はいつも白い服を着ていたのですね。
    詩人と女の子の交流。女の子もまた白い服で詩人に出会う。
    「詩はあなた。これは詩になろうとしているだけ」という言葉が、詩人から子どもに投げかけられる。
    二人の無垢な魂を守る周囲の人たちがとても暖かい。
    こういう内向性の文学者に魅かれますね。
    ふたりの出会いの後、純白の雪が解けて、薄緑に世界が染まります。

    投稿日:2016/12/05

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  • 天使はいつもとなりにいる

    アメリカの偉大なる詩人、エミリー・ディキンソンのことを
    知らないまま、読みました。バーバラ・クーニーさんの挿絵の
    絵本だったので。

    ああ、やっぱり素敵。
    エミリーの詩も今度読んでみようって思いました。
    絵本の中でのセリフ、
    「それ、詩なの?」
    「いいえ、詩はあなた。これは、詩になろうとしているだけ」
    と書いたのはエミリーではなく、この絵本を書いたマイケル・
    ビダードさんではあっても、でもやっぱり詩人だったらこんな
    風に言うのだろうなあってうっとりしてしまいましたし(もし
    かして、こんなフレーズがある詩があったりするのかしら?)。
    物語の運ばれ方も詩人の物語にとてもふさわしいように思えて
    (エミリーの詩を知らないくせに勝手にそう感じてしまって
    いるのではありますけれども)詩のようでもあり音楽のようでも
    あるなあって思いました。

    さて、この絵本、いつ、手元に置こう?
    娘はどう思うかわからないけれど、やっぱり娘にも読んで
    もらいたいから「詩」を少し理解するようになる小学生くらい
    の頃がいいかしら。できればエミリー・ディキンソンの詩を
    一緒に置きたいな♪

    投稿日:2012/05/15

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  • 絵が美しい

    不思議なお話しですが
    エミリーは決して変な人ではありません。
    白い服を着て詩をかいたり
    音楽を聞いたり、景色をみたり。
    たとえ隠遁生活をしていてもきっと心は満足していたでしょう。
    そんな印象を受けました。
    変な人でもなく、清い心を持つ人物だと感じました。
    クーニーの絵がそうさせたのかもしれません。

    投稿日:2011/09/25

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  • エミリーとの出会い

     20年間も外に出ない隣人のエミリー。あるきっかけで、「わたし」はエミリーに会うことができました。子どもらしい純粋な好奇心が、エミリーに通じたんだなと思いました。
     いろいろななぞに出合いながら、成長していく「わたし」がすがすがしいです。
     詩について語るパパや、ドレスアップしたママが素敵です。

     おだやかな文章と、クーニーさんの繊細な絵がぴったりで見応えがありました。
     

    投稿日:2010/10/31

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  • 最後の挿絵「夏への扉」を連想しました

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    しいて言うと「伝記絵本」でしょうか?
    実際にいた有名な詩人の半生を描いた作品だそうです。
    でも、私はこの詩人を知らないので、どんなに素晴らしいかが色々描かれていましたが、よくわかりませんでした。

    また、この「エミリー」という人は、かなり個性的な性格、もしくは心の病気を持っていた(らしい)ので、
    ほとんど外に見えるエピソードはなかったらしく、
    一部の噂と、彼女の机の引き出しに残されていた数々の詩の断片と、
    彼女の世話をしていた妹の証言などから推測された世界が描かれています。

    一番最後の、白い扉が開いて、外の林が見えている絵は「(SF小説)夏への扉」のさし絵と似ていて、インパクトがあるなぁと、思いました。
    この絵本では、ルピナスさんは影の主人公で、見た目の主人公は語り手である隣に住んでいた小さな女の子でした。

    絵本としては少々字は多いですが、なかなか味わい深い、面白い作品でした。
    ちょっと変わったエミリーの性格を読み取るのが難しいので、小学校高学年以上の方にお薦めします。

    投稿日:2010/09/27

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  • 読めば読むほど味わいが深くなる一冊

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳

    見返しをめくると、「エミリー」という題名だけが書かれた表紙があり、もう1ページめくると、そこには、白いドレスを着た女性が、玄関の白い扉を開け、新緑がまぶしい外へと歩き出そうとしているところが描かれています。
    そして、絵本の最後のページには、扉が開け放たれた玄関だけが描かれ、白いドレスの女性の姿はありません。
    これは、白いドレスを着た女性の心境の変化を表したものでしょう。

    なぜ2ページが違う絵になったかが、主人公の少女の目を通して、彼女のドキドキする気もちを私たちも感じながら、まるで謎解きのようにこの絵本の中で描かれています。

    とても難解な絵本のように感じられますが、美しい絵と全体が醸しだす不思議な雰囲気は、小学校高学年であるならば十分理解できるような気がします。

    見れば見るほど、読めば読むほど味わいが深くなる一冊です。あきらめずに読んでみて下さい。

    投稿日:2010/06/10

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  • 強い意思を感じます。

    エミリーという、一人に女性の人生を、向かいの家に住む少女の目を通して描いた秀作。
    詩人のエミリーは、今で言うひきこもりの状態で謎が多く、周囲はいろいろ噂します。
    確かに普通に読んでいても、彼女の行動は不可解です。
    でも、問題はそんな事じゃない。最後の手紙で、わかりました。
    彼女はちゃんと幸せなんです。
    ひきこもっていても、少し変わっていても、どんな形であれ自身の持っている幸せと共に生きているのです。
    その事の方が重要だと思いました。
    それを世間的にはどうとるか…。
    今の時代だからこそ興味があります。
    人にはそれぞれにあった幸せがあるのだと気づかされた本です。

    投稿日:2009/06/10

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