主人公のたかしくんは遅刻をしたうえに、宿題はやってないし、帽子、筆箱、笛などなど、忘れ物がすごいです。
しかも「学校へ来る途中、大きなカラスが飛んできて、帽子を持っていっちゃった」なんて、ちょっとウソっぽい言い訳をします。
たかしくんの作り話のような言い訳が笑えました。
とても面白いお話なので、2年生の教室で読みました。
ところが、聞いている子どもたちは、たかしくんの苦しまぎれの言い訳を、信じているようでした。
そして、忘れ物をしたら先生に言って貸してもらうなど、現実的な解決方法を考えてくれました。
2年生は素直で真面目で予想外の反応でしたが、たかしくんのおかあちゃんが登場する場面は大笑いしていました。