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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳 男の子25歳

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自己紹介
中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

好きなもの
絵本・読書
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絵本ナビ
 

はなしんさんの声

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自信を持っておすすめしたい ちょっと泣けちゃうけど、いいお話です  投稿日:2006/08/11
ごろはちだいみょうじん
ごろはちだいみょうじん 作: 中川 正文
絵: 梶山 俊夫

出版社: 福音館書店
平仮名で「ごろはちだいみょうじん」と書かれても、なんのことだか、さっぱりイメージがつかめず、読み始めました。
語り口調が、とても楽しく、いたずら者の狸のごろはちのお話だと思い、ウキウキと読み進めていくと、途中から思わぬ展開になっていきます。
梶山俊夫さんの描く飄々とした狸の姿がぴったりで、始めが面白おかしい雰囲気だっただけに、最後が予想外で、余計に泣けてしまいました。
なんとも胸が痛みますが、優しい狸のいいお話です。
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自信を持っておすすめしたい 苦手な友達は、無視してしまう?  投稿日:2006/08/11
あいつもともだち
あいつもともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
友達について考えさせられることの多い「ともだちシリーズ」ですが、今回のお話もまた、ちょっといいお話に仕上がっております。
今回は、冬眠前の挨拶をいろいろなお友達とするのですが、ちょっと苦手意識のあるヘビさんに素直に挨拶できないキツネさん。苦手な友達は、無視してやり過ごしてしまおうという気持ちが働きます。でも、それで本当によかったのかな・・・。なんだかヘビさん、とっても寂しそうな顔をしていたみたい。もし、自分が相手の立場だったら・・・やっぱり傷つくだろうな。
そんな自分の心の狭い行動を冬中引きずってしまう、本当は優しいキツネさんが、なんだかとっても愛しくなってしまいます。そんな気持ちを察してくれるのは、やはり心優しい親友のオオカミさん。いつも二人は一緒で本当に仲良しで、羨ましいかぎりです。
二人で年賀状を書く場面が楽しそうで印象的でした。オオカミさんの年賀状は、手形付きでとってもかわいいんです。なんだかオオカミさんからの年賀状が欲しくなってしまいました。
最後に手のないヘビさんに合わせて、オオカミさんとキツネさんがしっぽで硬い握手を交わすのが、とっても素敵で、こちらまでうれしく、幸せな気持ちになりました。
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なかなかよいと思う なかなか寝ない子のおやすみ絵本に  投稿日:2006/08/06
目をつむるのよ、ぼうや
目をつむるのよ、ぼうや 作: ケイト・バンクス
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: 今江 祥智

出版社: ブロンズ新社
大好きなゲオルグ・ハレンスレーベンが、絵を描いているので、思わず手に取った絵本。
かわいいトラの子が、起きているのが楽しくってなかなか眠ろうとしません。でも、お母さんは、決してしかったりはしないで、優しく会話しながら、安心して眠れるようにと話をどんどん進めていきます。子供の言う、一見くだらないとも思われる言い訳を一つ一つ丁寧に受け取って、夢のある返答をするトラのお母さんは、とても素敵です。
ゆったりした気分で、優しく読み聞かせしながら、親子で寝る前のひと時を楽しみたい絵本です。
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ふつうだと思う 絵がすばらしい  投稿日:2006/08/04
鹿よ おれの兄弟よ
鹿よ おれの兄弟よ 作: 神沢 利子
絵: G・D・パヴリーシン

出版社: 福音館書店
シベリアを舞台に人間と自然のかかわりを瑞々しく描いている。
猟師にとって、鹿は、ただの食料ではなく、皮で着る物、履く物を作り、そして肉を食べることにより自分の血を作るので、血を分けた兄弟という考えになる。
大自然の中の鹿を猟師の視点から淡々と語られていて、丁寧な印象がする。ただ、絵本にするには、ちょっと文章が硬すぎる感がある。寧ろ文学として、味わいたい気がするのは、私だけでしょうか。絵もとても繊細で美しく、大変完成度の高い作品なのですが、それが私にとっては、やや硬派すぎて、とっつきにくい絵本となってしまいました。
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なかなかよいと思う 朝鮮半島の昔話。  投稿日:2006/08/04
パンチョギ
パンチョギ 作: ソジュンエ
絵: ハン ビョンホ
訳: かみやにじ

