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登場人物の男の子の不安そうな表情に、お話を聞いている子供は不安を掻き立てられるのではないでしょうか。。個人的に、街並みを英字新聞のコラージュで表現しているところが気に入っています。友達をおいて逃げるんじゃないよと突っ込まずにはいられません。
投稿日:2014/10/21
怖い夢の中。 走っても走っても、全然前に進めず、追いかけてくる怖い「何か」に捕まりそうになる。 怖くて、怖くて、叫び声を上げたいのに、ふりしぼっても、ふりしぼっても声が出ない。 そういう、怖い夢が絵本になったような作品だと思いました。 真夜中。ぼくはともだちにさそわれて、ゆうれいのまちにいきます。そこでゆうれいたちにつかまって、ずっとくらして、おとなになって、再び現れたともだちのさそいにのって、いえをぬけだして、それから…。 言葉だけならば、明るい物語とも受け止めてしまいそうな恒川さんの文章と、大畑さんのベタリと不安になる絵が奏でる不協和音が、見事。不気味で不快な傑作だと思います。 傑作ですが…大人であっても、好みは分かれると思います。 小さな子どもには、おすすめしないです。悪夢は、目が覚めれば終わりますが、本から受けた印象は、ずっと心に残るので。
投稿日:2020/09/01
【内容】 夜中に友達が、幽霊の町に行こうと誘いに来た。僕は、パジャマのまま友達と一緒に出掛け、丘の向こうに広がる幽霊の町に行った。二人は幽霊の町の住人に見つかり、追いかけられる。逃げ遅れた僕は、幽霊につかまり、幽霊たちと一緒にこの町で暮らす事になったが… ダイナミックでスピード感あふれる絵で、ぐんぐん異空間に引き込まれる怪談絵本。 【感想】 この世と異空間との境目が極めてあいまい。ちょっとしたきっかけですぐに「あちらの世界」に入り込み、しかも出られない。子ども向けのファンタジーだから、最後は現実世界に戻れるのだろうと思って読んでいたが、全く戻ってこなかった。異空間でそのまま年をとって、元の世界からどんどん離れて行ってしまう。 これは、普通に起こる事だと思って、怖くなった。 例えば、子どもの頃に一緒に遊んだ友達が、いつの間にか変な道を歩んでいて、いわゆる「普通の生活」には戻ってこられなくなっている。自分もそうだが、社会的にドロップアウトしたり、精神を病んでしまったり、妙なグループに参加してどっぷりその世界にはまり込んだり…生きているといろんな「異空間」が存在して、ちょっとしたきっかけで「あちらの世界」にはまってしまう。戻ってこられる場合もあれば、そうでない場合もある。本人がそれで幸せならいいのだが、傍から見ているとあまり良くないように見える場合も多々ある。 キッカケは、この絵本にあるように、ちょっとしたこと。特別な手続きや、大変な経験は必要ない。この絵本みたいに、夜中に妙な場所に遊びに行こうという友達がいたりして。だいたい、そんな変な友達と付き合っているとろくなことがない。付き合う人は慎重に選んだ方が無難だ。案外、「友達」と見せかけて、実は異界の住人が連れ去りに来ているのかもしれない。 人生が大きく狂っていく様子が想像できて、怖い絵本だ。どちらかというと大人向けの恐怖、かな。
投稿日:2018/05/09
短い文章の中に、恐ろしさが濃縮されています。 イラストのコラージュも、なんだか不気味に見えてきます。 ビジュアル的な怖さというよりは、 心にじんわりと広がる恐怖を感じました。 不安な気持ちでいっぱいになるのに、また読み返したくなる絵本です。
投稿日:2016/11/28
怪談えほん4。 幽霊のイメージは人それぞれあるとは思いますが、 おそらく誰のイメージとも違い、異界といった趣です。 ぼくは、真夜中に友だちの誘いで「ゆうれいのまち」を見に行くのです。 ところが幽霊に追いかけられて、あろうことか、友だちには置いてけぼりをくらい、 お母さんじゃ無いお母さんにさらわれ、幽霊の国に同化してしまうのです。 コラージュの絵は怖いというよりは、果てしなく続く違和感。 時空も超えての幻想体験です。 無造作に流れていく、春と秋、そして風。 子どもと大人の境界もあいまいに。 幽霊っていったい何?と考えこんでしまいました。 そして、友だちやお母さんの存在まで揺らいでしまった不気味さが残りました。
投稿日:2016/02/03
絵も世界観も独創的だと感じました。 怖いような、怖くないような…あまりピンとこないというのが正直な感想です。 私の想像力が足りなかったのでしょうか。 元には戻れない、永遠に終わらない怖さを表しているのかな。
投稿日:2014/03/10
こどもがおばけ好きだったので、おばけの絵本はたくさん読んできました。おばけには、どこかおもしろさがあるのですが、この絵本のゆうれいは、ほんとにこわい、、、。 ゆうれいのまちに入って、もどってこれなくなる。暗くてどろどろした感じの絵も、こわいです。自分も、いつのまにかゆうれいになってしまいそう。 じわじわと怖くなってくる絵本なので、大人におススメです。
投稿日:2013/12/05
「怪談えほん」シリーズの1冊です。 本の中の活字ははっきりと大きめで、1ページに描かれている文字数も少ないので、4,5歳児くらいのお子さんでも読めそうな気もしますが、 どちらかというと大人向けの怖さがあります。 ある程度大きくならないと、この怖さは分からないかもしれません。 大畑いくのさんの抽象的な、ドロッとした世界観が、この物語にすごく合っている気がしました。 なんだか抜けることのできない夢のような怖いお話です。 どちらかというと、「ホラー」系の話が好きな方にお薦めします。子どもたちなら小学校高学年以上のお子さんたちからどうぞ
投稿日:2012/08/02
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