新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ミセスそらまめ

ママ・40代・愛知県、男19歳 女17歳

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自己紹介
数年前に、子供が通う小学校の読み語りボランティアに参加していた主婦です。子供たちもすっかり大きくなってしまい、家庭の事情でボランティアを退会しました。今は、地域の図書館分館で図書の整理をするボランティアをしています。本の整理をしながら、絵本や児童書にふれあうことが楽しみの1つです。
好きなもの
四季折々の自然を感じることが好きです。
ひとこと
自分の健康を保つために、読書は欠かせません。中でも、絵本は心を穏やかにしてくれます。絵本を読む、心のゆとりを持ち続けたいものです。

ミセスそらまめさんの声

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自信を持っておすすめしたい お見事!と叫びたくなる絵本  投稿日:2006/04/27
絵くんとことばくん
絵くんとことばくん 作: 天野祐吉
絵: 大槻あかね

出版社: 福音館書店
絵本というと、図書館の絵本コーナーに並んでいるのが大半ですが、この絵本は、児童書コーナーに並んでいます。小学校4年生の男の子が今のおこづかい500円を何とか1000円にしてもらうために、考えるところからお話が始まります。そして、頭の中で、ことばくんと絵くんが出てきて、こんな方法はどうだろう、と次から次へとアイデアを出しあいます。「自分ばっかりつかわないでこどものこづかいふやせ!」「このままでは日本中のこどもの怒りが爆発するぞ いそいでこづかいを倍にしよう」「こづかいアップで成績アップ」「おこづかいが倍になると ぼくの世界も倍にひろがる」・・・などなど。さすがは天野祐吉先生。キャッチコピーがこんなにあふれた絵本は初めてです。ぜひ、子供に読んであげたい。言葉の暴力なんて言われる今の時代に、言葉ってこんなにおもしろいものなんだと、ぜひ子供たちに知らせたいと思いました。そして、このお話の最後に、どんな言葉が表されているかは、読んでからのお楽しみです。読み終えて、私は、思わず「お見事!」って叫んでしまいました。
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なかなかよいと思う むかしばなしを楽しもう  投稿日:2006/04/22
てのひらむかしばなし へっこきあねさ
てのひらむかしばなし へっこきあねさ 作: 長谷川 摂子
絵: 荒井 良二

