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どろ と たこ と おいも
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投稿日:2006/04/05 |
表紙の黄色く丸い頭がヒョコッと出ている絵に惹かれて借りてみました。
地面から出たどろにんげんと、海から出たたこ。この組み合わせも面白くワクワクします。
大きいおいもを我慢して焼いて作った、ほこほことした焼き芋もとってもおいしそう。
でも、残念ながら、我が家では他の長新太さんの作品に比べて、子どもの喜び度は少なかったのでした。
無条件に何かを嗅ぎ取って喜ぶには、我が家の子どもたちはちょっと大きくなってしまったのかもしれません。
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友だちへのプレゼントに
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投稿日:2006/04/05 |
昔、本をプレゼントするのが好きでした。特に気に入った本だと「いいでしょ、いいでしょ」と宣伝したくなり、自分が感じた「素敵なもの」を共有したくなるのです。勿論、感想なんかも聞きたくなってしまいます。
でも、自分と同じように「良かった!」と思わない場合もあるわけで、それは当然のことなのに、結構落ち込んだりしてしまいます。本当に勝手な一人相撲をしていました。
そんな私が、最近本好き友人へのプレゼントに選ぶのがこれ!
林明子さんの絵を迷惑と思う人は、本当に絵本好きにはいないのですもの。
本と違って実用的ですし、本と同じように保管したっていいですしね。
私だって、変に感想を求めたりしませんし、もうご自由に活用してくださいという気持ちで贈るので、気が楽です。
贈ってももらっても嬉しい、大当たりのはがきの本です。
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悲しいんだけど、是非読んで欲しい
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投稿日:2006/04/05 |
節分の本といったら、まず最初に思い浮かぶのがこの本です。
初めて読んだのは幼稚園の頃でしたが、いわさきちひろさんの絵がとても印象的で、美しい節分の本としてずっと心に残っていました。
学校の図書室での読み聞かせ当番が、丁度節分の時期に回ってきたので、よし!と思い、久しぶりに読んでみました。すると、小さい頃の「美しい」という印象より「悲しい」という方を強く感じてしまいました。
おにたは結局誰にも受け入れてもらえなかったのでしょうか。最後に消えてしまい、代わりに豆を遺していくことで、誰かの為になれたという喜びを感じたのでしょうか。
お豆がまだ暖かいという描写がさらに、胸を打ちます。
節分で誰かが福を呼び込む度に、どこかで泣いている傷つきやすい心があるような気がしてしまうラストです。でもそれでもやはり美しい本ですので、是非読んでみて欲しいです。
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ちょっときたない虫たちがユーモラス
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投稿日:2006/04/04 |
娘が日本の昔話がいくつも入っている分厚い本を持っているので、内容は知っていました。飯野和好さんの描いたのはどうかなと思い、子ども達と読んでみました。
さすが、飯野さん、まったくきれいさのない泥臭い虫たちです。このきたない感じが江戸の庶民風を上手く出していて、いいですねえ。お腹が痛いばったが部屋の中央で布団に寝ているのもどことなくユーモラスです。
末っ子の次男は、「むかではわらじを履くのも大変だけど、脱ぐのも大変だねえ。」とちょっとむかでに同情的でした。「むかでは‘百足’って書くんだよ」と言ったら「ほほう」と感心していました。
百足を見事に笑ったお話です。昔話って面白いですね。
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同じ展開が楽しめる
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投稿日:2006/04/04 |
我が家では、『まじょのふるどうぐや』に次ぐ「まじょの」シリーズです。
「ふるどうぐや」は子ども達の大好きな本なので、この本も最初から手ごたえがあり、あやしい魚が出てきた時点で、三人で「これはくまだろう」とか「これはぶたではないか」とヒソヒソやり始めました。そして、それが見事に的中すると大喜び。
そして、展開やセリフが「ふるどうぐや」と酷似しているので、またまた大喜びでした。「呪文はちがう」なんて違うところを見つけるのも楽しいようでした。
子どもって知っているものに対して敏感に反応するので、大人にはマンネリかと思えるものも、ものすごく喜んだりします。同じ展開やセリフというのも、「同じじゃないか!」と非難するより、「同じだ♪ 知ってる、知ってる♪」と大喜びしてしまうのです。
作者としては、創作意欲が湧かないかもしれませんが、是非この全く同じ展開で、どんどん「まじょの」シリーズを続けていってもらいたいものです。
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絵から物語を広げる絵本
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投稿日:2006/04/04 |
