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ヨットのイメージがわかなかったかな
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投稿日:2006/12/12 |
スモールさんのシリーズは、4歳の息子のお気に入り。
はじめて、「ちいさいヨット」を借りてみました。
今回は、船長のスモールさんが、ヨットに乗るお話です。
スモールさんがヨットに乗り込んで、ヨットをあやつる様が淡々と語られています。
オールをしまい、ボートをくいにつなぎ、ヨットに乗り込み、帆をあげます。
つりをしたり、昼寝をしたり、どしゃぶりの雨にたたられたりしながら、家にたどりつくスモールさん。
ヨットというもの自体、見ることも少ないし、乗ったこともないせいか、ちょっと様子がわからなかったかな?
うちの息子、ほかのシリーズのようには、ハマりませんでした。ちょっと残念。
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雲の写真が美しい
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投稿日:2006/12/11 |
『旅するベッド』では、ジョージーの小さな古いベッドは、どこへでも旅ができるのです。
そして、『ガンビーさんのふなあそび』や『ガンピーさんのドライブ』で、ガンピーさんは、どんなお願いも怒らずに聞いてくれるのです。
ジョン・バーニンガムの作品は、いつも子供にやさしく、けして子供を裏切らないと、どこかの本に書いてありましたが、ほんとに、そんな静かな暖かさの残る絵本が多いです。
『くものこどもたち』は、空や雲の写真の中に、子供たちの絵が溶け込んだ、とても美しい絵本です。
お父さん、お母さんと山登りの下山途中、つまづいて、がけから落ちてしまったアルバート。
お父さん、お母さんは、愛するアルバートを必死に探すけれど、見つからず、嘆き悲しみました。
でも、アルバートは、運良く、雲の中に住んでいる子供たちのおまじないによって、助けられるんですね。そして、雲の上で暮らすんですね。
雲に登って、飛んだりはねたり、雷嵐になると、大きな音を出し、虹がかかると、その絵を描き、風の強い日は、雲のりレースをしました。
アルバートは、そんな暮らしをとても楽しんでいたのだけれど、雲のベッドから見下ろした街に灯りが見えて、お父さん、お母さんや、自分のちっちゃなベッドが恋しくなるのです。
「うちに帰りたい。」
その大きな声が、女王様の耳に届き、女王様は、アルバートを家に送り返します。
7歳になったばかりの娘は、これを読んでひと言。「見たことなかったけど、やっぱり雲の上って歩けるんだ。」
雲の上の世界、雲の上の子供たち、こんなふうな世界があったら素敵だな。
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元気なおばあちゃん
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投稿日:2006/12/11 |
ある小さなうちに、おばあさんとねこが一緒に住んでいました。
おばあさんは、とてもおばあさんで98歳でした。
ねこは元気な男のねこで、毎日、釣りざおを持って、魚釣りに行きました。
ねこは、毎日、おばあちゃんも魚釣りに誘うのだけれど、おばあさんは、決まって「だって、私は98歳だのも。98歳のおばあさんが魚釣りをしたら似合わないよ。」と言って断りつづけていました。
でも、ひょんなことから、おばあさんは、「5歳」になるのです。(なったつもりになるのです)
そして、5歳なんだから、と、おばあさんは、ねこと一緒に魚釣りに出かけることにするんです。
おばあさんは、もう長いこと、遠くまで行ったことなんてなかった。
でも、野原はとても広くて、風が気持ちよくて、たくさんの花が咲いていて...5歳って、まるでちょうちょみたいだと思うんですね。
そして、ねこと同じように、川を飛び越え、ねこと同じように、長靴をぬいで川に入りました。そして、すっかり夢中になって魚をとるんですね。だって、5歳だから。