出版社: 岩波書店
てのひらむかしばなしのシリーズの中の1冊で、長谷川摂子さんの文に、荒井良二さんが絵を描いたものです。「むかし あるところに、だいくの あんにゃが ばあさと くらしていた。 そろそろ よめを もらいたいと おもっていたところ、せわをする ひとが あって、となりむらから いい あねさが よめにきた。」
こんな文章で始まるお話です。よめにきたあねさが、へをこくことでいろんな騒ぎを起こします。とにかくおもしろいからぜひ読んでみて下さいね。
むかしばなしの言葉にも、あたたかみがあって、普段使わない言葉に子供たちは戸惑いながらも、絵を見ながら意味がわかるのでしょうね。へをこくというだけで、おもしろくてたまらないという感じになりますよ。そんな反応が楽しくってまた読みたくなるんですよね。
それから、絵の中に字が書かれているところが時々あって、これは、荒井良二さんの直筆なんだろうなあ、と思いながら読みました。味わいがあります。
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なかなかよいと思う 五月病をふきとばすような絵本  投稿日:2006/04/22
ますだくんとはじめてのせきがえ
ますだくんとはじめてのせきがえ 作・絵: 武田 美穂
出版社: ポプラ社
「ますだくん」シリーズはどれも気に入っていますが、学校生活で新年度がスタートして慣れてきた頃に、こんな絵本を読んでみるといいかもしれませんよ。
子供たちの世界って、毎日いろんなことがあって、楽しいことばかりじゃないっていうことが、絵本の中でわかってきます。誰にでもありそうな出来事が次々に書かれていて、読みながら、あるあるって思っちゃいます。
もし我が子がこんなこと言われたらどうするだろうなんて、親としては心配は尽きませんが、この絵本は、子供なりに自分の力で解決していくからすごいです。それに、ちょっといじわるそうにみえるますだくんも、本当はやさしくていいところがあるから好きです。
子供は人に対して表面的なところしか見ずに判断しがちですが、こんな絵本を読んでいくと、本質が見えてくるのかもしれませんね。
五月病かもなんて落ち込みそうな時に、この絵本を読んでいやなことをふきとばしちゃいましょう。
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なかなかよいと思う 家族の姿がほのぼのと伝わってきます  投稿日:2006/04/18
でこちゃん
でこちゃん 作・絵: つちだ のぶこ
出版社: PHP研究所
てこちゃんという女の子が、お母さんに髪の毛を切ってもらったら、前髪が短くなりすぎておでこが丸見えになってしまい、家族から「でこちゃん」と呼ばれてしまいました。てこちゃんは、自分のおでこが嫌いになってしまい、幼稚園に行きたくなくなってしまいました。
泣き出したてこちゃんにおねえちゃんが、「おでこがすきになるおまじない」をしてくれます。さあ、どんなおまじないでしょう。そして、てこちゃんは、幼稚園に行けたのでしょうか?
家族のほのぼのとした様子が伝わってくる絵本です。どこの家庭でもありそうな、ちょっとした出来事が絵本になって、とても親しみやすいです。
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なかなかよいと思う だんごむしと遊びたくなるかもね  投稿日:2006/04/18
だんごむしそらをとぶ
だんごむしそらをとぶ 作: 松岡 達英
出版社: 小学館
子供の頃って、虫とかに興味を持ったりしますよね。虫が嫌いなお母さんも絵本の世界なら大丈夫。ぜひお子さんと虫の世界を楽しんでみて下さい。『だんごむしそらをとぶ』は、空を飛びたいなと思っただんごむしが、いろんな工夫をして空を飛ぶというお話です。空を飛んだあと、どうなるかは本を読んでからのお楽しみです。本を開くと、まるで本物の虫たちが本の中から出てくるような絵が描かれています。文字が小さめになっているのは、絵の世界を楽しむためかもしれませんね。読み終わったら、きっとだんごむしと遊びたくなるかもしれませんよ。
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なかなかよいと思う 算数の興味を広げられる絵本  投稿日:2006/04/12
算数の呪い
算数の呪い 作: ジョン・シェスカ
絵: レイン・スミス
訳: 青山 南

出版社: 小峰書店
絵本の中には、お話のおもしろさを味わうものや、絵の美しさを味わうものなど、いろいろなタイプがありますが、この本は、ちょっと変わった絵本かもしれません。題名を見ただけでちょっとひいてしまう子もいるかもしれませんね。
『算数の呪い』だなんてね。

月曜日の算数の時間、フィボナッチ先生がいったのよ、「みなさん、たいていのことは、算数の問題としてかんがえられるんですよ」

ここから始まるお話は、次から次へと算数の問題が出てきます。本当に呪いかどうかは読んだ人のお楽しみです。

算数嫌いの子供って多いですよね。実は、私は算数が大好きです。だから、子供たちに算数を好きになってほしいなあって気持ちも込めて、時にはこんな絵本もいいかと思って、読んだりします。生きていく上で、算数って必要だし、わかっていると便利だし、やっぱりおもしろいと思います。

授業以外に、こんな絵本で算数の興味を広げてみるのもいいかもしれませんね。
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なかなかよいと思う 私もタコになってみよう。  投稿日:2006/04/12
ぷかぷか
ぷかぷか 作・絵: 石井 聖岳
出版社: ゴブリン書房
タコが海でぷかぷかうかびながら、空をながめて考えます。
「もしそらをとべたら、どうやってとぼう?」