NHKの「みんなのうた」という番組が大好きで、一時期録画して何度も観ていた時がありました。その中に、谷山浩子さん作詞・作曲の「まっくら森のうた」というのがありました。本橋靖昭さんの絵に魅かれてこの歌を作ったという谷山さんのコメントを、どこかで目にした記憶があります。
少し前に、テレビ絵本で『まっくら森』をやっていたので、懐かしさと、絵本で出ていたという発見に、この本を借りて読んでみました。
不思議なお話でしたが、あまり胸に響くものはありませんでした。
でも、(文を書いた方には申し訳ないのですが)文を読まずに絵だけを見ていくと、物凄く広がっていくものがあるのです。
とにかく絵が幻想的で美しい。特に、オレンジだけ、青だけ、緑だけといった一色を濃淡や陰陽だけで描いた絵はとても美しく、広がりがあります。
これは、文章で物語を限定してはいけない、絵を自分で読み解いていくものなのだと思うのです。
谷山さんが、絵から一曲作ってしまったように、この絵は人の創造力を刺激するような不思議な魅力を持っています。
我が家では、子どもには読んでいませんが、幻想的な絵が好きなお子さんには魅力的な一冊だと思います。
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なんなんだ?と言いつつ楽しめます
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投稿日:2006/04/04 |
スズキコージは我が家では人気があるので、この本も彼の作品というだけで、ワクワクでした。
そして、最後のページを閉じると一斉に、「なんだったんだ〜?」
そう、まったくわけがわからないお話なのです。
でも、もう一度最初に戻って見ていくと、なぜかきゅうりさんの持ち物が増えていくので、内容とは別にきゅうりさんがどこで何をもらったのかを確認するという楽しみを見つけました。
そして、きゅうりさんが最初は結構シンプルなきゅうりだったことや、何故か足がバネになっていることなんかも発見してまた楽しみました。
そして、裏表紙。皆からもらったものを身に着けてゴテゴテになっているきゅうりさんの銅像が建っています。そこから想像するに、ねずみは街の困り者で、このねずみを追っ払ったらしいきゅうりさんは英雄になったのではないでしょうか。
と、一度読んでみてから、いろいろな角度から自分なりに想像したりすることで楽しさを見つけられるという、なんとも不思議な絵本です。
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お部屋が立ち上がる!
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投稿日:2006/04/04 |
娘がずっと小さい頃、私の姉が、娘と同じ歳の自分の末っ子とお揃いで買ってくれました。もちろん、娘は大喜びでした。
ウチの場合は、お人形遊びをするというより、立体的な3つのお部屋が立ち上がるということが嬉しかったようで、「お家を立ち上げること」がこの絵本の目的のようになっていました。
この立体的なお部屋には、弟達も興味津々で、隙あらば手を出そうと狙っていました。小道具のいくつかは明らかに舐めたりかじったりしたような跡が残っています。
トイレとかお風呂とか生活観が溢れるものがあり、私も楽しく触らせてもらったものです。
ただ、何人もの方が書いていらっしゃる通り、パーツが小さいのでなくなりやすいのが難点です。我が家の場合、いつの間にかメイシーちゃんまでいなくなってしまいました。
でも、家の主が行方不明になった今でも、捨てられずに本箱に入っています。
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拒否しながらも信頼関係はあるのです
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投稿日:2006/04/03 |
この本を初めて手にした時、子どもそのもの!と思いました。娘と息子の関係にそっくりなのです。
子どもの世界は、大人が入ることのできないところがあって、この「あそぼうよ」「あそばない」もそのひとつ。なんやかや言いながら、お互い信頼関係があって、な〜んとなく遊んでいるのです。
ここで、「遊んであげなさい!」なんて親が入ってくる方がかえってこじれたりするものです。
こんな世界をさらっと描いてしまうあたり、五味太郎さんてすごいですね。
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うひゃひゃ、おもしろいよ〜
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投稿日:2006/04/03 |
長男が幼稚園の時にもらってきた本ですが、娘も次男も大好きです。
ビックのいたずらも面白いし、人をおどろかした時のうひゃひゃという会心の笑いも子ども達には大ウケ。そして人をおどかすことが出来ない時のビックのげっそりとした姿とのギャップが、また面白いのです。
我が家では、ひょろひょろになったビックが町に出て、
「ああ・・・・おどかしたい」
「でも、がまん がまん」
「うう・・・・おどかしたい」
「でも、がまん がまん」
と言いながら ふらふら歩いていくところで一番笑いが起こります。
人をおどかしたいのに、一生懸命我慢している姿が妙に共感と笑いを呼ぶようです。
最後は、いい具合に収まります。人をおどかして楽しんでいるとひどい目にあいますよという変に教科書的な終わり方にしなかったところがとてもいいですね!
ビックも自分の楽しみを封印することなく、暮らすことができて本当に良かったです。
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