出版社: 少年写真新聞社
表紙の大きなトラの絵を見て、てっきりパンチョギとは、このトラのことかと思って読んだら、そのトラの下に描かれた片手片足、片目の男の子の名前だった。
朝鮮半島の昔話。
子供に恵まれないおじいさんと、おばあさんが、夢に現れた仏様の言葉に従い井戸にいる三匹の鯉を食べた。おばあさんは、三匹の鯉をとって食べようとしたが、猫に一匹だけ半分食べられてしまった。残った二匹半の鯉を食べたら・・・。
気立てがよくて力持ちの、一眼一足のパンチョギは、どんなに意地悪されてもめげることなく、まっすぐに前だけを見て進んでゆくたくましい男の子。外見的には、障害者なのだが、どんな難問でも解決してしまう豪快さが素晴らしい。自分の足りない部分は、全く気にしていない。
最後に金持ちの娘をさらってお嫁さんにするのだが、きちんと相手の意思も後から確認し、決して力づくで問題を解決するなどと浅はかなことはしないところが好感が持てる。
娘も、外見の悪い彼を気に入ってくれる人の良さがあり、なんとも微笑ましい。
大きな絵本なので、教室で読み聞かせするのもよいのではないでしょうか。
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ふつうだと思う 子供を勇気づける言葉  投稿日:2006/08/04
教室はまちがうところだ
教室はまちがうところだ 作: 蒔田晋治
絵: 長谷川 知子

出版社: 子どもの未来社
おっしゃっている内容は、すごく好感をもてます。ただ、いかにも学校の先生の書いた文章で終始してしまい、まるで一方的に説教を聞いている気分になってしまうのが、ちょっと残念です。

神様でさえまちがう世の中
ましてこれから人間になろうと
しているぼくらがまちがったって
なにがおかしい あたりまえじゃないか

これってちょっとひっかる。子供だって一応人間ですよ。まだ、立派な人間ではないかもしれませんが、でもれっきとした人間を私たちは、育てているので、この文章を見たとき、ちょっと子供には読めないな、と思ってしまいました。
でも、作者の「教室はまちがうところだ」という言葉を聞いて、勇気づけられる子供は、絶対にたくさんいるはずなので、もうちょっと違ったかたちで、もう一回絵本にしてもらいたいなあと思います。
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なかなかよいと思う 幼児が喜びそう  投稿日:2006/08/02
みのりちゃんのすてきなおうち
みのりちゃんのすてきなおうち 作・絵: 佐藤 忠志/河口 将和/バンダイナムコゲームス
出版社: トランスビュー
親子で一緒に読みたくなる絵本です。子供に誰のお家かな、と想像させて、会話を楽しめるところがころが、とてもいいですよね。
音の繰り返しも、耳に心地よく残り、音でも楽しめると思います。
絵も、とてもかわいらしいので、小さい子にぴったり。
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自信を持っておすすめしたい 言葉遊びを楽しんじゃおう!  投稿日:2006/08/02
こんにちワニ
こんにちワニ 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: PHP研究所
だじゃれが楽しい!
絵がかわいい!
読み聞かせの時間が余っり、導入で子供心をつかむのにも使えそうですね。
こういう絵本はドンドン出して欲しい。
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なかなかよいと思う 野球少年にぴったりの絵本みつけた  投稿日:2006/08/02
ホームランを打ったことのない君に
ホームランを打ったことのない君に 作: 長谷川 集平
出版社: 理論社
出だしの部分は、ちょっと野球のよくわからない人には、ちんぷんかんぷんの言葉が続くので、ちょっと戸惑いました。
でも、後半に、ぐっとくるものがあります。
練習で一回も、ホームランを打ったことがないくせに、試合のここぞという場面に自分の打つ番が回ってくると、つい一発ホームランを狙ってしまう、まだまだ未熟者の小学生の僕。それを高校生の知り合いのお兄ちゃんに指摘され、目から鱗。やはり、年上の友達は、頼りになっていいなあ。
でも、このお兄ちゃん、実は、自分でもある問題を抱えていたのです。一緒に頑張ろうという優しさが、胸に染みます。
最後に少年が見た夢が、とっても素敵でした。
野球をやっている子には、是非読んで欲しい絵本です。
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なかなかよいと思う 夢のあるお話  投稿日:2006/08/02
なつのゆきだるま
なつのゆきだるま 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: ふしみ みさを

出版社: 岩波書店
子供の頃、雪だるまを凍らせたら夏まで生きているのかなんて、この絵本の子供のように想像を膨らませたものです。こんな私のように考える子どもは、たくさんいると思います。でも、この本の偉いところは、実際に家の冷凍庫に入れて夏まで凍らせてしまったところです。これを許すお母さん、素敵ですよね。私だったら、きっと、邪魔だとかいって、適当なところで出してしまいそう・・・。子供心を大切にする大人に見守られて育ったこの子は、きっと素敵な大人に成長するのだろう。
心温まる絵本ながら、夏に読めば、ちょっと涼しい気分を味わえます。
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