そして、帰り道に言うんです。「ねぇ、私、どうして、前から5歳にならなかったのかしら。」って。
読んだ後に、なんだか、ほほえましい気持ちになる、お話です。
以前、何かの番組で「年をとってから必要になるのは、みずみずしい感性だ。」っていう言葉がありました。その言葉を思い出した絵本でした。
元気なお年寄りって素敵だと思います。自分も、みずみずしい感性を持ちつづけていたいと思いました。
子供は、この本をどういうふうに感じているのかよくわからないけれど、ばばばあちゃんシリーズは大好きだし、元気なのは好きみたい。
「今日はこれにする。」と持ってくるところを見ると、けっこう気にいっているようです。
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ちょっと思いつかない治療法です。
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投稿日:2006/12/11 |
この『さるの先生とへびの看護婦さん』っていうのが、まず、すごいと思う。
もし、私がお医者さんと看護婦さんを動物でイメージするとしたら、クマのお医者さんと、うさぎの看護婦さん、というところでしょうか。
さるのお医者さんはまだしも、「へびの看護婦さん」という発想は、ぜったいに生まれないと思う。
なぜに、このお話は、さるの先生と、へびの看護婦さんなのか?そこに、大いに惹かれたんですね。
そして、この絵本、題名も「へぇ?」だったけど、内容も「へぇ?!」なのです。
やっぱり、この発想は、私には思いつかないなぁと思った、びっくりもんです。
だって、薬はね、へびの看護婦さんが、いろんな草や根っこを食べて、水を飲んで、よく振ってかきまぜて作っているんです。
寒気がして、ぶるぶる震えているきつねさんを前に、なぜか、へびの看護婦さんが薬を飲む。
きつねさんが、あれれ、と思っていると、へびの看護婦さんは、いきなり、きつねに噛み付くんですね。
へびの看護婦さんが口に含んだ薬を、きつねさんに噛み付いて注射して治すというわけです。そ、そんな...
おなかがちくちくするぶたさん。
さるの先生は、ぶたさんを横に寝かせると、なんと、口を大きく開けさせて、へびの看護婦さんを飲み込ませるんですね。
おなかの中に入っていったへびの看護婦さんは、ぶたさんのおなかの中に、曲がったくぎが刺さっているのを見つけ、それをくわえて出てきます。
そして、最後は、鼻づまりのぞうさん。「鼻の通りをよくするために、少し掃除をしましょう。」と言った、さるの先生は、へびの看護婦さんを、やりのようにつかむと、ぞうの鼻につっこんで掃除するんですね。
どれもこれも、みな「へぇ?!」なの。
すごい、ちょっとこんな発想出てこないと思いませんか?
子供の感想は、一言。「おもしろい!」そして、「お母さん、いい本見つけてきたね。」でした。
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パリの風景が美しい
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投稿日:2006/12/11 |
この絵本、実に60年以上も読み続けられているロングセラーなんですね。知らなかった...
この絵本は、パリの寄宿学校で暮らすクラベル先生と12人の生徒のお話です。
主人公のマドレーヌは、12人の生徒の中でも、1番おちびさんで、でも、ねずみなんかこわくもないし、動物園のトラもへっちゃら、冬が好きで、スキーもスケートも得意、元気な女の子です。
ところが、ある日の真夜中に、マドレーヌが、盲腸炎になり、すぐ手術、マドレーヌは入院することになりました。
寄宿学校の生徒たちが、マドレーヌのお見舞いに行くと、病室には、おもちゃにお人形の家にキャンディーに、たくさんのお見舞いの品。
そして、マドレーヌが自信満々見せてくれた、おなかに出来た盲腸の手術の傷に、みんなは羨望の目をむけるのでした。
この絵本、はじめて読んだ時は、たんたんと書かれているせいか、それほど、よかったぁ〜というような感じは受けない本でした。(失礼な話ですが...)
