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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ミセスそらまめ

ママ・40代・愛知県、男19歳 女17歳

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自己紹介
数年前に、子供が通う小学校の読み語りボランティアに参加していた主婦です。子供たちもすっかり大きくなってしまい、家庭の事情でボランティアを退会しました。今は、地域の図書館分館で図書の整理をするボランティアをしています。本の整理をしながら、絵本や児童書にふれあうことが楽しみの1つです。
好きなもの
四季折々の自然を感じることが好きです。
ひとこと
自分の健康を保つために、読書は欠かせません。中でも、絵本は心を穏やかにしてくれます。絵本を読む、心のゆとりを持ち続けたいものです。

ミセスそらまめさんの声

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なかなかよいと思う 想像を裏切られる心地よさ  投稿日:2006/03/30
ねずみのなるき
ねずみのなるき 作・絵: さとう わきこ
出版社: フレーベル館
18cm×18cmの大きさのかわいい絵本。大人数での読み語りには向かないかもしれませんが、子供たちと肩寄せ合って読んでみたい本です。ねこにつかまってしまった小さいねずみが自分を食べないでと頼みます。その代わりに、ねずみのなる木の種をあげるからというのです。ねこは喜んでその種をもらい、大切に育て始めます。ねずみが木になるなんてありえないお話で、読みながら、ねずみにだまされて終わるお話なんだろうと想像してしまいました。ところが・・・・・ここからは、皆さんが楽しみにして読んでもらうために秘密です。たくさんの絵本を読んでいくと、表紙からお話を想像したり、読んでいるうちにこんな展開になるだろうとか、こういう結末であってほしいと勝手に想像をふくらませたりする私ですが、この絵本みたいに、想像を裏切ってくれると、とても心地よくなります。お見事!まいりました。と思わず読み終わって叫んでしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 情緒を育てる絵本  投稿日:2006/03/28
ぽんぽん山の月
ぽんぽん山の月 作: あまん きみこ
絵: 渡辺 洋二

