『IMAGINE A WORLD』が原題。
そう、その壮大な世界を楽しみましょう。
ロブ・ゴンサルヴェスによるシュールな作品に、自ら文章を添えた作品。
それだけに、その世界観がよりクリアーになっている印象です。
文章に耳を傾けながら、絵に目を向けると、
次の瞬間、本来は存在しない空間が立ち上ります。
それは、ごく自然に、いつの間にか。
その飛翔が鮮やかです。
アインシュタイン?も座布団一枚!の鮮やかさです。
私のお気に入りは、図書室の光景。
「本の1ページから すべてがはじまる。」
金原さんのスタイリッシュな訳文に、ため息です。
表紙にもある絵もお見事。
1枚の絵で2枚以上の見ごたえです。
シュールな世界へ、五感を研ぎ澄ませてみませんか。