でも、読めば読むほど、味が出てくるというのかな、子供は気にいっているみたいです。
これ、パリのお話なんだけど、絵本の中に、パリの風景がたくさん出てくるんですね。
エッフェル塔とか、オペラ座、ルーブル美術館など。
私、パリに詳しくないので、そのへんはよくわからないけど、確かにヨーロッパ的な風景も楽しめます。
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幼稚園生活が楽しく書かれているよ
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投稿日:2006/12/10 |
『なきむしようちえん』うちの子を思い出すような、そんな題名にひかれて図書館で借りてきた本です。
この絵本、泣き虫の女の子、みゆきちゃんが幼稚園入園から1年の幼稚園生活をおった絵本です。
幼稚園入園式、みゆきちゃんは、「やだやだ、幼稚園なんか嫌いだよー。」と泣くんですね。そして、入園してからも、毎日毎日泣いてばかり。
幼稚園では畑を作っていて、子供たちは、みんなで元気に土いじりをする。
でも、「おててが汚れちゃうもん。」とみゆきちゃんはしない。
みんながターザンごっこやロープウェーで遊んでいても、「こわいから、いや。」とみゆきちゃんは参加しない。
でもね、1年の間に、みゆきちゃんも、みんなと一緒に遊べるようになるんです。
そして、1年後。「やだよー、幼稚園なんか。おうちに帰るー。」と泣いている子に、みゆきちゃんは言うんですね。「幼稚園はこわくないよ。お友達がいっぱいいるし、うさぎさんもいるし、おいももあるし、やさしいおばけもいるわよ。だから泣くのよしなさいよ。」と。
この幼稚園、動物をいっぱい飼っていたり、緑ゆたかな林が遊び場になっていたり、幼稚園のことが、とても楽しく描かれた本です。
3年前、はじめての幼稚園に、大つぶの涙を浮かべて、幼稚園バスに乗っていったうちの子も、今年の春で小学生。
お母さん、お母さんとかたときもそばから離れないような子だっただけに、最初は不安で、幼稚園でやっていけるんだろうかとずいぶん心配したものでした。
でも、子供は瞬く間に成長し、楽しい幼稚園生活を送りました。
この絵本を読みながら、一生懸命お話してくれるんですね。
「お母さん、なっちゃんも、幼稚園でいっちばん楽しかったのは、お泊り保育だったよ。あぁ、また行きたいなぁ。」
「なっちゃんの幼稚園でも、お芋いっぱい掘れたよね。」
「なっちゃんも、幼稚園大好き。だって、お友達がいっぱいいるからだよ。」
そんな話を聞きながら、娘も、こういうふうに、園で過ごしてきたのかなぁとなつかしく思う1冊でした。
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楽しい遠足
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投稿日:2006/12/10 |
『えんそくバス』の「バス」と、この表紙のおにぎりの上を走っているバスのなんともいえないかわいらしい感じの絵にひかれて、こよなく乗物を愛するうちの3歳の息子にどうかな?と手に取った絵本です。
これが、私が、はじめて手にした中川ひろたかさんと村上康成さんのコンビで書かれた絵本でした。
この絵本が、とても好きになって、その後、2人のコンビで書かれた絵本、たくさん読んだけど、どれもいいなぁ〜。
どれも字は少ない。でも、絵とよくマッチしていて、とても楽しく読める絵本ばかりですね。
この『えんそくバス』のお話も、ストーリー自体は、特別なものではありません。
幼稚園の子供たちが、バス遠足に出かけるんですね。ところが、楽しみで夜なかなか寝付けなかった園長先生は、寝坊してしまって、おいていかれてしまう。
その間に、子供たちは、バスにのり、右に揺られ、左に揺られ、がたがた道を走り、公園に到着。
そこで遊んでいるときに、園長先生がやってくる。でも、寝坊してしまった園長先生は、お弁当が作れなかったんですね。
みんなに、たまごやき、ウィンナーなど、お弁当を少しずつわけてもらって、たのしく食べる、というお話です。
バスで、右に揺られ、左に揺られ、がたがた道を走る様子が、うちの子は気にいっているみたい。
あと、ついた先の公園が実に楽しそうなんだよねぇ。
長い長い長い長いすべり台があるの。このページには、文章はついていないのだけれど、しゅわ〜ん、しゅーーーーって勝手に音をつけて読んでやると、うちの子は、とても喜びます。こんな公園に行ってみたいって。
この園長先生は、「ようこそうみへ」「よーいどん!」他の絵本にも登場するのだけれど、とても愛嬌があって、愛すべきキャラクターです。
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うんちのことがいろいろわかるよ。
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投稿日:2006/12/10 |