出版社: 文研出版
絵本の裏表紙に全国学校図書館協議会選定図書・厚生省中央福祉審議会推薦図書と記載されているからすばらしいと思ったわけではありません。素直に読んですばらしいと思いました。
まずは、あまんきみこさんの文章がすばらしいです。どうしてこんなに短い言葉の中に情景が浮かんでくるのだろう、どうしてこんなに短い会話の中に感情が表現できるのだろう、これは絶対に声を出して読むべき本です。
次は、渡辺洋二さんの絵がすばらしいです。夜を感じさせる青色に十五夜の満月の美しい黄色で絵を表現していますが、どのページにもこの2色が使われていて、文章に負けない力を持って表現されています。
そして、私が何より気に入ったのは、この絵本が縦書きで書かれていることです。最近の絵本は横書きのものが多いように思いますが、縦書きで書かれているところが、この本の魅力の一つでもあります。
こういう本を何度も読んでいるうちに、子供たちの情緒が育っていくように思います。満月が近づいてきたら、ぜひ読んでみて下さい。
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自信を持っておすすめしたい 国際社会を学べる力強い絵本  投稿日:2006/03/27
ピカピカ
ピカピカ 作・絵: たばた せいいち
出版社: 偕成社
私が初めてこの本を手にしたきっかけは、自転車に乗れるようになった子供に、自転車の絵本を読んでやりたくて、図書館で自転車の絵本をたくさん借りて来たことでした。いろんな絵本を読みましたが、自転車の絵本としてはこれが一押しです。捨てられていた自転車が、ゆきちゃんに拾われて、げんじいちゃんになおしてもらい、ピカピカになってアフリカへ行き、人々の役に立つという話ですが、物にあふれた日本を象徴しているようなお話にも感じられます。実際に日本で使われなくなった商品が海外へと運ばれて、再び役に立っているようなことはありますが、そんな国際社会の仕組みを絵本から学べるなんて思ってもみませんでした。また、これは自転車の話ですが、人間だって同じじゃないかと思いました。ちょっとした壁にぶつかってくじけそうな時に、ピカピカのように、立ち直ってまた頑張れたら素敵じゃないですか。最後のページにさりげなく、作者から子供たちへのメッセージが書かれていて、子供を思う作者の心が伝わってきます。ぜひ、読んでみてください。
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なかなかよいと思う 子供の自立を見守るために  投稿日:2006/03/26
たまごにいちゃん
たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
たまごで生まれてきたたまごにいちゃんも、大きくなると殻をやぶって出てこなくてはいけません。でも、お母さんに甘えていたい気持ちがあるから、いつまでもたまごのままがいいのです。おとうとがたまごから出て、ひよこになっているのに、たまごにいちゃんはたまごのままです。でも、ある日、たまごにひびが入って、とうとう殻から出てしまいました。そんな姿を見て、お母さんは「とってもすてきよ」とほめてくれます。おとうとも「かっこいいよ」とほめてくれます。水たまりにうつった自分の姿を見て、たまごにいちゃんはつぶやいた言葉が・・・・読んでいる人の心にしみこみますよ。絵本を子供に読みながら、親のあり方まで教えてくれるような絵本です。たまごのままでいたいといったたまごにいちゃんにお母さんは「早くたまごから出てきなさい。」なんて一言も言わないのです。子供の自立をしっかり見守っているお母さんの姿、見習いたいです。
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なかなかよいと思う 心の広さを育てよう  投稿日:2006/03/26
そらまめくんのベッド
そらまめくんのベッド 作・絵: なかや みわ
出版社: 福音館書店
小さい頃は、自分だけの宝物を独り占めしたくなるものです。宝物を自慢げに見せびらかしたりするのに、他人にはさわらせなかったりして、自分だけの満足感に浸ったりするのが子供らしいところですよね。でも、そんな子供に、ぜひ読んであげたいのが『そらまめくんのベッド』です。そらまめくんは自分の宝物のベッドを、だれにも使わせてあげないのです。でも、そんなある日ベッドがなくなってさあ大変。やっと見つかった時には、そのベッドは・・・・。ここからそらまめくんが心の広さを育んでいきます。何回読んでも飽きない絵本でもあります。ぜひ読んでみて下さい。
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なかなかよいと思う しかけ絵本も見せ方しだい  投稿日:2006/03/21
きいろいのはちょうちょ
きいろいのはちょうちょ 作: 五味 太郎
出版社: 偕成社
黄色いちょうちょを追いかけてつかまえようとする男の子が、ちょうちょだと思って近づくのに、つかまえてみるとちょうちょじゃないということを繰り返すお話。本のページにちょうちょの形の穴があいていて、次のページにつながっていくところが、子供たちの興味をひきますね。でも、これはページのめくり方や読み方、見せ方の技術も必要です。子供の反応を見ながら、いいタイミングでページをめくってみてください。うまく読めた時には子供も大喜びで、やったーって思いますよ。
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なかなかよいと思う 小学校入学の時期に  投稿日:2006/03/18
ますだくんのランドセル
ますだくんのランドセル 作・絵: 武田 美穂
出版社: ポプラ社
『となりのせきのますだくん』もいいけれど、小学校入学の時期に読みたくなるのがこの1冊。初めてこの絵本を手にした時は、絵本というよりマンガみたいな本だなあって思いました。これなら本をあまり読みたがらない子でも親しみやすいかと思います。ただ、1ページに4コマ5コマと絵が構成されているから、読んでいる時に子供たちがどこの絵を見ているのか心配になったりもします。でも、子供たちは喜んで聞いていますよ。自分たちの生活にありそうなやりとりに共感しているのかもしれません。ますだくんの言葉もユニークで、読みながら笑ってしまいます。たまにはこういう絵本も読まなくっちゃね。
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自信を持っておすすめしたい 厳しい自然の中で生きる力  投稿日:2006/03/17
えぞりすのあさ
えぞりすのあさ 作・絵: 手島 圭三郎
出版社: リブリオ出版
北海道を舞台にした動物たちの姿を、力強い版画で描き出した絵本。版画ならではの世界がありますね。いつまでもながめていたくなる、そんな絵本です。そして、私が気に入っているのは、えぞりすたちの生き方が書かれているところです。大自然の中で、生き抜くためにえぞりすたちがどんな生活をしているかが書かれています。「うろ」という言葉も子供たちには初めて聞く言葉ではないでしょうか。絵本を読むことで、実際には体験できないことを学び、知らない言葉を学ぶ、だから子供たちに絵本を読んであげたいと私は思うのです。
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なかなかよいと思う かわいい絵に思わずにっこり  投稿日:2006/03/16
でんしゃにのって
でんしゃにのって 作: とよた かずひこ
出版社: アリス館
でんしゃにのってうららちゃんが一人でおばあちゃんのところへ出かけて行きます。おりる駅は「ここだ」駅です。そんな書き出しから、おもしろさを感じて、次はなに?次はなに?と期待しながら読んでいきます。乗り物の絵本は男の子のものみたいな感じが多いけれど、これはかわいい女の子が電車に乗って行くから、女の子にも身近に感じてもらえます。大人には物足らないようなお話ですが、シンプルさが子供にはかえって良いみたいです。幼稚園児から小学校低学年向きだと思います。かわいい絵ににっこりしながら読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい 子供と一緒にかずあそび  投稿日:2006/03/15
かずあそび ウラパン・オコサ
かずあそび ウラパン・オコサ 作・絵: 谷川晃一
出版社: 童心社
絵本というと、お話がおもしろいとか、絵がきれいという感想が多いでしょうけど、この本は、子供と一緒にかずあそびができる本です。それも出てくる数は1と2だけ。1がウラパンで、2がオコサです。はじめは何のこと?って、きょとんとした表情の子供たちが、ページをめくるうちに、声を出し始めます。2年生・3年生くらいが一番乗りがいいかなあ。算数が苦手な子供でも、こんなところから数を楽しめたら好きになるのかもしれませんよ。
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