タコが?タコがです。

こんなふうにとぼうか、こんなふうかなあと、飛び方を考えている様子の絵が何ともおもしろいです。タコはひたすら、空をとぶ方法を考えて遊ぶのです。何だかこういう話っていいなあって思いました。きっと子供たちもいろんなことを考えて遊んでいるんじゃないかなあって、思います。

親子でこんな絵本を読みながら、会話を楽しめたらいいですよね。大人になってしまった私も、タコになってみたいと思いました。どんどん、空想をふくらませて楽しめるといいですよね。ぜひ、読んでみて下さい。
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なかなかよいと思う きつねと仲良し  投稿日:2006/04/04
きつねのかみさま
きつねのかみさま 作: あまん きみこ
絵: 酒井 駒子

出版社: ポプラ社
新美南吉の童話『手ぶくろを買いに』の中に、親ぎつねが「ほんとうに人間はいいものかしら。」という言葉がありますが、この絵本もまた、人間ときつねがふれあうお話です。りえちゃんと弟のけんちゃんがきつねに出会うお話。きつねのりえちゃんも出てきます。現実にはありえにような出来事も絵本の世界で体験できることが、絵本の魅力ですよね。この絵本のように、人間ときつねが仲良しでいてくれるお話は、子供たちに安心して読んであげられます。そして、この絵本の素晴らしさは登場人物の心情が描かれているところです。他人を思いやる気持ちは、こんな絵本を読みながら自然に育っていくものかもしれないと思いました。ぜひ、皆さん読んでみて下さい。
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自信を持っておすすめしたい 名作を大切に  投稿日:2006/04/03
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに 作: 新美 南吉
絵: 黒井 健

出版社: 偕成社
日本の童話にはたくさんの名作があり、それが絵本になっていろんな出版社から出ています。だから、同じお話でも出版社によって、絵が違ったり、文が違ったりするので、いろいろ読み比べてみるとおもしろいですよね。
今回紹介する『手ぶくろを買いに』もいろいろありますが、私は、偕成社の日本の童話名作選シリーズの1冊になっている『手ぶくろを買いに』を取り上げました。
これは、旧かなづかいを新かなづかいにしてありますが、その他は原文のままです。
子供にはちょっと難しいかもしれませんが、ふりがなもふってあるので、読めないことはないし、大人が読んであげるのなら、何も問題はありません。
むしろ、新美南吉さんの世界を原文のまま楽しめることに喜びを感じます。時間をかけてゆっくりと、お話の世界を楽しみたいですね。名作を大切にして読み伝えていくのも大人の役目かもしれません。ぜひ、読んでみて下さい。
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なかなかよいと思う 大型絵本も楽しんで  投稿日:2006/03/31
ドアがあいて…
ドアがあいて… 作: エルンスト・ヤンドゥル
絵: ノルマン・ユンゲ
訳: 斉藤 洋

出版社: ほるぷ出版
小学校の教室で読み語りをしていると、大型絵本を読むことがあります。一般的な絵本の大きさよりも2倍以上の大きさがあって、ページをめくるのにちょっと大変ですが、たくさんの子供たちにも絵がよく見えて、迫力も出るので好評です。

今回選んだ絵本『ドアがあいて・・・』も32cm×43cmの大きさの本です。本を開くとどのページも左のページが文字、右のページが絵になっています。だから子供たちは、じっと絵のページだけを見ながらお話の世界に入って行けます。

病院らしい場所の待合室に、5人座って待っているところから話が始まります。一人ずつ入っては出てくるという、繰り返しで、最後にぼくが入って行きます。それまで中の様子はわからないから、どきどきしながら話が進み、いよいよぼくの番というところで終わります。

それで、ぼくはどうなったかが描かれていなのに、子供たちには想像できる、そんな本です。色合いも落ち着いていて、私は好きです。たまには大型絵本も楽しんでみてはいかがでしょうか。私は、我が子一人を相手に、リビングで読んだこともありますよ。
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