五味太郎さんの「みんなうんち」は、何度も読んで聞かせているけれど、ほんとによくできた本だと思う絵本です。
1ページに1行か2行足らずの短い文章ばかりなのに、実に、的確に伝えていると思うんですね。
みんながうんちをすること、大きい動物は大きいうんち、小さい動物は小さいうんち、いろんな形のいろんな大きさのうんちがあるということ。
魚も鳥も虫もうんちをするということ。
カバのように止まってうんちするものもいれば、鹿のように、歩きながらうんちするものもいるということ。
うさぎは、あちこちでうんちをし、たぬきや人間は決まったところでうんちをする。
おまるでうんちしたり、おむつでうんちしたり、いろいろだけれど、大人も子供もみんなうんちをする。
ネコのようにうんちをした後、砂をかけて後始末するものもいれば、何もせずに知らん顔しているものもいる。
水辺でうんちするものもいれば、水の中でうんちするものだっている。
うんちするのも、いろいろだけれど、共通して言えることは、みんながうんちをするということ。
それは、みんながものを食べるからなんですね。
なるほどなぁ〜って感じです。
へびのおしりはどこにあるんだろう?くじらのうんちは、どんなのだろう?なんていうページがあるのも、「そういえば、へびのおしりってどこにあるの?」「くじらのうんち?どんなんだろう?」読んでるこちらが、考えてしまいます。そんなところも、またいいなぁと思うところです。
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楽しいお茶の時間
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投稿日:2006/12/10 |
まりちゃんが、小川のそばでれんげをつんでいると、ささ舟が流れてくるんですね。
ささ舟には、手紙が結んであり「3じのおちゃにきてください。友達連れてきてください。ケーキを作って待ってます。」と書いてある。
差出人は、「みどりのみどり」
そこで、まりちゃんは、途中で出会った友達をたくさん連れていく。
友達のゆきと君、砂糖をかついだ10匹のあり、くるみをかじっていたリス、シーツをかごに取り込んでいたアヒル、粉の袋をかついでいたロバ、牛乳の缶を運んでいた牛....
この面々で、ちょっとこの後の想像がつきませんか?
でも、「みどりのみどり」って誰なんだろう?っていう謎が最後まで残る。そこがまた楽しいところです。
みどりのみどりは、緑色のかえるだったんですね。
みどりのみどりは、みんなのために、大きなケーキを家の中から持ち出してくるんだけれど、ケーキが重すぎて、すってーん!
転んでケーキをぐちゃぐちゃにしてしまうんですね。
そこで、みんなが大活躍。みんなでパンケーキをたくさん作り、何枚も重ねて、シロップをかけ、乾杯。
楽しい3時のお茶のお話です。
子供って、ピクニックとか、お弁当とか、みんなで食べる、おいしいお話、大好きですよね。
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むしろ大人むきの絵本?
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投稿日:2006/12/10 |
デパートの本屋さんに立ち寄ったときに、目に入った絵本。
「どうぶつにふくをきせてはいけません」の題。
そして、その横の「動物が動物のオシャレについて考える会」のシールにひかれて手にとった絵本です。
「どうぶつにふくをきせてはいけません。なぜなら・・・」という文章から始まるこの絵本。
開いていくと、1ページに動物の絵、そのとなりに、1行だけの短い文がついているたぶん小さい子むけの絵本なんだと思うんだけれど...
これは、けっこういけてます(^^ゞ
シャレがきいていて、むしろ大人むけじゃないかと思っています。
動物に服を着せてはいけない理由。それは、やまあらしはとんでもないことになる。(針で服がぼろぼろです)
らくだはのせる場所を間違える。(帽子をこぶにのせています)
へびはそこらに置いてくる。(にょろにょろはいまわる間にずぼんが脱げてしまいます)
羊は汗だくになる。(毛深い上に、羊毛のセーターを着るわけですから)
にわとりはややこしいことになる。(はいたズボンの中に卵を産むことになります)
キリンは間がぬける。(首が長いので、ネクタイをたくさん巻いてしまうからです)
動物の絵は写実的で、困っているふうでもなければ、うれしそうでも、悲しそうでもない。
どれも、ひょうひょうとしていて、そして間がぬけている、その絶妙なバランスがまたとてもいいなぁと思う。
ひさびさに、ちょっと笑える絵本でした。なかなかユーモアあふれる本です。
ちなみに、あとがきを見るとね、作者のジュディとロンは、この絵本が2人で作った2作目だそうです。
ジュディとロンは、よほど寒い日に犬がコートを着る以外は、断固として、動物に服を着せてはいけないと思っている、ということです。
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